さくとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 >  さくの意味・解説 

さく【×幘】

読み方:さく

昔、中国で、髻(もとどり)を覆い隠し、髪を包むのにつけたきれ。頭巾

天皇神事に臨むとき、冠の巾子(こじ)と纓(えい)をくくる白い生絹(すずし)。巾子後ろで結び、その端を垂らす


さく【×蒴】

読み方:さく

コケ植物胞子嚢(ほうしのう)。球形楕円形などで、熟す開いて胞子放散させる。


さく

くわで田畑の土を削りとるように掘ってできた浅い溝。また、その土を盛り上げたうね。

畑のうねの数を数える語。「を二—掘り上げる」


さく


さく【佐久】

読み方:さく

長野県東部の市。佐久盆地商業中心地中心中込(なかごみ)など。岩村田(いわむらだ)はもと内藤氏城下町野沢(こい)の養殖が盛ん。人口10.12010)。


さく【作】

読み方:さく

[音]サク(呉)(漢) (呉)(漢) [訓]つくる なす

学習漢字2年

[一]サク

工夫して物をこしらえる。「作詞作者作成作品工作試作・製作・創作

こしらえた物。作品。「遺作傑作拙作名作三部作

なす。行う。「作為作戦

農産物をつくる。また、その成果。「作物(さくもつ)/間作耕作米作豊作

おこす。盛んにする。「作興(さっこう)/振作

美作(みまさか)国。「作州

[二]〈サ〉

なす。行う。振る舞い。「作業作法作用所作操作動作無造作

起こる。「発作(ほっさ)」

名のりあり・つくり・とも・なお・なり・ふか

難読作麼生(そもさん)


さく【作】

読み方:さく

作ること。また、作ったもの。文学・美術音楽など芸術作品についていうことが多い。作品。「会心の—」「狩野探幽—の障壁画

耕作すること。また、農作物できぐあい。「今年の稲の—は上々だ」「平年—」

技巧趣向。「—に過ぎた俳句


さく【冊】

読み方:さく

⇒さつ


さく【冊】

読み方:さく

昔、中国天子諸侯領地爵位授けるとき、また、立后立太子などの祭事下したみことのり


さく【削】

読み方:さく

常用漢字] [音]サク(呉) [訓]けずる そぐ

けずる。そぐ。へらす。「削減削除添削筆削


さ・く【咲く】

読み方:さく

[動カ五(四)

花のつぼみが開く。開花する。「大輪の花が—・く」「ぼたんが見事に—・く」

波が砕けて白く見える。

「味鎌の潟に—・く波平瀬にも紐解くものかかなしけを置きて」〈万・三五一

[可能] さける

[下接句] 煎(い)り豆に花が咲く埋もれ木に花が咲く喧嘩(けんか)に花が咲く言葉に花が咲く死に花を咲かせる花が咲く花を咲かせる話に花が咲く花実が咲く一花咲かせる穂に穂が咲く


さく【搾】

読み方:さく

常用漢字] [音]サク(慣) [訓]しぼる

しぼる。「搾取搾乳搾油圧搾

難読搾菜(ザーサイ)


さく【昨】

読み方:さく

[音]サク(漢)

学習漢字4年

きのう。「昨日昨朝昨夜

一回り前の時期。「昨週昨春昨年一昨年

むかし。以前。「昨今(さっこん)」

難読一昨日(おととい)・一昨年(おととし)・昨日(きそ)・昨日(きのう)・昨夜(きそ)・昨夜(よべ)・昨夜(ゆうべ)・一昨昨日(さきおととい)・一昨昨年(さきおととし)


さく【昨】

読み方:さく

【一】[名]過ぎ去った日。むかし。また、きのう。

「—の汝が松風明月の怨(うらみ)とこしなえ尽きず」〈啄木葬列

【二】連体

今の一つ前の。「—シーズン

きのうの。「—一九日」

去年の。「—平成六年」


さく【×朔】

読み方:さく

人名用漢字] [音]サク(呉)(漢) [訓]ついたち

ついたち。「朔日告朔

北の方角。「朔風朔北

暦。「正朔

名のり]きた・はじめ・もと


さく【×朔】

読み方:さく

月と太陽との黄経等しくなる時。月は太陽と同じ方向にあり、地球に暗い半面を向けるので、見えない新月。→望(ぼう)

太陰暦で、月の第1日ついたち

昔、中国で、天子歳末諸侯与えた翌年の暦と政令

朔の画像
(1)

さく【柵】

読み方:さく

常用漢字] [音]サク(漢) [訓]しがらみ とりで

木や竹などで編んだ垣根。「竹柵・鉄柵

とりで。「城柵


さく【柵】

読み方:さく

丸太などを間隔置いて立て、それに横木渡してつくった囲い。「—を巡らす

木を立て並べつくった小規模防壁。とりで。


さく【×炸】

読み方:さく

[音]サク(呉)(漢)

爆発するはじける。「炸薬炸裂


さく【×窄】

読み方:さく

人名用漢字] [音]サク(漢) [訓]せまい すぼむ すぼめる

せまい。せばめる。「狭窄


さく【策】

読み方:さく

[音]サク(漢) [訓]むち

学習漢字6年

文字書き付けた竹のふだ。特に、天子下す文書。「策命

はかりごと計画計画立てる。「策士策定策略画策奇策失策術策政策得策方策無策善後策

むち。つえ。「警策(きょうさくけいさく)・散策

名のり]かず・つか・もり


さく【策】

読み方:さく

はかりごと計画また、事をうまく運ぶための手段・方法。「—を練る」「—を授ける」

むち。つえ。「—を執る


さく【×簀】

読み方:さく

簀(す)の子。す。

竹や木を編んで作った敷物。主に寝台の上に敷く。たかむしろ


さく【索】

読み方:さく

常用漢字] [音]サク(漢) [訓]もとめる

太い縄。つな。「索条鋼索縄索(じょうさく)」

手づるによって探し求める。「索引検索思索詮索(せんさく)・捜索探索模索

ばらばらに離れて無くなるさま。「索然索漠

難読索麺(そうめん)


さく【索】

読み方:さく

縄。綱。ロープ


さ・く【裂く/割く】

読み方:さく

【一】[動カ五(四)

ひと続きのものを、強い力加えて直線的に二つ離す。手で強く引っ張って破る。「布を—・く」「生木を—・く」

刃物などで切って開く。「魚の腹を—・く」「うなぎを—・く」

親しい関係にある者どうしを無理に離す。「二人の仲を—・く」

割く予定しているものの一部を、都合して他の用に充てる。「時間を—・く」「紙面を—・く」「人手を—・く」

目尻入れ墨をする。

「あめつつ千鳥ま鵐(しとと)など—・ける利目(とめ)」〈記・中・歌謡〉

[可能] さける

【二】[動カ下二「さ(裂)ける」の文語形


さ・く【避く】

読み方:さく

[動カ下二「さ(避)ける」の文語形


さく【酢】

読み方:さく

常用漢字] [音]サク(慣) [訓]

[一]サク

すっぱい液体。す。「酢酸

客が返杯する。「酬酢」

[二]〈す(ず)〉「甘酢梅酢三杯酢

難読酢漿草(かたばみ)


さく【錯】

読み方:さく

常用漢字] [音]サク(呉)(漢)

乱れて入りくむ。まじる。「錯雑錯綜(さくそう)/交錯

まちがえる。あやまる。「錯覚錯誤失錯倒錯

難読介錯(かいしゃく)


さく【×鑿】

読み方:さく

[音]サク(漢) [訓]うがつ のみ

穴を掘る。うがつ。「鑿岩開鑿掘鑿穿鑿(せんさく)」

のみ。「斧鑿(ふさく)」


さ・く【離く/放く】

読み方:さく

【一】[動カ四]間を離す離して遠ざけるまた、仲を隔てる。

行くさには二人我が見しこの崎をひとり過ぐれば見も—・かず来(き)ぬ」〈四五〇〉

【二】[動カ下二

【一】に同じ。

天の原踏みとどろかし鳴る神思ふなかをば—・くるものかは」〈古今・恋四〉

(他の動詞連用形付いて

㋐…することで思いをはらす。

語り—・け見—・くる人目ともしみと」〈四一五四

はるかに…する。

「しばしばも見—・けむ山を」〈万・一七〉


狭く

読み方:さく、せく、せばく、せまく

【文語】ク活用形容詞狭し」の連用形

日本語活用形辞書はプログラムで機械的に活用形や説明を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

索(さく)

正しい法に帰依せず、邪道外れた者を正道に連れ戻すために不動明王左手持っている縄がこれ。刀身彫刻みられる索は、簡素な縄のみの他、その端部三鈷や素剣を付加する場合があり、いずれも不動明王化身体を意味している。

さく【作】

培養結果仕上がり状態のこと。農作物と同じで、その年の天候気象条件大きく左右される転じて培養続ける」意味もあり、「もう一作すれば良くなる」などと使われる


さく

  1. 危険。連想語。〔不〕

分類

隠語大辞典は、明治以降の隠語解説文献や辞典、関係記事などをオリジナルのまま収録しているため、不適切な項目が含れていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

読み方
さく

魚躬

読み方
魚躬さく

サク

( さく から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/23 01:38 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動

サク

人物

愛称

架空の人物

地名

その他

関連項目



さく

出典:『Wiktionary』 (2021/11/30 16:44 UTC 版)

名詞:さく

さく

  1. くわ打ち返した溝。また、うね
  2. 畝を数える言葉

名詞:冊・ 柵・作

さく (但し、当て字)

  1. まぐろなどのを、刺身などが作りすいよう切り分けたもの。
  2. 語義1を数える言葉

名詞:柵

さく

  1. 」を参照

動詞:咲く

さく咲く

  1. 花のつぼみが開く開花する。
  2. 立つ白い様子

活用

発音

動詞:裂く・割く

さく

  1. 強い1つのものを引き離す
    • 紙を裂く
  2. 刃物で切る。
  3. 仲を悪くする。
  4. 目尻など目のふちに入れ墨をする。
  5. 一部分け与える
  6. 一部他の用途に使う。

発音

参考

活用

動詞:避く

さく

  1. 避ける

活用

さ-く 動詞活用日本語活用
カ行下二段活用
語幹 未然形 連用形 終止形 連体形 已然形 命令形
くる くれ けよ

発音(連体形)

三拍動詞一類

↗さくる

動詞:離く・放く

さく

  1. 引き離して距離あける
  2. をあける。遠ざける
  3. 動詞連用形付き、…することで晴らす
  4. 遠くを見る。

活用

さ-く 動詞活用日本語活用
カ行四段活用
語幹 未然形 連用形 終止形 連体形 已然形 命令形

動詞:裂く・割く

さく

  1. る。はなす。
  2. れる。ける。

活用

さ-く 動詞活用日本語活用
カ行四段活用
語幹 未然形 連用形 終止形 連体形 已然形 命令形

発音(四段活用)

二拍動詞二類

さ↗く

副詞

さく

  1. (上代東国方言) 無事平穏に。さいわいに。さきく。

  • 画数:6
  • 音読み:タン
  • 訓読み:さく
















※ご利用のPCやブラウザにより、漢字が正常に表示されない場合がございます。
Copyright © KANJIDIC2 - the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group(EDRDG), used in conformance with the Group's licence. Copyright © 1991-2010 Unicode, Inc. All rights reserved. Stroke Order Diagrams(SODs) licensed from © Kanji Cafe.

「 さく」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「 さく」の関連用語

1
100% |||||


3
100% |||||

4
冊立 デジタル大辞泉
100% |||||

5
間作 デジタル大辞泉
100% |||||

6
100% |||||

7
100% |||||

8
100% |||||

9
100% |||||

10
100% |||||

 さくのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



 さくのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
銀座長州屋銀座長州屋
Copyright (c)1998-2024 Ginza Choshuya Co.Ltd. All rights reserved
盆栽用語集盆栽用語集
Copyright 2024, Kindai Shuppan co.,ltd.
近代出版盆栽用語集
皓星社皓星社
Copyright (C) 2024 株式会社皓星社 All rights reserved.
EDRDGEDRDG
This page uses the JMnedict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのサク (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA) and/or GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblioに掲載されている「Wiktionary日本語版(日本語カテゴリ)」の記事は、Wiktionaryのさく (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA)もしくはGNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
漢字辞典
Copyright © KANJIDIC2 - the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group(EDRDG), used in conformance with the Group's licence.
Copyright © 1991-2010 Unicode, Inc. All rights reserved. Distributed under the Terms of Use in http://www.unicode.org/copyright.html.
Stroke Order Diagrams(SODs) licensed from © Kanji Cafe.
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS