一期生
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「ゆりてつ 私立百合ヶ咲女子高鉄道部」の記事における「一期生」の解説
日野はつね(ひの はつね) 私立百合ヶ咲女子高校1年(1百合当時)の少女。まみこたちに巻き込まれて鉄道部に入部し、部長となる。4月4日生まれで血液型不明。左利きで身長150センチメートル。 類を見ない方向音痴で、恥ずかしがりやかつおとなしめの性格であるため、いつもまみこたちに振り回されているが、一方で無自覚に鉄道部をまとめて活動の方向性を示すこともある(料理もできるらしく、弁当を差し入れしている)。 鉄道部の中ではテツではない非テツにして「普通の少女」であるが、鉄道部の仲間と共に旅をすることに関しては素直に楽しさを感じている。鉄道知識の習得にいつも積極的に励んでおり、その前向きさと一生懸命さで他の部員達の心を惹きつけるムードメーカーとなっている。他の部員(や顧問)からは、友達や仲間(や生徒)として以上の好意も持たれているようである。 「制服がかわいいから」という理由で百合ヶ咲高校に入学し、自宅から登校している。自宅は茨城県ひたちなか市にあり、最寄駅である勝田駅からは徒歩圏内。自宅から学校まで片道およそ3時間かかる長距離通学を行っている。家族構成は両親と弟・はじめの4人。 前作となる『鉄娘な3姉妹』の最終番線(最終話)に、連載のバトンタッチ的な意味合いで1コマだけ登場する。 名前の由来は東北新幹線はやぶさの候補名(1位が「はつかり」で2位が「はつね」)。 ゆりてつメンバーの中で怒る表情をとることはほとんど無かったが、16百合では(はつねをめぐって)他のメンバーがデッドヒートしたのを見かねて、憤慨して(他のゆりてつ4人を)消沈させた。また、まみこ達に敵意を見せた弟・はじめに諭すところなど姉らしい一面を見せている。 能登まみこ(のと まみこ) 鉄道部の発起人で撮りテツ。百合ヶ咲高1年(1百合当時)。12月12日生まれで血液型A型。右利きで身長146センチメートル。短気ゆえに部長には向かないという自覚から、はつねに早々に部長の座を譲る。 前作『鉄娘な3姉妹』に登場した能登マミコ本人。前作でわだかまりのあった父親とは和解し、それまでの反動から軽度な(かなりの)ファザコン状態となっているものの、様々な事情から高校入学後は神田駅周辺にワンルームアパートを借りて一人暮らしをしている。なお、アパートはその立地から鉄道部の学校外における活動拠点としての役割も持つようになる。はつねのことは、「パパの次に好き」と発言している。 ほぼ性格は和らいだが、『鉄娘な3姉妹』時代からツンデレであるため、まろんやはくつるに(はつねに次いで)いじられる対象となっている。また、はつねをうまく誘導する術があるようで、はくつるに「策士」といわれてしまう。 『ギャル鉃』では主人公・後藤寺ミオの先輩かつ鉄道趣味の友人として、はくつるとともにリニア体験乗車会に参加、大学卒業後は(父が運営する)能登財閥系の会社に就職していた。 石塚まろん(いしづか まろん) 食べ歩きを好む少女。百合ヶ咲高1年(1百合当時)。7月7日生まれで血液型O型。左利きで身長159センチメートル。駅弁や鉄道沿線の食堂を食べ歩く食べテツ。底抜けの陽気かつ楽天的な性格であり、いつも笑顔でいることが多い。 実家は横浜中華街の路地裏に所在する中華料理店で、将来店を継ぐときのために舌を鍛えておきたいと考えて以来、グルメの情報収集を兼ねて食べ歩きをしており、さらなるグルメを求めて鉄道で遠出するようになった。中学時代に食べ歩きの旅をしていた最中に、撮影活動中のまみこと出会い、このことが鉄道部の発起のきっかけとなった(まみこやはくつると違って、きっかけは決して暗くは無い)。 5人きょうだいの長子であり、店の手伝いの合間を縫って幼い弟妹の面倒を見ている。はつねに対しては、ことあるごとにハグするのが趣味(両親もいて、彼女によれば父はパチンコの趣味があるという)。 鶴見はくつる(つるみ はくつる) 鉄道部3番目の加入者。百合ヶ咲高1年(1百合当時)の小柄な少女。3月3日生まれで血液型AB型。右利きで身長138センチメートル。アニメとコンピュータゲームを愛する熱狂的なオタクにして乗りテツ。聖地巡礼が元々の趣味で、これが高じて乗りテツとなった。訪問先では駅ノートにイラストやメッセージを書き込むことを欠かさない。路線・時刻表の検索にはiPadを使用しており、常に手放さない。 常にクールで成績優秀かつ毒舌家。本人がその気になれば国立学校や有名校に進学することも可能な学力と才能の持ち主だが、まみこ・まろんと出会い、共に鉄道部を立ち上げることを誓って百合ヶ咲高校に進学する。普段は冷徹かつ冷静だが、好きなアニメや漫画が絡むと瞳が輝き別人のようにはしゃぎまくる。彼女の会話はマニアックで、読者向けに話す事もあり、ゆりてつメンバーにすら理解しかねるところがある。 登場人物中、唯一最終百合に至るまで家族の描写(登場シーン)が一切ない。 はつねを言葉でいじるのが趣味だが、「ブヒりまくる」のも大好き。 『ギャル鉃』では主人公・後藤寺ミオの先輩かつ鉄道趣味の友人として、まみことともにリニア体験乗車会に参加、大学卒業後は(まみこのつてで)能登財閥が立ち上げた子会社でブイチューバーやアプリ開発をしている。
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一期生
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「がんばれ!!ロボコン」の記事における「一期生」の解説
各ロボットの名前は、それぞれの特性からネーミングされている。ロビン、ロボパー、ロボガリを除き第72話で全員卒業。 ロビン 本作品のヒロイン。ロボコン達からは「ロビンちゃん」と呼ばれている。 演者の島田歌穂が顔出しで演じている、唯一の生徒。他のロボットが大柄であるのに対し、かなり華奢である。島田は当時11-14歳であった。 少女型のバレリーナロボットと思われていたが、途中でバレエ留学のために銀河系第10星雲バレリーナ星から来た宇宙ロボットのお姫様であることが判明した。これについて脚本の上原正三は「(島田歌穂が)どう見てもロボットに見えないので、だったらいっそ、宇宙人にしちゃえということにしたと思う」と証言している。 2年前にガンツの元に預けられ、グリム・バレー教室でバレエの修行をしていた。2年かけてもロボコンのように人間と深い絆で結ばれることが出来なかったことを悟り、最初に迎えが来た時には帰らなかった。 序盤においてはロボガリと行動を共にすることが多く、公園で空中浮揚しながら踊るなど他人のことに想像が及ばない点も見られた。ロボガリの素性が明らかになった頃から徐々にロボコンと仲良くなり、他人を気遣う優しい少女へ成長した。 中盤以降はロボコンの良き相談相手としてアドバイスをすることも多く、ガンツからは「ロボコンのお目付け役」として旅行への同行を許可したり、逆に「ロビンに頼りすぎだからロボコン一人で行け」と言われたりもしている。 空中を浮揚する以外にも、ロボドロよりも高い跳躍力を持っている。テレポートできたり、マッハで疾走することもできるが、その身体能力や超能力ゆえ、ロボット大運動会には参加しなかった。 ロボコンの為に再三の帰還要請を断っていた。同期のロボットたちが独立していった時も迎えに来るはずだった宇宙船のエンジンの故障でバレリーナ星に帰れず、ロボット学校に残留。劇中でロボコンのことを「好き」だと公言し、最終話では汚れることを厭わず、ロボコンを手伝って大岩を押したりもした。物語前半では大人は宇宙人の存在を信じず、彼らからは「普通のロボット」だと思われていたが、中盤以降は宇宙人と呼ばれるようになった。南紀勝浦ロケ編では、ロボコンがホテルの支配人に「宇宙ロボット」として紹介した(ただし、その後のシーンでパパさんに「ロビンは宇宙人だから…」と言われている)。 ロビンの家は撮影用のセットではなく、一般の民家をそのまま使用している。 島田は本作品にてタレントデビューしたことで脚光を浴び、その後歌手・舞台女優として幅広く活躍している。 成人後、日本テレビ系『今夜は最高!』でタモリと共に本番組のパロディーコントに出演、そこでもロビンちゃんを演じていた。 島田は「ROBIN’99」というタイトルCDアルバムを1998年にリリース。パッケージ写真にはオリジナルとは異なるものの、ロビンの衣装が使用されている。ロビンの衣装は放映期間中三着あり、最後の一着は島田が所有しているとのこと。 また、島田は2009年に発売されたDVDソフト発売のイベントのインタビューで「バレリーナの衣装は冬は寒いんです。本番になるとぶるぶる震えながら演じていましたね」と述べ、さらに出演したロボットたちは逆に「夏は汗だくで大変ですが、冬は暖かくて快適なんですよ。休憩時間になっても着ぐるみを脱がないで"暖かいよ"と言いながらロボットたちが和んでいる光景は忘れられないですね」と後日談を述べている ロボガリ(声:千々松幸子) 勉強ロボット(ロボット+ガリ勉)。子供たちにロボガリ塾で勉強を教えている。 勝つ為には手段も選ばないなど、利己的な面がある。このことをガンツ先生に咎められ、せっかく集めたハートマークを没収されたことがある。その反面、精神的に脆いため、ノイローゼになるなど、悩みを抱えたりする描写も少なくない。 病気の野良犬を拾った時、自分のコンピューターの計算結果で作った薬が効かずあきらめたのを、ロボコンが看病して回復させたことにショックを受け、死のうと考えて発破の現場に駆け込んだ。 特定の条件で頭脳が故障するようになった時は、赤い布を被って人間や他のロボットを襲ったことがある。 ロボットなのに眼鏡をかけているのは、勉強のしすぎで、視力がとても悪くなったため。 第68話でロボット大金賞をもらった功績で卒業。NASAに留学したが、研究中の事故でバラバラになってしまったことでロボット学校へ送り返され、その後自力で研究を始めた。 ロボパー(声:矢田耕司) バラバラロボット。 分析能力をボディに備えており、常に壊れていて、精神に衝撃を受けると「ショックのパー」の決めゼリフでボディがバラバラになってしまい、再び元に戻る。 基本的に何もしない為、ロボコンの0点を笑った時はガンツからマイナスを採点されたことがある。 ロボコンが何か大きな失敗をした時や0点だった時にもバラバラになることが多く、ロボコンの目の前でやった時には「おせっかい」と叱られたこともある。 本当は器用な一面もあるが、自分は何も出来ないと思っている為、何かやって成功しても「うまく出来るなんて」とショックを受けてバラバラになって、台無しにしてしまった。 体がバラバラになる際、当初は頭と腕が外れるのみだったが、その後それに加え胴体も真っ二つになるようになった。玩具では胴体が真っ二つになるパターンが再現できる。 頭が弱く、ロボコンが大山初江を「ママさん」と呼んでいることから母親が欲しくなって電流が正常に行き渡らなくなり、ショックもないのに分解/結合を繰り返すというノイローゼ状態になり、治療の為大山家に一時的にいたことがある。 分解/結合は自分の意思でも出来るので、それを子供たちの見世物にしたこともある。ただし、自分の意思に反し壊されてバラバラになった場合は、修理してもらわないと元に戻れなくなってしまう。 ロボットなのに、なぜかミルクを飲む。 第71話でそのバラバラ癖を西武遊園地の園長に見込まれ、そこに就職することになった。 ロボワル(声:永井一郎、北川国彦(13話-17話)) 番長タイプの不良ロボット。 怪力で悪さばかりしているが、根っからの悪ではない200馬力のロボット。ロボトンが造った家の骨組を、一撃で破壊したことがあり、その際、大工の棟梁に詫び、以後ロボトンと共に大工修行をした。 卒業後は、弟のロボガキとともに南米開拓の為ブラジルへ渡った。 さらにその後、大成したと言って弟とともに帰国するが、実は仕事が嫌になって逃亡し密航、代わりにロボコンとロボリキを送り込もうとしていたことが判明、弟ともどもロボコンに叱られて反省し再びブラジルへ渡った。 ロボドロ(声:緒方賢一) 本来は防犯ロボットなのだが、手癖が悪く、泥棒稼業に勤しむため、「泥棒ロボット」と呼ばれることの方が多い。その行動ゆえに、町田巡査とは運動会ではペアを組むほど深いつながりである。 顔(口)は「ガマ口(財布)」型になっていて、全身のシルエットはカエルがモチーフになっている。 ロボイヌを過剰に恐れる。 偽のハートマークを売って、身寄りのない老人の世話を焼いていた時期もあった。 時速300kmで疾走し、下の目はスライド投射、口からは煙幕を出したり、逆に火災の煙を吸うことも出来、蛙のように壁面や天井を逆さに這うことも可能と、見た目以上に多彩な性能を誇る。 その特性を活かし、ロビンからロボコンへの伝言を伝えるべく大山家に忍び込んだこともある。 最終的に、泥棒の経験を生かし全国防犯協会の会員として防犯ロボット本来の役割である「防犯の啓蒙」を生業にする。 ロボトン(声:緒方賢一(4話、33、34話)、山田俊司(8話-24話)、加藤修) 大工ロボット。 大工の棟梁の下で大工修行をしている。生真面目かつ江戸っ子気質な性格。ロボコンが何かを壊すと、大抵彼が修理するが、それが縁でみどりに一目惚れしてしまう。しかし、みどりも喜んだ為ロボコンは二人一緒にいる時間を作るべく気を回すが、その性格ゆえかロボコンの気遣いには気付かなかった。 腕の工具はアタッチメントで胸に収めた工具と換装できるが、あまり付け替えたシーンは見られない。顔面のトンカチを主に使っている。 卒業後は自ら建築会社を設立する。
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一期生
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石井信之 友澤晃一 - 脚本家、演出家。演技論の著作もある。
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