離島系統
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/18 05:55 UTC 版)
「北海道電力ネットワーク」の記事における「離島系統」の解説
[全画面表示] 北海道電力ネットワークの発電所(礼文島・利尻島)1 礼文発電所(内燃力発電所)2 鴛泊発電所(水力発電所)3 沓形発電所(内燃力発電所)4 利尻カムイ発電所(風力発電所)5 清川発電所(水力発電所) [全画面表示] 北海道電力ネットワークの発電所(焼尻島)1 焼尻発電所(内燃力発電所) [全画面表示] 北海道電力ネットワークの発電所(奥尻島)1 奥尻発電所(内燃力発電所)2 ホヤ石川発電所(水力発電所) 北海道の有人離島は、北方領土を除くと、礼文島、利尻島、焼尻島、天売島、奥尻島、厚岸小島の6島である。このうち、厚岸小島は、本土から伸びる1.4 kmの海底ケーブルで電気の供給を受けており、電気的には本系統と一体である。残りの5島が本系統から隔絶した4個の単独系統を形成する。 礼文島は、人口約2,500の離島である。主力電源は、礼文発電所(内燃力発電所)である。これとは別に、三菱電機が「電源調達入札制度」を使って運営する内燃力発電所がある(1,210 kW、契約期間は、2004年(平成16年)7月1日から15年間)。 利尻島は、人口約5,000の離島である。島内の総需要は、最大で数千kWであり、主力電源は、内燃力発電の沓形発電所である。離島の小規模単独系統に風力発電所を連系した場合の影響・効果を調べるため、2001年(平成13年)に250 kWの風車1基が建設された(利尻カムイ発電所)。 北海道電力ネットワークの発電所名称種類出力(kW)所在地礼文発電所 内燃力 4,450 礼文郡礼文町(礼文島) 鴛泊発電所 水力 170 利尻郡利尻富士町(利尻島) 沓形発電所 内燃力 7,650 利尻郡利尻町(利尻島) 利尻カムイ発電所 風力 250 利尻郡利尻町(利尻島) 清川発電所 水力 75 利尻郡利尻富士町(利尻島) 焼尻発電所 内燃力 1,110 苫前郡羽幌町(焼尻島) 奥尻発電所 内燃力 4,000 奥尻郡奥尻町(奥尻島) ホヤ石川発電所 水力 170 奥尻郡奥尻町(奥尻島)
※この「離島系統」の解説は、「北海道電力ネットワーク」の解説の一部です。
「離島系統」を含む「北海道電力ネットワーク」の記事については、「北海道電力ネットワーク」の概要を参照ください。
離島系統
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 10:20 UTC 版)
「東北電力ネットワーク」の記事における「離島系統」の解説
[全画面表示] 東北電力ネットワークの発電所(飛島・粟島)1 飛島火力発電所2 粟島火力発電所 [全画面表示] 東北電力ネットワークの発電所(佐渡島)1 白瀬発電所(水力発電所)2 両津火力発電所3 梅津発電所(水力発電所)4 水沢発電所(水力発電所)5 新保川発電所(水力発電所)6 相川火力発電所 東北地方の離島は、飛島、粟島、佐渡島以外、海底ケーブルなどにより本州から電気の供給を受けているため、東北電力ネットワークの本系統の一部である。飛島、粟島、佐渡島の系統は、それぞれ孤立しており、これらが離島系統である。 飛島系統、粟島系統は、小規模な50 Hzの系統である。 佐渡系統は、60 Hzの系統である。佐渡島の電化は、佐渡金山から始まった。金山を経営していた三菱鉱業(現・三菱マテリアル)が60 Hzの設備を導入したため、佐渡島は60 Hzで電化されることになった。 東北電力ネットワークの発電所名称種類周波数(Hz)出力(kW)所在地飛島火力発電所 内燃力 50 750 山形県酒田市(飛島) 粟島火力発電所 内燃力 50 900 新潟県岩船郡粟島浦村(粟島) 白瀬発電所 水力 60 457 新潟県佐渡市(佐渡島) 両津火力発電所 内燃力 60 53,000 新潟県佐渡市(佐渡島) 梅津発電所 水力 60 300 新潟県佐渡市(佐渡島) 水沢発電所 水力 60 133 新潟県佐渡市(佐渡島) 新保川発電所 水力 60 108 新潟県佐渡市(佐渡島) 相川火力発電所 内燃力 60 27,500 新潟県佐渡市(佐渡島)
※この「離島系統」の解説は、「東北電力ネットワーク」の解説の一部です。
「離島系統」を含む「東北電力ネットワーク」の記事については、「東北電力ネットワーク」の概要を参照ください。
- 離島系統のページへのリンク