厚岸小島
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/08 08:00 UTC 版)
小島(こじま)は北海道厚岸郡厚岸町の沿岸、大黒島の北に位置する島。各地にある「小島」との混同を避けて厚岸小島(あっけしこじま)と通称される。昆布漁の拠点として漁期のみ季節的な居住人口があり、北方領土を除く道東地域、また北海道太平洋岸における唯一の有人島[1]となっている。アイヌ語の名称はポンモシリで、文字通り「小島」を意味する。明治期までは小大黒島の名でも呼ばれていた[2]。
- ^ a b 霧多布集落を含む浜中町湯沸島は、地理的には「島」であるものの、法律・行政上は北海道本土の一部として扱われている。
- ^ a b c d 平凡社地方資料センター 編『北海道の地名』平凡社〈日本歴史地名大系 1〉、2003年。ISBN 4582490018。OCLC 53979149。
- ^ a b c d e 北海道離島振興計画 (PDF) p.100-104. 2019年7月3日閲覧。
- ^ a b c d e f g 伊藤久雄「北海道の離島漁村厚岸小島」『北海道地理』第42巻、1969年、12-16頁、ISSN 2186-5426、NAID 130001935347。
- ^ 平成27年度国勢調査
- ^ 加藤庸二『原色日本島図鑑:日本の島443』新星出版社、2013年、13頁。ISBN 9784405071667。OCLC 848054038。
- ^ a b “ピリカウタから望む小島・大黒島 | 観光十景 | 観光されるみなさまへ”. 北海道厚岸町. 2019年7月3日閲覧。
- ^ a b 生方秀紀「自然環境と自然体験が調和するエコツーリズムのあり方について(2)厚岸町の海岸・海上・島嶼における事例研究」『釧路論集 : 北海道教育大学釧路校研究紀要』第38巻、北海道教育大学釧路校、2006年、171-179頁、doi:10.32150/00008355、NAID 110006556931。
- ^ a b 厚岸町要覧 資料編(平成30年改訂) (PDF) 2019年7月3日閲覧。
- ^ a b c 公益財団法人日本離島センター『日本の島ガイド SHIMADAS(シマダス)』公益財団法人日本離島センター、2019年、37頁。ISBN 9784931230385。
- ^ 日本郵便株式会社 交通困難地・速達取扱地域外一覧 (PDF) 2019年7月3日閲覧。
- ^ “厚岸小島 | 日本離島名鑑 | リトレンゴ”. 2019年7月3日閲覧。
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