日鮮同祖論
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/12 16:17 UTC 版)
日鮮同祖論(にっせんどうそろん)は、「日本人と朝鮮人の祖先は同じである」とする論。日朝同祖論(にっちょうどうそろん)、日韓同祖論(にっかんどうそろん)ともいう。
注釈
- ^ 星野は「「皇祖」はまず「出雲地方」(現在の島根)に定着し、次いで大和地方(現在の近畿)に勢力を広げ、神武東征を経て列島先住民を征服し、太陽神に擬されたアマテラスの下、皇国を築いた」という。また、「スサノヲは新羅の主であり、日本列島征服後も朝鮮半島と行き来していた」という。そして、「後にアマテラスとスサノヲが仲違いして、半島側が熊襲を支援し反乱を起こしたことにより半島は列島より離反してしまい、神功皇后による半島侵攻と熊襲鎮圧により一時は「日韓複タ一国ト為リ」はしたが、程なくして再び新羅が離反、唐と連合して白村江の戦いで日本と百済の連合国を破り、天智天皇の代にして完全に半島を失うに至る」という。星野はこれを「憤慨歎惜」と嘆き、豊臣秀吉の朝鮮征伐を「其武功ヲ激賞」している。
- ^ 騎馬民族説自体は現在、完全に否定されている[要出典]。
出典
- ^ a b 世界大百科事典 第2版「日鮮同祖論」
- ^ Roy Andrew Miller:ロイ・アンドリュー・ミラー『日本語 歴史と構造』小黒昌一訳、三省堂、1972年(原著は1967年)。R.A.ミラー『日本語とアルタイ諸語』西田龍雄監訳、近藤達生、庄垣内正弘、橋本勝、樋口康一共訳、大修館書店、1981(原著は1971年)
[続きの解説]
「日鮮同祖論」の続きの解説一覧
- 1 日鮮同祖論とは
- 2 日鮮同祖論の概要
- 3 脚注
- 日鮮同祖論のページへのリンク