よさこい‐ぶし【よさこい節】
よさこい
よさこい節
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/06 01:41 UTC 版)
高知県に残る民謡。囃子詞として「よさこい、よこさい」と歌われる。その起源については諸説あり、いまだ特定には至っていない。 慶長年間(1596年 - 1615年)、山内一豊が入国して高知城を築いたとき、作事場で歌われた木遣り唄のヨイショコイという掛け声が変化したとする説(この場合はヨイショコイという掛け声の意)。 正徳年間(1711年 - 1716年)、大奥女中の絵島と歌舞伎役者の生島新五郎の情話が絵島節となって諸国に流行し、それが土佐に伝わって変化したという説(この場合は夜にいらっしゃいという意)。 他に、鹿児島県の「夜さ来い晩に来い」という囃子詞を持つ民謡が伝えられたとする説(土佐から鹿児島へ伝わったという説もある)、夜這いの風習と関連させて農耕生活の場で歌われていたと推定する説、よってらっしゃいを意味する土佐の昔言葉という説、などがある。 吉原は性格上日本中の歌があつまる土地であるが、よさこい節を想像させる曲調の新土佐節が残っている。
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