黒島_(岡山県)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 黒島_(岡山県)の意味・解説 

黒島 (岡山県)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/27 16:20 UTC 版)

黒島
牛窓オリーブ園から望む黒島
右に中ノ小島・端ノ小島、百尋礁。
所在地 日本 岡山県瀬戸内市
所在海域 瀬戸内海
座標 北緯34度35分55秒 東経134度09分37秒 / 北緯34.59861度 東経134.16028度 / 34.59861; 134.16028
面積 0.1 km²
海岸線長 1.6 km
最高標高 32.7 m
黒島
黒島 (岡山県)
黒島
黒島 (日本)
プロジェクト 地形
テンプレートを表示

黒島(くろしま)は岡山県瀬戸内市にある島。牛窓諸島の一島である[1]。古称はムクロ島[1]

概要

前島の南西約400mにある島で、西に中ノ小島、端ノ小島、百尋礁と続く。このうち黒島と中ノ小島、そして端ノ小島は干潮のとき砂州が現れて陸続きになる[1]。砂州を見学するツアーが存在する他、季節には牛窓港から専用船が出て潮干狩りができる。中央部からは貝塚や前方後円墳黒島古墳が見つかっている。 黒島古墳は後円部の半径が40m、長さが70mほどあり4~5世紀のもの。仲哀天皇の墓だという言い伝えもあるが定かではない。岡山県はこの黒島、倉敷市六口島笠岡市の梶子島と3つの島を青少年の島として指定。多くの青少年を受け入れている[2]

かつては有人島であり、1970年代には人口30人を数え、島内には小型船の造船所もあった[3]。しかし、電気は自家発電で、水道は井戸水を使用していた[3]2018年(平成30年)に無人化した[3]

交通

定期航路は存在しない。牛窓港または前島などからチャーター船(約10分)を利用する必要がある[2]。島民は自家用船を使用している[3]

脚注

  1. ^ a b c 中島茂, 青山法子, 横田由美子, 郭芳「岡山県牛窓町における地域産業の現状と課題」『山陽論叢』第11巻、学校法人山陽学園 山陽学園大学・山陽学園短期大学、2004年、21-38頁、doi:10.24598/sanyor.11.0_21ISSN 13410350CRID 1390564238049611520 
  2. ^ a b 黒島(くろしま)”. nihonshima.net. 2020年4月25日閲覧。
  3. ^ a b c d 公益財団法人日本離島センター『日本の島ガイド SHIMADAS(シマダス)』公益財団法人日本離島センター、2019年、365-366頁。ISBN 9784931230385 

関連項目

外部リンク


「黒島 (岡山県)」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「黒島_(岡山県)」の関連用語

黒島_(岡山県)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



黒島_(岡山県)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの黒島 (岡山県) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS