incense
「incense」とは・「incense」の意味
「incense」は、お香を意味する英単語である。主に宗教的な儀式や瞑想、リラクゼーションのために使用される香りのある物質を指す。スラングとしての特別な意味は持たない。「incense」の発音・読み方
「incense」の発音は、インセンス(IPA表記で/ínsens/)と読む。アクセントは最初の音節に置かれる。「incense」の語源・由来
「incense」は、ラテン語の「incendere」(燃やす)から派生した言葉である。古代ローマ時代から、お香は神々への捧げ物として燃やされていたことから、この言葉が使われるようになった。「incense」を含む英熟語・英語表現
「burn incense」とは
「burn incense」は、お香を燃やすという意味である。宗教的な儀式や瞑想、リラクゼーションの目的で、香りを楽しむためにお香を燃やす行為を指す。「incense」に関連する用語の解説
「burning incense」とは
「burning incense」は、燃えているお香を意味する。燃えることで発散される香りは、空間を清めたり、リラクゼーション効果をもたらすことがある。「incense」の使い方・例文
1. They use incense during their meditation sessions.(彼らは瞑想の際にお香を使用する。)2. The smell of incense filled the temple.(お香の香りが寺院に満ちていた。)
3. She lit some incense to create a relaxing atmosphere.(彼女はリラックスした雰囲気を作るためにお香に火をつけた。)
4. Incense has been used for centuries in religious ceremonies.(お香は宗教的な儀式で何世紀も使われてきた。)
5. The incense burner was beautifully crafted.(お香の焚き物は美しく作られていた。)
6. He prefers sandalwood incense for its calming scent.(彼は落ち着く香りのために、サンダルウッドのお香を好む。)
7. The incense stick slowly burned, releasing a fragrant aroma.(お香の棒がゆっくりと燃え、香り高い香りが広がった。)
8. Incense is often used in traditional Japanese tea ceremonies.(お香は日本の伝統的な茶道でよく使われる。)
9. The priest burned incense as an offering to the gods.(司祭は神々への供物としてお香を燃やした。)
10. Incense cones are an alternative to incense sticks.(お香の錠剤はお香の棒の代替品である。)
香
(incense から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/15 03:05 UTC 版)
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香(こう、英: incense)とは、本来、伽羅、沈香、白檀などの天然香木の香りをさす。そこから線香、焼香、抹香、塗香等の香り、またこれらの総称として用いられる。お香、御香ともいう。
歴史
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香の歴史はかなり古く、古代のオリエント世界では乳香、没薬などの薫香が盛んに用いられた。紀元前3000年前のメソポタミア文明ではシダーが香木として称えられ、古代エジプトではキフィと呼ばれる調合した香が重要な輸出品となっていた。オリエントの香りに関する知識はインドを経て中国・日本までもたらされた[1]。
北アメリカのインディアンは、セージやジュニパーなど虫除けや人体にある種の効能を与える植物を使った香の伝統を培っている[1]。
原料
原料となる香料の種類は多く、白檀、丁香などのように樹木の皮、葉、根などの粉末や、乳香、安息香など、芳香のある樹脂や麝香、竜涎香など動物性のものがあり、ふつう香木(明香)と練香(煉香、合香)とに分けられる。
使用方法
使用方法の違いによって、焚いて使用する香(焼香)と、焚かずに体に塗る香(塗香)に大きく分けられる。
焚いて使用する香は次のような方法で使用されている。
- 線香 - 棒状、渦巻状があり、棒状のものには竹などの芯に香を塗りつけたものと香自体を棒状に成形したものがある。線香は砂を盛った皿やホルダーに立てて使われ、主に南アジアから東アジアに見られる。
- コーン型 - 香をコーン型に成形したもので、陶器製の皿など入れ物に入れて焚かれる。香への関心の高まりとともに世界的に普及した[1]。
- 香炉 - 粉末状の抹香などの香を香炉に入れた炭火に乗せて燃焼させる方法。比較的長時間焚く事ができる。
- アロマランプ - 目の細かいフィルターや耐熱性のある皿の上に芳香植物や樹脂を乗せ、下から蝋燭などの火であぶる方法。
- 蚊遣り火 - イネ科の植物コウボウと芳香植物を束にして縛り、乾燥させたもの。端に火を付け、ゆっくりと燃え尽きるまで焚く。インディアンの伝統的な方法。
効果
香の香りをかぐことで、脳内にアルファ波や、エンドルフィンなどの心地よさをもたらす物質が分泌され、癒やし効果がある。[要出典]
宗教における使用
仏教と深い関わりがある他、多くの宗教・スピリチュアリティで儀式に用いられている[1]。
仏教
仏教の発祥地であるインドは多くの香木の産地であり、また酷暑の気候による悪臭を防ぐために、香は重要な役割を果たしている。仏教では、香を焚くと不浄を払い心識を清浄にするとされ、仏前で香を焚き、花や灯明とともに仏前に供することを供養の基本としている(「香華を手向ける」という言葉がある)。また仏像、仏具の材料として香木を用いる事も多く、仏典の中にも香についての記述は多い。
キリスト教
危険性
お香の煙にはタバコと同様の一酸化炭素、ホルムアルデヒド、酸化窒素などの有害物質が含まれており、目・鼻・喉・皮膚の刺激、呼吸器症状、頭痛、心血管疾患の悪化、肺細胞構造の変化など多数の健康障害と関連付けられている[2]。
バンコクにおいてはお香が大気汚染の原因の一つとなっており、当局は国民に自粛を要請している[3]。
脚注
注釈
出典
- ^ a b c d トーマス・キンケレ『インセンス:薫香料と香を焚く儀式』竹之内悦子訳 フレグランスジャーナル社 2010 ISBN 9784894791749 pp.7-27.
- ^ “世界の健康ニュース : お香が肺細胞炎症を引き起こす”. ライブドアニュース. 2019年7月1日閲覧。
- ^ 「大気汚染深刻なバンコク、旧正月入りで中国系住民がお香」『Reuters』2019年2月6日。2019年7月1日閲覧。
関連項目
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