ベガーズ・バンケット・レコードとは? わかりやすく解説

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ベガーズ・バンケット・レコード

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/27 13:31 UTC 版)

ベガーズ・バンケット・レコード
Beggars Banquet Records
親会社 ベガーズ・グループ
設立 1973年
設立者 マーティン・ミルズ、ニック・オースティン
販売元 ベガーズ・グループ
ジャンル パンク・ロックニュー・ウェイヴオルタナティヴ・ロック
イギリス
本社所在地 ロンドンワンズワース
公式サイト www.beggars.com

ベガーズ・バンケット・レコードBeggars Banquet Records)は、イギリスインディーズレコードレーベルであり、ベガーズ・グループの母体となったレーベルである。1977年、マーティン・ミルズとニック・オースティンの経営するレコードショップ・チェーンとして設立され、イギリスのパンクバンド「ラーカーズ」(The Lurkers) のデビュー7インチシングル「Shadow/Love Story」のリリースを皮切りに活動を開始。その後、チューブウェイ・アーミーと、それを率いるゲイリー・ニューマンのヒットによってレーベルの将来が約束されることとなった。

ベガーズは様々なサブレーベルを設立している。まず1979年アイヴォ・ワッツ=ラッセルとピーター・ケントによって4ADが設立される。その後、4ADは一旦はベガーズから独立するが、1999年には再びベガーズの傘下に入る。次に1981年には4ADを離脱したピーター・ケントによってシチュエーション・トゥー (Situation Two) が設立され、1992年にベガーズ本体に吸収されるまで活動を続ける。また、1989年にはXLレコーディングスの前身、シティービート (Citybeat) が、1995年にはマントラ・レコーディングスがそれぞれ設立されている。

また、トゥー・ピュア (Too Pure) やウィージャなどのレーベルも次々と傘下に収め、巨大インディーズ・グループを形成していった。

ベガーズ・グループは2008年に事業の再構築を行い、グループの母体となったベガーズ・バンケットとトゥー・ピュアを4ADに吸収させた。これによってベガーズ・バンケットは新規リリースを停止し旧譜のみのカタログレーベルとなった。

主要アーティスト

  • バウハウス (Bauhaus)
  • ベティー・サーヴァート (Bettie Serveert)
  • バッファロー・トム (Buffalo Tom)
  • シャーラタンズ (The Charlatans)
  • ザ・カルト (The Cult)
  • ザ・フォール (The Fall)
  • ゲイリー・ニューマン (Gary Numan)
  • ジーン・ラヴズ・ジザベル (Gene Loves Jezebel)
  • ゴー・ビトウィーンズ (The Go-Betweens)
  • ループ (Loop)
  • ラヴ・アンド・ロケッツ (Love and Rockets)
  • ルナ (Luna)
  • マーク・ラネガン (Mark Lanegan)
  • マーキュリー・レヴ (Mercury Rev)
  • ザ・ナショナル (The National)
  • ピーター・マーフィー (Peter Murphy)
  • ローラースケート・スキニー (Rollerskate Skinny)
  • サザン・デス・カルト (Southern Death Cult)
  • ティンダースティックス (Tindersticks)
  • チューブウェイ・アーミー (Tubeway Army)

関連項目

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