両津火力発電所とは? わかりやすく解説

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両津火力発電所

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/12 05:56 UTC 版)

両津火力発電所(りょうつかりょくはつでんしょ)は、新潟県佐渡市羽吉にある東北電力ネットワーク火力発電所

概要

佐渡島内に電力を供給する内燃力発電方式の火力発電所である。佐渡島内にあるほかの発電所と同じく、60 Hzで電気を供給する。

東北電力の発電所として、1966年6月に1号機が運転を開始、順次増設され、9号機までが建設された。その後、老朽化に伴い、1号機が2009年2月に内燃機関および発電機の取替工事を実施し、2号機が2012年3月31日に廃止された[1]

2020年4月、東北電力から子会社の東北電力ネットワークに移管された。2021年12月21日に1号機と3号機が廃止となり[2]、2022年12月19日に4号機も廃止となった[3]

発電設備

  • 総出力:4万kW(2022年12月19日現在)[3]
  • 発電方式:ディーゼル発電方式(内燃力発電)
5号機
定格出力:7,500kW
使用燃料:C重油
営業運転開始:1974年6月
6号機
定格出力:7,500kW
使用燃料:C重油
営業運転開始:1975年6月
7号機
定格出力:7,500kW
使用燃料:C重油
営業運転開始:1978年6月
8号機
定格出力:7,500kW
使用燃料:C重油
営業運転開始:1981年6月
9号機
定格出力:10,000kW
使用燃料:C重油
営業運転開始:1988年6月

廃止された発電設備

1号機(廃止)
定格出力:3,000kW
使用燃料:A重油
営業運転開始:1966年6月
設備更新工事:2009年2月
廃止:2020年12月21日[2]
2号機(廃止)
定格出力:3,000kW
使用燃料:C重油
営業運転期間:1968年7月 - 2012年3月31日
3号機(廃止)
定格出力:5,000kW
使用燃料:C重油
営業運転開始:1970年6月
廃止:2020年12月21日[2]
4号機(廃止)
定格出力:5,000kW
使用燃料:C重油
営業運転開始:1972年5月
廃止:2022年12月19日[3]

出典

  1. ^ 佐渡火力発電所7・8号機および両津火力発電所2号機の廃止について 2012年3月30日
  2. ^ a b c 東北電力ネットワーク株式会社 (2020年12月21日). “両津火力発電所1号機および3号機の廃止について”. 東北電力ネットワーク株式会社. 2021年1月11日閲覧。
  3. ^ a b c 両津火力発電所4号機の廃止について”. 東北電力ネットワーク. 2023年7月15日閲覧。

関連項目

座標: 北緯38度6分53.3秒 東経138度26分0.8秒 / 北緯38.114806度 東経138.433556度 / 38.114806; 138.433556

外部リンク




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