日猶同祖論とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 日猶同祖論の意味・解説 

日ユ同祖論

(日猶同祖論 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/21 02:04 UTC 版)

日ユ同祖論日猶同祖論、にちゆどうそろん)は、日本人の祖先が2700年前にアッシリア人に追放されたイスラエルの失われた十支族の一つとする説。但し、ユダヤ人(古代イスラエル人のうちのユダ族ベニヤミン族レビ族)ではなく、ユダヤ人と共通の先祖ヤコブを持つ兄弟民族である。英ユ同祖論など、ユダヤ人と他民族文化を関連づけて論じられるユダヤ人同祖論のひとつ[1]


  1. ^ 浮かんでは消えた英ユ同祖論「日ユ同祖論」の謎
  2. ^ a b c 宮武外骨『奇想凡想』1920年(後に再録、砂古口早苗・解説『面白半分』河出文庫河出書房新社、1995年、ISBN 4-309-47289-3、P.132-133)
  3. ^ National Library of Scotland スコットランド図書館検索ページ でMcLeod, Normanで検索するとIllustrations to the epitome of the ancient history of Japanと著者情報が出る
  4. ^ N.McLeod. “Illustrations to the epitome of the ancient history of Japan”. 国際日本文化研究センター. 2010年7月19日閲覧。
  5. ^ ユダヤ百科辞典 失われた十部族” (英語). 2010年7月19日閲覧。
  6. ^ Rare Books - Important Acquisitions - Illustrations to the Epitome of the ancient history of Japan, including illustrations to the guide book. National Library of Scotland
  7. ^ わが父・手島郁郎について語る手島佑郎、日本キリスト教協議会、1999年11月
  8. ^ 大田俊寛『オウム真理教の精神史』 p.183
  9. ^ 大田俊寛『オウム真理教の精神史』 p.185
  10. ^ 暗殺者西野文太郎の遺書によると伊勢神宮参拝の際土足で上がりステッキで御簾を上げたという不敬を理由とする。
    佐伯好朗博士と「日ユ同祖」論
  11. ^ 『世界の正史』(世界平和社 1964年(昭和39年))
  12. ^ 山根キク
  13. ^ 1948年(昭和23年)5月10日付のきよめ教会(現「基督兄弟団」)機関誌『きよめの友』
  14. ^ 中田重治(1870年(明治3年)‐1939年(昭和14年)「ホーリネス教会」、1936年(昭和11年)からきよめ教会主宰)
  15. ^ 青山学院」ヘブライ語学者 左近義弼とされる
  16. ^ 出典にある表記
  17. ^ 中田あやめ(明治14年(1881)4月15日-昭和14年(1939)9月14日)
  18. ^ 佐伯好朗博士と「日ユ同祖」論
  19. ^ 八咫鏡(やたのかがみ)と神の御名(み名)
  20. ^ a b c 柞木田龍善 「日ユ同祖論はここまで立証できる」『歴史読本臨時増刊 世界 謎のユダヤ』(新人物往来社 1987年3月)
  21. ^ 前方後方墳の思想 青山 博樹 - 研究調査コラム - 遺跡調査部”. 2022年7月15日閲覧。
  22. ^ 前方後円墳の源流はスキタイ・匈奴・高句麗の積石塚にあり ノイン・ウラ古墳群 : 民族学伝承ひろいあげ辞典”. 2022年7月16日閲覧。
  23. ^ 古代日本史の謎(日本ユダヤ同祖論): ユダヤ人の二重構造”. 2022年7月16日閲覧。
  24. ^ 聖書植物(吉岡記念館)
  25. ^ 柞木田龍善『日本超古代史に挑む』
  26. ^ 出エジプト記第12章
  27. ^ 明治以前は 祇園御霊会 といい6月7日 (旧暦)に前祭、6月14日 (旧暦)に後祭されていた。
  28. ^ ユダヤ暦の7月はグレゴリオ暦の9-10月に該当する
  29. ^ 大秦景敎流行中國碑頌
  30. ^ 『原敬百歳』中央公論社、1955年、25頁。 
  31. ^ 近代日本における「偽史」の系譜 -日本人起源論を中心として 長谷川亮一 2-2「偽史」的日本人起源論
  32. ^ 万葉集を朝鮮語で解釈した例はあって、朝鮮半島と交流朝鮮語を知る者で歌を詠んだ者は相当数いたと推測されると藤村由加が『人麻呂の暗号』(新潮社)で主張しており、倭人も朝鮮半島に住んでいたのは事実であるが、恣意的な解釈で言語学としては信憑性はほとんどない。例えば、後述の川守田のように、「アリガトウ」の語源を「ALI・GD 私に(とって)・幸運です」に求めるなど、似た音を探して語源とするという作業は数限りなくあり、歴史的に交流や繋がりがなければ語呂合わせの域を出ない。アリガトウの語源は、「めったにない」という意味の「有難い」であることは、常識となっている。
  33. ^ a b c と学会『トンデモ本の大世界』(アスペクト
  34. ^ 崎谷満『DNAが解き明かす日本人の系譜』勉誠出版
  35. ^ 『日本とユダヤ運命の遺伝子』学研パブリッシング、2011年3月1日。 
  36. ^ 澤田洋太郎『日本語形成の謎に迫る』(新泉社、1999年)
  37. ^ 『新詳世界史図説』浜島書店、2001年版、8ページ
  38. ^ モンゴロイドの形成 Archived 2013年9月6日, at the Wayback Machine. 九州大学総合研究博物館のサイト
  39. ^ 英BBC番組が「イエス・キリスト」の顔を再現
  40. ^ 恐るべき塗油のまなざし
  41. ^ エゴマとは
  42. ^ URL1
  43. ^ URL2
  44. ^ 信州のこまいぬ
  45. ^ ペルシア人が飛鳥にやってきた
  46. ^ (解説書)中村昻(なかむら こう)『金髪碧眼の鬼達』JDC出版、2015年。ISBN 978-4-89008-536-1
  47. ^ (ミトコンドリアDNA)Tanaka M, Cabrera VM, González AM et al. (2004)” Mitochondrial Genome Variation in Eastern Asia and the Peopling of Japan” Genome Research, 14,pp.1832-1850.
  48. ^ (JCウイルス)Yogo Y., Kitamura T. et al.(1998) “Peopling of Japan as Revealed by Genotyping of Urinary JC Virus DNA”, Anthropological science, 106(4),pp.311-325.
  49. ^ 下記論文中に「1-2万年前に分岐」(北海道人と北海道アイヌ人以外の、日本人の白人系ゲノタイプについて)との記述があるが、ただし、こういう、分子系統学におけるいわゆる分子時計は正確さが問題となり、「1-2万年前」より時代は前後する可能性がある。
    • 余郷 嘉明. 鄭 懐穎. 長谷川 政美 他(2003.6)「アイヌから検出されたJCウイルスDNAの系統解析--アイヌの起源と多様性の解明へ向けて」 Anthropological science. Japanese series : the official journal of the Anthropological Society of Nippon,111(1),pp.19-34.
  50. ^ a b World map showing the locations of the sites of urine collection and the territories of JCV subtypes”. 1997年8月19日閲覧。
  51. ^ 中村昻、上記書、第六章 第一節
  52. ^ 朝日新聞 (2006年6月7日). “ネットで流行「アインシュタインの予言」、人違い?”. asahi.com. オリジナルの2006年6月13日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20060613002806/http://www.asahi.com/national/update/0607/TKY200606070141.html 2013年4月9日閲覧。 
  53. ^ 神秘の古代ミステリー 徹底検証!日本・ユダヤ同祖論”. NHK (2023年7月13日). 2024年2月4日閲覧。





英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「日猶同祖論」の関連用語

日猶同祖論のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



日猶同祖論のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの日ユ同祖論 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS