ひめゆり平和祈念資料館とは? わかりやすく解説

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ひめゆり平和祈念資料館

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/31 00:32 UTC 版)

ひめゆり平和祈念資料館
Himeyuri Peace Museum
ひめゆり平和祈念資料館入口、2010年3月撮影
ひめゆり平和祈念資料館の位置
施設情報
専門分野 平和歴史沖縄県女子師範学校/沖縄県立第一高等女学校/ひめゆり学徒隊/沖縄戦
来館者数 400,453人(2023年度、無料入館者24,294人含む)[1]
事業主体 公益財団法人沖縄県女師・一高女ひめゆり平和祈念財団[1]
開館 1989年6月23日
所在地 901-0344
沖縄県糸満市字伊原671-1
位置 北緯26度5分47.5秒 東経127度41分26.5秒 / 北緯26.096528度 東経127.690694度 / 26.096528; 127.690694座標: 北緯26度5分47.5秒 東経127度41分26.5秒 / 北緯26.096528度 東経127.690694度 / 26.096528; 127.690694
プロジェクト:GLAM
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ひめゆり平和祈念資料館(ひめゆりへいわきねんしりょうかん)は、沖縄県糸満市にある博物館

概要

資料館内には、第三外科壕を底から見上げた形で原寸大のジオラマが作られている。また、同じく館内には南風原陸軍病院壕の一部を再現した原寸大模型があり、そこで以前は語り部の証言を直接聴くことができたが、語り部の高齢化により2004年4月のリニューアル以後は証言映像の上映に切り替えられた。第四展示室は学徒隊の戦没した生徒や教員の写真が壁中に貼られており、また、生前の人柄や死亡時の状況が文章で解説されている。BGMとして「別れの曲」が流れている。

沿革

1982年6月6日、沖縄県女師・一高女ひめゆり同窓会総会で平和資料館の建設を決定[2]。資料館建設期成会設置、募金活動、資料委員会設置、用地購入などを経て、1989年6月23日開館[2]。初代館長は元ひめゆり学徒隊引率教員仲宗根政善[2]1990年6月23日より、開館1周年記念「ひめゆりの青春」展開催、以降2004年3月まで常設展示[2]。2004年4月13日、展示リニューアル(1回目)オープン[2]2014年3月19日、登録博物館として認定[2]2021年4月11日、展示リニューアル(2回目)オープン[2]

受賞

脚注

  1. ^ a b c d e f g h i 基本情報”. ひめゆりの塔・ひめゆり平和祈念資料館. 2023年9月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年5月31日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g 沿革”. ひめゆりの塔・ひめゆり平和祈念資料館. 2023年9月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年5月31日閲覧。
  3. ^ 第11回沖縄平和賞受賞者(2022年)公益財団法人沖縄県女師・一高女ひめゆり平和祈念財団立ひめゆり平和祈念資料館”. 沖縄県 (2024年1月11日). 2024年8月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年8月16日閲覧。

関連項目

外部リンク


ひめゆり平和祈念資料館

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/05 03:36 UTC 版)

ひめゆりの塔」の記事における「ひめゆり平和祈念資料館」の解説

1989年ひめゆりの塔隣接地建てられた。 詳細は「ひめゆり平和祈念資料館」を参照

※この「ひめゆり平和祈念資料館」の解説は、「ひめゆりの塔」の解説の一部です。
「ひめゆり平和祈念資料館」を含む「ひめゆりの塔」の記事については、「ひめゆりの塔」の概要を参照ください。

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