ザ・フォールとは? わかりやすく解説

ザ・フォール

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/10 09:13 UTC 版)

ザ・フォール
The Fall
ザ・フォール(1984年)
基本情報
出身地 イングランド
グレーター・マンチェスター
プレストウィッチ
ジャンル ポストパンク
インディー・ロック
オルタナティヴ・ロック
活動期間 1976年 - 2018年
レーベル ラフ・トレードベガーズ・バンケットマタドール、Narnack、フォノグラム、パーマネント、スローガン、ドミノチェリー・レッド
公式サイト thefall.xyz
旧メンバー マーク・E・スミス
デイヴ・スパー
ピート・グリーンウェイ
ケイロン・メリング
マイク・クラップハム

ザ・フォールThe Fall)は、イングランドグレーター・マンチェスターのプレストウィッチにて1976年に結成されたロックバンドである。

概要

ボーカルの故マーク・E・スミス英語版 を中心とし、1976年の結成から現在まで、幾度ものメンバー・チェンジを経ながら、30年以上のキャリアを誇る。現在までに30枚以上のスタジオ・アルバムを発表している。

単純明快で即効性のあるギター・リフとベース・ラインが交錯するサウンドに乗せ、社会・政治・音楽業界を鋭く風刺、批判した歌詞を吐き散らすスタイルを持つ。

2018年1月24日、スミスが肺がんと腎臓がんで亡くなったことで、ザ・フォールは終焉を迎えた[1]

ソニック・ユースペイヴメントといったアメリカ合衆国オルタナティヴ・ロック・バンドへの影響は計り知れず、またレディオヘッドトム・ヨークもフェイバリット・バンドのひとつに挙げている。

バンド名はアルベール・カミュの小説『転落』に由来する。

メンバー

最終ラインナップ
  • マーク・E・スミス (Mark E. Smith) - ボーカル
  • デイヴ・スパー (Dave Spurr) - ベース
  • ピート・グリーンウェイ (Pete Greenway) - ギター
  • ケイロン・メリング (Keiron Melling) - ドラム
  • マイク・クラップハム (Mike Clapham) - キーボード

ディスコグラフィ

スタジオ・アルバム

  • 『ライヴ・アット・ザ・ウィッチ・トライアルズ』 - Live At The Witch Trials (1979年)
  • 『ドラグネット』 - Dragnet (1979年)
  • 『グロテスク (アフター・ザ・グラム)』 - Grotesque (After The Gramme) (1980年)
  • 『スレーツ』 - Slates (1981年) ※EP
  • 『ヘックス・エンダクション・アワー』 - Hex Enduction Hour (1982年)
  • 『ルーム・トゥ・リブ : アンダイリュータブル・スラング・トゥルース!』 - Room To Live (Undilutable Slang Truth!) (1982年)
  • 『パーヴァーテッド・バイ・ランゲージ』 - Perverted By Language (1983年)
  • The Wonderful And Frightening World Of The Fall (1984年)
  • This Nation's Saving Grace (1985年)
  • Bend Sinister (1986年)
  • The Frenz Experiment (1988年)
  • I Am Kurious Oranj (1988年)
  • 『エクストリケート』 - Extricate (1990年)
  • 『シフトワーク』 - Shift-Work (1991年)
  • Code:Selfish (1992年)
  • 『ジ・インフォテインメント・スキャン』 - The Infotainment Scan (1993年)
  • 『ミドル・クラス・リヴォルト』 - Middle Class Revolt (1994年)
  • 『シリーブラル・コースティック』 - Cerebral Caustic (1995年)
  • 『ザ・ライト・ユーザー・シンドローム』 - The Light User Syndrome (1996年)
  • 『リヴィテイト』 - Levitate (1997年)
  • The Marshall Suite (1999年)
  • The Unutterable (2000年)
  • 『アー・ユー・アー・ミッシング・ウィナー』 - Are You Are Missing Winner (2001年)
  • 『ザ・リアル・ニュー・フォール・エル・ピー』 - The Real New Fall LP (Formerly Country on the Click) (2003年)
  • Fall Heads Roll (2005年)
  • 『リフォーメーション・ポスト・TLC』 - Reformation Post TLC (2007年)
  • 『インペリアル・ワックス・ソルヴェント』 - Imperial Wax Solvent (2008年)
  • 『ユア・フューチャー・アワー・クラッター』 - Your Future Our Clutter (2010年)
  • 『エルザッツ G.B.』 - Ersatz GB (2011年)
  • Re-mit (2013年)
  • The Remainderer (2014年) ※EP
  • 『サブ・リンガル・タブレット』 - Sub-Lingual Tablet (2015年)
  • 『ニュー・ファックツ・エマージュ』 - New Facts Emerge (2017年)

脚注

外部リンク


ザ・フォール

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 18:17 UTC 版)

超次元タイムボンバー」の記事における「ザ・フォール」の解説

チームの代表2人が、それぞれ遊園地にあるフリーフォールのようなつくりのゴンドラ乗り込み全て口頭クイズを行う。番組では最上部は高さ7.5mで、制作費1億円かかったと言われている。 前期ルールでは、持ち時間が多いほどゴンドラ位置低くなるように設定されており、問題読み上げ終わった時点からクイズ正解するまでの間、持ち時間を使うとともにゴンドラ上昇し続ける。持ち時間使いきった時点最上部まで達するようになっていて、そのチームは「BOMBER」(詳細後述)で失格となり落下してしまう。なお、落下する時にはスタジオ内の照明少しの間落とされ同時に失格になった1組スポットライト当てられ落下後に照明戻されるクイズは数種類出題され、全チームクリアした場合失格チーム出た場合変更されることがある解答順は、それぞれのクイズ開始時点で下にいる(残り時間の多い)チームから順番となる。 後期ルールでは、最初からゴンドラ頂上まで上昇し切った状態でババヌキボンバーを行いババ引いた時点失格となり落下する仕組みである。 BIG&SMALLボンバー - チーム2人交互に条件沿って4個の単語答える。頭文字お題として指定され徐々に大きいものや小さいものを答える。例えば、『「か」で始まるもの徐々に大きくする』と指定され場合は、「乾電池カバ火星」といったように交互に繋げられればクリアとなる。 ダンダンボンバー - 基本的にBIG&SMALLボンバー」と同じ。但し、条件物の大小だけでなく値段等、様々な条件拡張されている。 ボインボンバー - 出題され母音と同じ段の文字使ってちゃんとした言葉にする。母音そのまま使って良い例えば、アイウ出題されたら、カジツ果実)やアイス答えれば良い。 メビウスボンバー - 8人全員しりとりを3周行う。ゴンドラ自分チームの番になって1人目に回答順が回る)から、次のチームの番になる(2人目が答え終わる)まで上昇し続ける。1チーム落下した時点終了となる。また、一周毎に答え言葉文字数指定されており、1周目は2文字、2周目は3文字、3周目は4文字となっている。後期にはあるテーマ関係した言葉のみのしりとりになった。 バビブベボンバー - ある言葉に対してカタカナ表記した際のそれぞれの文字後ろに、バ行の同じ段の文字加えたもの(ただし、「ん」には付かない)がアナウンスされるので、その元の言葉当てる問題文では、小文字大文字として発音される。例として、「ウィキペディア」は「ウブイビキビペベデベイビアバ」となる(太字追加され文字)。なお、解答正確に発音することが求められており、意地悪問題として「東京特許許可局のような早口言葉問題になる場合もある。チームどちらか1人正解できれば次のチーム問題が回る。 リバースボンバー - ある言葉が逆から読み上げられるので、その元の言葉答える。「小文字大文字化して発音するルール解答ルールは「バビブベボンバー」と同様。例として、「ウィキペディア」は「アイデペキイウ」となる。 フィーリングボンバー - 最初期のみ出題されていた。指定されお題当てはまる言葉を「せーの」で2人同時に叫び連想した言葉二人とも合致すればゴンドラ止まる。 ババヌキボンバー - 後期1997年4月)から登場したゲーム。あるテーマに関する事柄9項目の中から、テーマ当てはまらない1項目やランキングの1位(ババ)を避けて1項目ずつ選んでいき、ババ引いてしまうと「BOMBER」で落下そして失格となる。数問出題され最終的に落下しなかったチーム勝利となる。答え時にパス行使すると、答え事無く次のチーム順番を回す事が出来る。なお、ババだけが最後に残った場合はその問題終了となり、次の問題出題される。このゲーム回答が、番組エンディングお浚いとして表示されていた。

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