白人神社とは? わかりやすく解説

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白人神社

読み方:シラヒトジンジャ(shirahitojinja)

教団 神社本庁

所在 徳島県美馬郡穴吹町

祭神 伊邪那岐大神 ほか

神社名辞典では1989年7月時点の情報を掲載しています。

白人神社

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/25 06:12 UTC 版)

白人神社
所在地 徳島県美馬市穴吹町口山字宮内
位置 北緯34度0分25秒 東経134度9分1.3秒 / 北緯34.00694度 東経134.150361度 / 34.00694; 134.150361 (白人神社)座標: 北緯34度0分25秒 東経134度9分1.3秒 / 北緯34.00694度 東経134.150361度 / 34.00694; 134.150361 (白人神社)
主祭神 伊弉冉神
瓊瓊杵尊
天照大神
豊秋津姫命
崇徳上皇
源為朝
社格 旧村社
創建 仁賢天皇時代(伝)
例祭 10月27日10月28日
地図
白人神社
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白人神社(しらひとじんじゃ)は、徳島県美馬市穴吹町口山にある神社である。奥宮に「日猶同祖論」の根拠として知られる磐境神明神社がある。

なお、北海道幕別町に漢字で書くと同名の神社(白人神社)があるが、「白人」はアイヌ語地名であり、「チロット」と読む[1]

歴史

伝承によると、仁賢天皇の時代にこの地に白髪の老翁が天下り、この地を「宮内」と改めるよう発言したのが起源とされる[2]

保元の乱の後、讃岐国崇徳上皇を尋ねた源為朝が、阿波国との境にある相栗峠で弓を引いたところ、うなりをたてた矢はこの毘沙門獄に当たり、はねかえって白人神社におちた。この古来弓は、現在は神社の宝物となっており、旧正月14日お的神事が今に伝えられている[2]

慶長年間(1596年-1614年)の初めに稲田示植によって再興されたと云われる。徳島藩の家老であり脇城主の稲田家の信奉が厚かった[2]

一般的には狛犬を置く神社が多い中、白人神社では神様の使いとされるうさぎが置かれており、このうさぎを撫でると開運につながると云われている[2][3]

祭神

境内社

  • 八幡神社
  • 天神社
  • 磐境神明神社 - 奥宮。美馬市指定史跡。磐境とされる南北7m、東西22m、高さ約2mの長方形状の石垣に囲まれ、南側に3つの入口、北側に4つの祠が置かれている。この構造が古代ユダヤの祭祀場と同じであるとして、「日猶同祖論」の根拠として取り上げられている。

交通

関連項目

脚注

  1. ^ 白人神社/北海道幕別町(Chirotto Jinja,Makubetsu Hokkaido Japan) - 神社と狛犬見て歩き”. goo blog. 2023年12月6日閲覧。
  2. ^ a b c d 角川日本地名大辞典 36 徳島県』(1986年 ISBN 4040013603
  3. ^ 2000年,平凡社『徳島県の地名』

外部リンク



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