かいしゃく

デジタル大辞泉

かい‐しゃく【介^▽錯】

読み方：かいしゃく

［名］(スル)

１ 切腹する人のそばに付き添っていて、その人が刀を腹に突き刺すと同時に、その首を斬って死を助けてやること。また、その人。

２ 付き添って世話をすること。また、その人。後見。介添え。

「この女房—して、やや久しう浴(あ)み、髪洗ひなどしてあがり給ひぬ」〈平家・一〇〉

かい‐しゃく【戒尺】

読み方：かいしゃく

授戒の時に儀式の順序を指示するため、また、読経の拍子をそろえるために打ち鳴らす道具。拍子木の類。

かい‐しゃく【界尺】

読み方：かいしゃく

写経などをするとき、用紙に罫線を引いたり文鎮に用いたりする文具。

かい‐しゃく【解釈】

読み方：かいしゃく

［名］(スル)

１ 言葉や文章の意味・内容を解きほぐして明らかにすること。また、その説明。「徒然草を—する」「英文—」

２ 物事や人の言動などについて、自分なりに考え理解すること。「善意に—する」

世界宗教用語大事典

かいしゃく 【戒尺】

仏教の法具。界尺または単に尺とも。授戒のとき、合図用に用いる拍子木の一種。浄土宗では読経のときも打つ。→ 音木

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

かいしゃく

出典:『Wiktionary』 (2021/08/14 11:36 UTC 版)

同音異義語

かいしゃく

• 【介錯】1.世話をすること。2.切腹する人に付き添って首を切り落とす人。また、その役。
• 【戒尺】授戒の時、儀式の順序を指示するため、または読経の拍子をそろえるために打ち鳴らす拍子木などの道具。
• 【界尺】写経などをする時、用紙に罫線を引いたり文鎮にしたりする文具。
• 【解釈】文章、物事、思想などを理解すること。また、理解して説明すること。