仙醉島

デジタル大辞泉

せんすい‐じま【仙酔島】

読み方：せんすいじま

広島県南東部、福山市鞆(とも)の浦の沖300メートルにある島。面積0.9平方キロメートル。瀬戸内海国立公園の中心に位置する。西南方の海岸に1キロメートルにわたってわが国唯一の五色岩（赤・青・黄・黒・白）が続く。さまざまな海食門のある島の西側の一部は「鞆公園」として国の名勝に指定。夕日が美しいことで有名。昔、平清盛が厳島(いつくしま)神社をこの地に移そうとしたと伝えられている。名の由来は「仙人が酔うほどの美しい島」から。

島嶼名辞典

仙酔島

読み方：センスイジマ（ｓｅｎｓｕｉｊｉｍａ）

芸予諸島に属する瀬戸内海の有人島

所在 広島県福山市

位置・形状 鞆ノ浦の東沖0.3km。中世代白亜紀の火山活動で形成された仙酔岩体からなる

島嶼名辞典では1991年10月時点の情報を掲載しています。

短編小説作品名辞典

仙酔島

作者島村利正

収載図書島村利正全集 第1巻(1940−1957)
出版社未知谷
刊行年月2001.9

収載図書奈良登大路町・妙高の秋
出版社講談社
刊行年月2004.1
シリーズ名講談社文芸文庫

ウィキペディア

仙酔島

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/11/19 18:34 UTC 版)

仙酔島（せんすいじま）は、広島県福山市の鞆の浦に浮かぶ島。1934年（昭和9年）に全国で最初に指定された国立公園である瀬戸内海国立公園内にある周囲約6kmの島である。国名勝「鞆公園」の一部に含まれている。ホテル関係者ら通勤する者がいる無定住島だが、無人島に分類されている。別名、亀の島。