飛島 (長崎県松浦市)
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飛島 | |
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![]() 飛島の空中写真。 国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成(2013年5月24日撮影) |
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所在地 | ![]() |
座標 | 北緯33度23分48秒 東経129度46分48秒 / 北緯33.39667度 東経129.78000度 / 33.39667; 129.78000座標: 北緯33度23分48秒 東経129度46分48秒 / 北緯33.39667度 東経129.78000度 / 33.39667; 129.78000 |
面積 | 0.50 km² |
最高標高 | 84.5 m |
人口 | 44 |
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飛島(とびしま)は、長崎県松浦市の伊万里湾内にある島。全島が松浦市今福町飛島免に属する。人口は2015年現在、44人[1]。
なお南方に小飛島があり[2]、本島を「大飛島」と呼ぶ場合もある[3]。
概要
松浦市の今福港から北方約5km、鷹島と福島の間にある島。元寇の襲来時には戦場になったとの伝承がある。江戸時代の寛政年間から石炭の採掘がおこなわれ、第2次世界大戦後の最盛期には年間採掘量10万トンを数える一大産業であった。炭鉱は1969年に閉山し、ピーク時(1960年)には2000人を超えた人口は2020年現在は50人未満となっている。現在は巻き網漁や一本釣りを主体とする静かな漁業の島である[2][4]。
交通
鷹島汽船による2本の航路が本土および鷹島・青島・黒島と連絡している[5]。阿翁・御厨航路は水曜日のみ2便が寄港する[6]。
- 殿ノ浦・今福航路(片道25分、1日5便):松浦市今福港→飛島→殿ノ浦港(鷹島)
- 阿翁・御厨航路(片道1時間15分、1日4便):水曜日の午前午後に1便ずつ飛島に寄港する。欠便の場合、翌日・翌々日に順延する。
島内に交通機関はない[4]。
脚注
- ^ 平成27年国勢調査
- ^ a b 日本の島へ行こう - 飛島・小飛島
- ^ 鎌田泰彦, 近藤寛, 堤由美子「九州北西部伊万里湾・大村湾の底質とCHN組成」『長崎大学教育学部自然科学研究報告』第31巻、長崎大学教育学部、1980年、63-82頁、ISSN 0386-443X、 NAID 120006972349、2022年8月17日閲覧。
- ^ a b 『SHIMADAS』(第2版)日本離島センター、2019年、994-995頁。 ISBN 978-4-931230-38-5。
- ^ “殿ノ浦、今福間 航路時刻表・運賃|松浦市”. www.city-matsuura.jp. 2020年8月29日閲覧。
- ^ “阿翁、御厨間 航路時刻表・運賃|松浦市”. www.city-matsuura.jp. 2020年8月29日閲覧。
関連項目
外部リンク
日本の有人指定離島
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非実効支配下の島は除く。※印は民間人の定住者が居ない島嶼。太字は特定有人国境離島地域に指定されている島嶼。 |
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