笠佐島
笠佐島
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/10/28 10:00 UTC 版)
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| 笠佐島 | |
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       左側は笠佐島
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| 所在地 |   | 
    
| 所在海域 | 瀬戸内海 | 
| 所属諸島 | 防予諸島(周防大島諸島) | 
| 座標 | 北緯33度56分37秒 東経132度09分58秒 / 北緯33.94361度 東経132.16611度 / 33.94361; 132.16611座標: 北緯33度56分37秒 東経132度09分58秒 / 北緯33.94361度 東経132.16611度 / 33.94361; 132.16611 | 
| 面積 | 0.94 km² | 
| 海岸線長 | 4.1 km | 
| 最高標高 | 115 m | 
| 最高峰 | 高尾山 | 
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笠佐島(かささじま)は、山口県大島郡周防大島町の有人島で、屋代島(周防大島、小松港から西へ約2km)と柳井市大畠の間に位置する。
概要
人口は、2020年(令和2年)4月1日現在の住民基本台帳では5世帯10人[1]。公立学校や病院・診療所は島内にはない[1]。
2015年現在、島内で営業する民宿は[1]、1軒が2010年[2]、もう1軒が2012年[3]に開業したものである。
島内には店舗はないが、自動販売機は漁家民宿「かささ」の所に1台ある[4]。
歴史
江戸時代初期には、現在の柳井市内にあった塩田用に薪を産していたが、塩田の火力を石炭に切り替えたことから田畑が開かれたとされる[1]。
島の名前は、大畠瀬戸に身を投じた女性・般若姫に島民が笠を捧げた故事から「笠捧げ島」となり、それが「笠佐島」に変じたという[1]。
2025年時点の人口は7人。こうした状況下で中国資本により、島の土地の買収が行われたことが報道された[5]。
交通機関
周防大島町にある小松港から、行政連絡船「かささ」(定員12人)が1日3往復(水曜日は4往復)就航している[1]。
脚注
- ^ a b c d e f 笠佐島(かささじま) - 山口県中山間地域作り推進課(2016年3月15日閲覧)
 - ^ “皐月の弐 山口・周防大島町~小さな離島の漁家民宿~”. 人生の楽園. 楽園の住人. テレビ朝日. 2013年6月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年3月23日閲覧。
 - ^ “楽園の小島、民宿2軒目 のんびり、山口・笠佐島が人気”. 朝日新聞デジタル (2012年11月29日). 2012年11月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年3月23日閲覧。
 - ^ 和「笠佐島 臨時便が運ぶ「天使」」『朝日新聞』2002年7月14日付西部本社朝刊33面(山口)。
 - ^ “人口7人の瀬戸内海の笠佐島にも“中国資本”の影…防衛上の不安の声も”. FNN (2025年7月28日). 2025年8月2日閲覧。
 
外部リンク
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        日本の有人指定離島
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|   非実効支配下の島は除く。※印は民間人の定住者が居ない島嶼。太字は特定有人国境離島地域に指定されている島嶼。  | 
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