再オープン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/03 08:52 UTC 版)
「卑弥呼の庄」は、「くらはし農村公園 卑弥呼の庄」に改名して2010年10月16日に再オープンした。「大和さくらい」の実質的な債権者でもある西上建設と御所興産(御所市)は、同年10月に新しい運営会社として「株式会社倉橋」設立し、残された施設で営業を行った。駐車場を無料化に戻すとともに、レストランは価格帯を下げて「農村バイキング料理」を中心に取り扱うようにした。敷地内の棚田での古代米の刈り取り体験などは、そのまま継続されたが、経営の主体は広い駐車場とレストランを生かした団体ツアー向けの休憩所的な運営であった。また、地権者である桜井市の了解を得た営業ではなく、債権者としての独断の営業であったため、市有地で民間業者が無許可で営利施設の運営を行う形となり議会でも問題視された。桜井市は施設の明け渡しを求め、「大和さくらい」とともに「株式会社倉橋」を訴えて、土地の返還を求める裁判を起こした。
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