白石島
名称: | 白石島 |
ふりがな: | しらいしじま |
種別: | 名勝 |
種別2: | |
都道府県: | 岡山県 |
市区町村: | 笠岡市白石島 |
管理団体: | |
指定年月日: | 1943.02.19(昭和18.02.19) |
指定基準: | 名8,名11 |
特別指定年月日: | |
追加指定年月日: | |
解説文: | 山陽線笠岡驛の南方海上に位す。全島花崗岩の五山塊より成り、其の第一立石の170メートルを最高として北東より西南方へ順次隆起したる鬼ケ城、ナベカロ、王玉石(大玉石)等を遞次、笠岡及び福山の海上に臚列せしむ。各頂上よりの瀬戸海面に於ける展望は濶大にして優雅なり。最高の頂上よりは南に高く石槌山を群山の上に望み讚豫の海山を指呼の間に収む。北には遠く伯耆大山を雲表に指点すべく、諸山塊の西面には近く福山城を始め仙醉島を歴然指点し得べし、隣接の海面には、高島、神島亦目睫の中に在り。 |
白石島
白石島
白石島
白石島
白石島
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/17 09:00 UTC 版)
白石島 | |
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![]() 白石島空撮 |
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所在地 | 日本(岡山県) |
所在海域 | 瀬戸内海 |
座標 | 北緯34度24分5.7秒 東経133度31分2.1秒 / 北緯34.401583度 東経133.517250度座標: 北緯34度24分5.7秒 東経133度31分2.1秒 / 北緯34.401583度 東経133.517250度 |
面積 | 2.86 km² |
最高標高 | 169 m |
最高峰 | 立石山 |
![]() |
白石島(しらいしじま)は、岡山県笠岡市にある笠岡諸島に属する、面積2.86km2、最高点169m(立石山)、人口346人(令和2年)の島で全島が国の名勝に指定されている。
概要
笠岡港より南約12kmの瀬戸内海国立公園笠岡諸島にあり、北木島の北、高島の南に位置している。
源平合戦(治承・寿永の乱)の戦死者を弔うために始まったと伝えられている(実際の成立時期は近世とみられる)白石踊は国の重要無形民俗文化財に指定されており、毎年8月14日から16日に行われる。弘法大師・空海ゆかりの開龍寺や白石島の鎧岩(天然記念物)などがある。
江戸時代初期、白石島を含めて笠岡諸島は全て備後福山藩の領地で、その頃、離島には珍しく干拓が行われている。
片岡義男の代表作『彼のオートバイ、彼女の島』に登場する「瀬戸内海の小島(主人公コウの彼女であるミーヨの故郷)」とは白石島のことであり、ミーヨの本名も白石美代子となっている。
地勢
- 島嶼
- 白石島 - 当地唯一の有人島、小属島あり
- 梶子島 - 無人島(ただし施設があり)、小属島あり
- 沖の白石島 - 無人島
- コゴチ島 - 無人島
- 弁天島 - 無人島
- カナリ島 - 無人島、笠岡諸島最西
- 山岳
文化
- 白石踊り - 賽の河原、石童丸、山田の露など、哀調を帯びた口説き唄(長編の叙事歌謡を同じ旋律の繰り返しにのせて歌うもの)で踊る優美な盆踊り[1]。男踊り、女踊り、娘踊りなど13種類の踊りがある[2]。元禄の頃を想定した揃いの着物で踊る衣装の踊りと、浴衣で踊る盆踊りとがある[3]。1930年前後に島外で披露したのをきっかけに全国的に高評価を受け[3]、岡山県三大踊りのひとつとなり、国の重要無形民俗文化財にも指定された。
交通
笠岡の伏越港からの航路があり、三洋汽船の運航する白石島行きのフェリーと、瀬戸内中央観光汽船の運航する白石島経由北木島行きのフェリー「金風呂丸」があるが[4]、三洋汽船の笠岡―白石島フェリー航路は2023年(令和5年)12月31日で運休となる(同年7月7日に中国運輸局に無期限休止を届出)[5]。
小説
- 片岡義男『彼のオートバイ、彼女の島』(1977年、角川書店)作中の舞台が白石島
映画
- リゾートバイト(2023年10月20日公開)白石島ロールロケ
脚注
- ^ 白石踊り『郷土の伝統芸能』芳賀日出男、保育社, 1991
- ^ 白石踊り振付白石島
- ^ a b 文化財指定と「担い手」の実践──二つの踊りの来歴をめぐって木原弘恵、関西学院大学社会学部紀要第121号、2015年
- ^ “アクセス フェリー時刻表”. 一般社団法 笠岡市観光協会. 2023年8月24日閲覧。
- ^ “笠岡―白石島フェリー航路運休へ 三洋汽船12月末 客減や燃料高騰”. 山陽新聞 (2023年8月21日). 2023年8月24日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 白石島 - 国指定文化財等データベース(文化庁)
- 白石島 - 笠岡市観光連盟
- 白石島の情報
- Shiraishi Island International Villa
白石島
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/10 06:59 UTC 版)
白石島(しらいしじま)は笠岡港から直線距離で南へ12km、航路では約16kmにある有人島。ほとんどの島が平坦地に乏しい笠岡諸島の中では例外的に平地が多いが、島の中央部の平地はもともと入江だったものが江戸時代に干拓事業として埋め立てられたものである。 白石島は笠岡諸島の中央に位置し、東の水島灘と西の備後灘の潮境になっているのみならず、瀬戸内海全体を東西に分ける位置にある。満潮のときは、東の紀淡海峡や鳴門海峡から入ってきた海水(登り潮)と、西の豊予海峡・関門海峡からの登り潮が白石島付近でぶつかる。引潮のときは反対に、白石島を境に東西に潮が引いていく。このため、白石島は古くから瀬戸内海の重要港として知られていた。近世には島の中央の入江が埋め立てられて大きな港が整備され、西国大名の参勤交代路として頻繁に利用された。江戸時代後期に日本を訪れたエンゲルベルト・ケンペルは、『江戸参府旅行日記』(元禄4年)のなかで「これから先の航海でも二度と期待し得ないような都合の良い投錨地」と評している。 1943年(昭和18年)には国の名勝の指定を受けている。島の中央部には、高さ10メートルあまりの花崗岩があり、「白石島の鎧岩」として国の天然記念物になっている。島には源平合戦の死者を弔うために始まったとされる「白石踊」という盆踊りが伝わっており、国の重要無形民俗文化財になっている。。 白石島の鎧岩 白石島の港 白石島の海岸 白石島の浮桟橋に接近する定期便
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「白石島」を含む「笠岡諸島」の記事については、「笠岡諸島」の概要を参照ください。
固有名詞の分類
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