チーム・アゲハ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 02:13 UTC 版)
「ストレイヤーズ・クロニクル」の記事における「チーム・アゲハ」の解説
遺伝子操作によって動物や昆虫の遺伝子を植え付け、人間にはない特殊能力を持った子供たちのグループ。その能力の代償として老化が非常に早く通常は20歳代前後しか生きられず、機関が閉鎖されてからは実験の関係者や犯罪者たちに対して残虐な殺人を繰り返すようになった。 学(マナブ) 車椅子に乗った貧弱な少年で「アゲハ」のリーダー格。能力は身体に巣喰う致死率80%の強力な「ウイルス」で、彼が死んだ瞬間に抗体が失われてパンデミックを発動する。 最終決戦時に重傷を負うが、その後死亡しウイルスが放出されたのか、それとも助かったのかは劇中で描かれることは無かった。 碧(アオイ) 地味な少女で、能力はイルカやコウモリの遺伝子によって高周波で敵を探索する「レーダー」。 能力はまったく戦闘向きではないが、他のアゲハたちと違って生殖が可能であり、また寿命も人間と同じほど。 原作では眼鏡をかけているが、映画版では省略された。 最終決戦後も生き残り、一時期半同棲していた聡志に昴を通じて手ぬぐいを返した。 モモ 明るい少女で、能力はテッポウウオの遺伝子による「超圧縮呼気」であり、歯列矯正具に仕込んだ鉄鋲を吹いて攻撃する。 原作イラストでは、パーマをかけた髪にタラコ唇という容姿。ヒデと同様、なぜか名前が片仮名で表示される。 最終決戦の際には静と共に昴たちに自分たちの情報を教えた後に榊の部隊に射殺された。 静(シズカ) OL風の女性。能力はフグや毒蛇の遺伝子により離れた相手を誘惑する「幻惑麻痺」と口づけをした相手の命を奪う「毒」。 最終決戦の際にはモモと共に昴たちに自分たちの情報を教えた後に榊に銃撃され息絶えた。 壮(ソウ) 10代半ばの少年で、能力はチーターの遺伝子による隆二と同じ「超高速移動」と強い腕力であり、ナイフを使い攻撃する。 原作イラストでは金髪でパンクファッションという姿だが、映画版では黒髪でスカジャンを着ている。 最終決戦の際には、理論的には寿命を超えていたことに加え隆二との戦闘のために「常識を超えたドーピング」を行っていたため、隆二に碧を守るよう頼んだ後静かに息を引き取った。 輝(テル) 大学生風の青年であり、能力は「四本の腕」。映画版では未登場。 最終決戦の際にはヒデ、学と共に渡瀬の居る建物へと侵攻したが、間も無く寿命によって死亡する。 英(ヒデ) 首にタトゥーがあるチンピラ風の青年。能力はアルマジロや甲虫の遺伝子による「全身硬化」で、指を針のようにして戦う。 モモと同じで、なぜか「英」では無く「ヒデ」と名前を片仮名で表示される。 最終決戦後も生き残り、学のウイルスのワクチンを作るよう人類に促すようなインターネットウイルスを作りそれを拡散した。
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