ジョニー・ライデン (Johnny Raiden、Johnny Ridden)
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「機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還」の記事における「ジョニー・ライデン (Johnny Raiden、Johnny Ridden)」の解説
本作の中心人物で、階級は中佐。元々は『MSV』の登場人物であり、一年戦争当時、ジェラルド・サカイやトーマス・クルツと共にキマイラ隊に配属される。本作ではこれまでの「ジョニー・ライデンを描いた諸作品」を前提とした上で「様々な説が記録に残る謎の人物」とされており、主人公のレッド・ウェイラインと同一人物なのではという疑念を抱かれている。作中にはレッドを含めた12名の「ジョニー・ライデン候補」が存在しているが、既に5人までが処分済みとなっている。
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ジョニー・ライデン(高機動型ザクR-2)
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「SDガンダムフルカラー劇場」の記事における「ジョニー・ライデン(高機動型ザクR-2)」の解説
名前から勝手なイメージを作り出していたガンタンクに、イメージを壊したとして一方的に撃たれ、その後イメージ通りに英語で会話しようとするも、ガンタンクいわく「なんかムカつく」ということで再度撃たれる(作者いわく「自分のジョニー観にあきれ返りました」)。
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ジョニー・ライデン
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「機動戦士ガンダムMSV戦記 ジョニー・ライデン」の記事における「ジョニー・ライデン」の解説
本作の主人公。本作では従来の人物設定はジオン軍の捏造という解釈で描かれている。強い反ザビ家思想の持ち主。
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ジョニー・ライデン
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「モビルスーツバリエーションの登場人物」の記事における「ジョニー・ライデン」の解説
Johnny Ridden 声:井上和彦 突撃機動軍所属で、階級は少佐(のちに終身中佐)。軍籍番号:PM056330279A。 紅(クリムゾン・レッド)と黒をパーソナルカラーとし、「真紅の稲妻」の異名を持つ。そのため同じ赤系統のパーソナル・カラーを持つ「赤い彗星」ことシャア・アズナブルと戦場では誤認されることが多かったという。また、黄色いユニコーンをモチーフにしたパーソナル・エンブレムをもつ。 宇宙世紀0056年にサイド3第一次移民の3世として生まれた、ジオンでは珍しいアメリカ系。22歳でジオン共和国国防軍に志願。兵学校を卒業後、MSパイロットとして配属される。一週間戦争では曹長としてザクII C型に搭乗。続くルウム戦役において戦艦3隻を撃沈し、その功績により大尉に昇進。乗機もザクII F型に乗り換えており、パーソナル・カラーはこのときから用いられる。 多くのゲリラ作戦で功績を挙げ、少佐に昇進するとともに高機動型ザクII(R-2型)を受領する。ムサイ級「プリムス」と僚艦1隻からなる第8パトロール艦隊(第2方面軍特務中隊)、通称プリムス艦隊のMS戦闘隊長となり、外洋パトロール艦隊の中でもっとも早く連邦軍のMSと交戦し撃破する。この期間に挙げた戦果は、戦艦2隻、巡洋艦4隻、MS5機と伝えられる。 その後突撃機動軍付けの本国要請によりグラナダへ召喚され、ザンジバル級「キマイラ」を旗艦とするエース部隊に転属となり、高機動型ゲルググおよびゲルググキャノンを乗機とする。暗礁宙域での慣熟訓練ののち、第1中隊長となる。同隊はア・バオア・クー防衛戦に参加するが、その際に行方不明となり終身中佐に昇進、軍籍を外される。 『サイバーコミックス』03-04(1988年)掲載(のちに『ガンダムジェネレーション3』(1990年)に再録)の仁木ひろし・小林誠の漫画『Jupiter Mirage』では、宇宙世紀0082年に一年戦争終戦を知らぬまま、ニュータイプの少女ティタと共に宇宙巡洋艦アリアに搭乗し木星圏を航行している。ジュピター・ザクに搭乗し、連邦軍のヘリウム船団への襲撃や、自らのコンプレックスにより具現化した幻影「ジュピターミラージュ」と交戦する。またシャアに対してコンプレックスを抱き、ティタに恋愛感情を抱きながらも、シャアと肉体関係にあった彼女に苛立ちをぶつけている。なおその容姿は黒髪の青年として描かれている(仁木ひろし版)。以上の通り、名前以外にMSV設定との共通点はない。 ゲームブック『機動戦士ガンダム0080 消えたガンダムNT』(1989年)では、一年戦争末に専用のパーフェクトジオングに乗って登場。宇宙でクリスチーナ・マッケンジーの乗る「ガンダムNT」と交戦するが、OVA『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』とは展開が異なる。 漫画『機動戦士ガンダムF90』(1990年-)において製作に参加した山口宏は、ムックのコラムにおいて、『ガンダムF90』のSDクラブ掲載版におけるオールズモビルの総帥はジョニー・ライデンとする設定であった旨を語っている。 書籍『機動戦士ガンダム 戦略戦術大図鑑』(1991年)では、「1年戦争エースパイロット名鑑」に取り上げられ、MS撃墜数185機、艦船撃墜数6隻とされ、これはジオン公国軍第3位の記録である。しかしMSV設定では上記の通り艦船撃墜数を合計すると最低でも9隻となる。搭乗機はザクII C型が記されていない以外はMSV設定と同一。 漫画『アウターガンダム』(1992年)では、ソロモン防衛戦の際に出撃し、その際に「相棒」のザクIIの残骸に別れを告げている。作中で描かれているのは乗機の高機動型ザクII(R-2型)のみで、容姿は不明。 ゲーム『GUNDAM TACTICS MOBILITY FLEET0079』(1996年)では、宇宙世紀0079年10月15日、キシリア・ザビが座乗するザンジバル級「キマイラ」の地球降下を護衛、11月9日には、キシリア・ザビ直属の精鋭部隊によるV作戦阻止任務(サイド7特殊攻撃)に参加している。なお、容姿は金髪の神経質そうな青年として描かれている。 『コミックボンボン夏休み増刊号』(1997年9月)掲載のおとといきたろうの漫画「ジオンの赤い稲妻 ジョニー・ライデン」では、サイド4に不時着したライデンが、連邦・ジオン合同の脱走兵の横暴に苦しむ現地の子供達を救出する様子が描かれた。一人称は「私」であり、紳士的な好男子である。同誌に掲載された 馬場康士の漫画「DEAD ZONE」(上記とものちに『ガンダム短編集』(2006年)に再録)では「ジョニー」という主人公が登場するが、「ジョニー・ライデン」とは一切書かれていないにも関わらず彼であると認識している人が少なくない。元ジオン公国軍の主人公は宇宙世紀0082年、アナハイム社系列の開拓公社の労働者として、作業用に改造されたザクII F2型のパイロットとして生活するが、一年戦争時に地球で難民キャンプを襲撃して多数の民間人を虐殺してしまったこと、犠牲者の中に看護師として働いていた恋人も含まれていたことから酷いPTSDを発症し、やつれ果てた姿を見せている。容姿は金髪痩身の美青年である。 雑誌『コミックジャパン』Vol.1(1997年11月)掲載の沖一の漫画「新・エースパイロット列伝 ジョニー・ライデン編」(のちに『ガンダムパイロット列伝 蒼穹の勇者達』(2001年)に再録)では、少年期にキシリア・ザビに助けてもらった過去があり、最期まで彼女を敬愛し続け戦場に散った姿が描かれている。ア・バオア・クー防衛戦では高機動型ゲルググに搭乗し、陥落間際にキシリア・ザビが座乗するザンジバルが発進したゲートが最期の地とされている。なお容姿は茶色の長髪の青年として描かれていた。 ゲーム『機動戦士ガンダム ギレンの野望』(1998年)では、軽い口調の金髪の美青年とされ、以降の作品ではシン・マツナガとともにMSVを代表するエースパイロットとして登場するようになった。シャアやマツナガとのイベント会話もある。ifシナリオでは、キシリア・ザビ率いる「正統ジオン」に所属する。 漫画『機動戦士ガンダム外伝 宇宙閃光の果てに…if』(2005年)では、ア・バオア・クー防衛戦の際、高機動型ゲルググで第16独立戦隊サラブレッド隊と戦闘するシーンが描かれている。ガンキャノン1機を小破させるが、同隊の反撃を受けて後退する。 ゲーム『SDガンダム GGENERATION DS』(2005年)では、ア・バオア・クー防衛戦で参入するが、反乱を起こしたキシリア・ザビに対しシャア・アズナブルやシーマ・ガラハウと協力し、やむなく敵対するif展開になる。一年戦争終結後はシン・マツナガとともにデラーズ・フリートへの参入か、アクシズに逃れるか選択する。その後はシャア(クワトロ・バジーナ)やマツナガと一緒にエゥーゴに参加する。 OVA『GUNDAM EVOLVE ../9』(2006年10月)では、グリプス戦役を舞台として、「ジョニー」というエゥーゴ、あるいはカラバに入り、ニュータイプ専用機レッド・ゼータのパイロットとして搭乗する予定だったが、薬物投与の後遺症からリタイアを余儀なくされたパイロットの存在が[要出典]、「グレイ・ウルフ」(後述)によって語られる。もともとニュータイプとしての素養に期待がかけられていたようである。書籍『ガンダムMSグラフィカ』(2006年12月)の「Z GUNDAM」では上記OVAの後日談として、宇宙世紀0097年にフリーランスの傭兵として復帰し、コード・ネーム「ライトニング」を名乗り活躍する「ジョニー」の様子が描かれている。また「HYAKUSHIKI」ではジョニー・ライデンのパーソナル・エンブレムが半分見える赤いΖガンダムと思われる機体がアナハイムの社員と写っている写真が掲載されている。 漫画『機動戦士ガンダムMSV戦記 ジョニー・ライデン』(2006年10月)では、ジオン軍のエースとしてのライデン像はジオン軍の捏造であるという解釈のもと「戦争参加に積極的でない反ザビ家思想の持ち主」として描かれている。ア・バオア・クー防衛戦では「真のMS-06R-2」と称される「フルバレットザク」に搭乗する。戦後、ジョニー・ドップの偽名で地球の町の復興に携わるが、シン・マツナガの要請によりDr.Q率いる「真・ジオン公国議会」の野望の阻止のために三度R-2型に搭乗する。鎮圧後は戦死扱いとされ失踪している。 漫画『MSV-R ジョニー・ライデンの帰還』(2010年6月-)では、宇宙世紀0090年を舞台に、『MSV-R』に登場する歴史に埋もれたメカニックの解説とジョニー・ライデンの行方の解明を織り交ぜて描いた内容となっている。また、これまで多様に生み出されたジョニーの人物像は、想像や別人を含んで入り混じった上での推測と解釈されている。 詳細は「機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還」を参照 『MSV-R』(2010年8月)では、新たに専用機としてザクII S型が設定された。R-2型の直前まで搭乗していたとされる。パーソナル・カラーはS型に機種転換後、功績により認められて以降とされており、MSV設定と異なる。 ゲーム『機動戦士ガンダム サイドストーリーズ』(2014年)のシナリオ「ミッシングリンク」では高機動型ゲルググに乗り、ア・バオア・クー防衛戦でマルコシアス隊と共闘してマゼラン級戦艦3隻からなる連邦軍艦隊を殲滅する。また、同隊隊長のヴィンセント・グライスナー曹長にキマイラ隊の予備機のゲルググ高機動型R型を回したのも彼である。なお、階級は大尉とされている。 漫画『MSV-R 虹霓のシン・マツナガ』(2016年)では高機動型ゲルググに乗り、「キマイラ」の隊長としてキシリア・ザビの直命による「反乱分子」シン・マツナガ拘束の任に就いている。マツナガのザクII FS型を速攻で仕留め任務を全うするが、護送先のサイド3ズム・シティでマツナガが逃亡。ゲルググJとの一騎打ちでは互角の戦いを繰り広げるが、デギン・ザビ公王のロイヤル・ガードの介入により勝負はつかずに終わる。 書籍『マスターアーカイヴ MSV』(2018年)では、公国軍広報の発表によれば、スコットランド貴族の末裔に当たる由緒ある血筋とされ、西暦1999年の貴族院法の改正により伯爵家としての権威を失った先祖がアメリカへ移住。曽祖父の代でオーストラリアに渡り、祖父がサイド3に移民したという。 ウェブサイト『魂ウェブ』のコンテンツ「MS開発秘録」(協力:小田雅弘)では、本名はジョナサン・ライデンであるとされ、突撃機動軍第403機動歩兵大隊所属とされた。また、シャア専用機との誤認は、あえて軍部が放置していたことが戦後明らかになったとしている。 備考 バンダイのガンプラのテレビコマーシャルで、ライデンのR-2型が率いるMS部隊がフルアーマーガンダム部隊と交戦する場面をプラモデルで映像化したものがあり、ナレーションでも名前が呼ばれたことから、アニメ未登場のMSV登場人物の中では比較的高い知名度を持った。 名前の由来は、小田雅弘曰く、旧日本軍の戦闘機雷電で、紫電改→カイ・シデンに対する語呂合わせである。ロック歌手のジョン・ライドン(旧名ジョニー・ロットン)については、小田は「ちょっとは関係あるかも」と発言したこともあるが、のちに「ほぼ関係ない」と否定している。 キャラクターそのもののモデルは、川口克己曰く、第二次世界大戦時のドイツの戦闘機パイロット、ヘルマン・グラーフとされるが、もともと小田は派手目なキャラクターにするつもりはなく、ぼんやりと「金髪の大男で気のいい田舎者」をイメージしていたという。 『コミックボンボン』誌上でライデンのR-2型の作例を手がけた草刈健一によれば、最初に作例を発注された際に「レッド・バロン(ドイツの撃墜王マンフレート・フォン・リヒトホーフェンの愛称)」のようにしてくれという直球のオーダーがあったという。ただし小田によれば、赤いパーソナル・カラーの元ネタは「レッド・バロン」ではなく、彼にあやかって整備員により乗機を赤く塗装されたヴォルフガング・シュペーテであり、増尾隆幸がデザインしたR-2型に記された"RB"のイニシャルおよびユニコーンのエンブレムはあからさま過ぎて納得していないという。 R-2型の後にゲルググを愛機としたという設定は、R-2型のプラモデルが売れたためにライデンの機体を増やせないかとの要望によるものである。
※この「ジョニー・ライデン」の解説は、「モビルスーツバリエーションの登場人物」の解説の一部です。
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ジョニー・ライデン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/29 04:57 UTC 版)
「ガンダムパイロット列伝 蒼穹の勇者達」の記事における「ジョニー・ライデン」の解説
第1話の主人公。「深紅の稲妻」の異名を持つエースパイロット。過去にキシリア・ザビに助けてもらった事があり、最期まで彼女を敬愛し続け戦場に散った姿が描かれている。最終乗機はMS-14B 高機動型ゲルググとなっており、ア・バオア・クー陥落間際のキシリアの乗艦であるザンジバルのいたゲートが終焉の地と解釈されている。
※この「ジョニー・ライデン」の解説は、「ガンダムパイロット列伝 蒼穹の勇者達」の解説の一部です。
「ジョニー・ライデン」を含む「ガンダムパイロット列伝 蒼穹の勇者達」の記事については、「ガンダムパイロット列伝 蒼穹の勇者達」の概要を参照ください。
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