三英雄とその関係者とは? わかりやすく解説

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三英雄とその関係者

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/21 06:00 UTC 版)

悪ノ娘」の記事における「三英雄とその関係者」の解説

レオンハルト=アヴァドニア モチーフLEON 年齢38歳没(462-500) 国籍ルシフェニア王国 人種:NO DATA 宗教レヴィンレヴィアルシフェニア三英雄の一人平民の出だが、かつてルシフェニア拡大に力を振るった前王アルスI世の下で功績立て、現在は王族親衛隊長を務める。アンネ皇后存命中は彼女に懸想していたが、臣下の分を弁え最後まで内心秘めるに留まっていた。 普段はいい加減で酒好き昼行灯だが、故に民衆思い好漢であり、王国家臣団からの人気も高い。王女諫言行え数少ない人物の一人であるが、それ故に彼女か疎まれている。 改心したかに見えた王女によって振舞われた酒の一席帰り養子アレンの裏切りに遭い斃れる死に際言葉によると宮廷内で何者かが蠕動していたことに気付いてたようだが、それが誰であるかを特定することまでは出来ていなかったようである。 若い頃血気逸りまた忠誠厚かったことへの反動からか、敵国虐殺行為働いたことがある養女ジェルメイヌはこの際侵攻先のベルゼニア両親殺した後に引き取った子である。 ジェルメイヌ=アヴァドニア/ジータ=C=ベルゼニア モチーフMEIKO 年齢20歳480-?) 国籍ルシフェニア王国(後に抹消人種ベルゼニア宗教レヴィンレヴィア楽曲悪ノ娘」における「赤き鎧の女剣士」。ルシフェニア城下町に住むアレン義姉で、レオンハルト養女仲間想い姉御肌でとても慕われている。義父似の酒豪で、酒場を捜せば大抵彼女を見つけられるとまで言われるほど。実は頭もいいらしく、レオンハルトからは剣技教えられなかったものの、結果的に作中において最強剣士となった自分出自について一切知らないが、怪我治り異常に早いこと、更に「怪我なんて食べれば治る」と豪語している事とその容姿から、コンチータ血縁ではないかアビスI.R.推察している。創世神によればバニカ=コンチータの子孫であり、ジェルメイヌはヴェノマニア公とベルゼニア皇帝家とマーロン王家血筋引いている事になる。 レオンハルトの死を王女による謀殺確信し有志とともにレジスタンス組織しリーダーとして革命主導するこの際亡き父の甲冑引き継いだことから「赤き鎧の女剣士」として名を知られるようになった。が、処刑前夜アレンとの邂逅当たって正義謳いつつも所詮民衆扇動した過ぎず動機私怨他ならないことを指摘され、また義父殺し実行犯正体聞かされたことによって己の正義疑い消沈覇気失ってしまう。 革命後は「魔女狩り令」に追われたこともあってルシフェニア王国から出奔しベルゼニア帝国ラングレー部隊身を寄せているが、そこでも革命ショックから己に大義を見出だせず酒に逃げ日々送っていた。しかし、リリアンヌ=ムーシェに諭されたことをきっかけに皆のために戦っていた頃の真っ直ぐな気持ち思いだし、革命同志でもあるカイルルシフェニア併合以降異常事態とその真意問いただすべくユキナの旅に同行するアビスI.R.倒し事態収拾がついた後は、シャルテットと共に旅に出た。しかし、ある事件生きていたアビスI.R.との戦い敗れアビスI.R.の器となったジェルメイヌは「ジュリアアベラール」として後世現れ、「悪意」をばらまく存在となった。 E.C.611年に、イリーナによる呪縛から解きたれた後に一時的にその人格を取り戻す。そのとき百年時の間変わり果てたルシフェニア見てルシフェニアはいい国になった・・・それだけで私の生きた味がある」と述べている。 マリアム=フタピエ モチーフMIRIAM 年齢32歳没(468-500) 国籍ルシフェニア王国 人種アスモディン宗教レヴィンレヴィア軍務司るルシフェニア三英雄の一人かつてはアスモディン暗殺者家系出で9歳にして将軍位に就くほどの腕前だったがルシフェニア寝返り、現在は王宮侍女長として仕えている。ネイ養母現役引退しつつも当時の力を活かした諜報活動行なっていたが、彼女一人の力ではルシフェニアに迫る影の正体を悟ることも、王国迫り来る滅び運命から逃すことも出来なかった。 ルシフェニア革命最終局面最後三英雄として残った忠臣たちを指揮し奮闘するもシャルテットとの戦いで負傷し、一旦撤退したところを実はマーロンスパイであった養女ネイの裏切りに遭い、彼女に殺された。 ネイ=フタピエ / ネイマーロン モチーフ亞北ネル 年齢23歳没(482-505) 国籍ルシフェニア王国マーロン国 人種マーロン宗教レヴィン教ビヒモ派 ルシフェニア三英雄の一人マリアム=フタピエの養子王女お気に入り侍女一人で、大人しく仕事実直に行なっているが、噂好きのお喋りという困った一面があり、王女あることないこと根も葉もない情報吹き込んでいる。 一介メイドに過ぎなかったはずが、三英雄の養女であったことを見込まれ革命後はマーロン国特務工作部隊の隊長務める。遂には重要拠点であるレタサン要塞司令として収まると、預けられ大罪の器グラス・オブ・コンチータ」を扱って屍兵操り数々混乱巻き起こす。また性格狂気的なものに変わっており、再会したシャルテットを困惑させていた。 その正体マーロン国第十三王女。皇太后プリムアルスI世の不義結果生まれたカイルマーロン異父妹であり、リリアンヌとアレン異母姉にあたる。また、本来であれば「リリアンヌ」として生まれ予定だったこの時代における「Gretel」の魂を受け継ぐものでもある。 色欲悪魔を扱うことでアルスの子を身篭り、前マーロン国の子供として出産したプリム皇后だったが、本来ならマーロン王家現れる筈のない金髪持ち主であった為、不貞発覚することを嫌った女によってアビスI.R.実験体として赤ん坊ネイ提供し表向きには死産したことにしていた。幼少からアビス魔導実験受けてきたネイ次第にその精神を歪ませていった。なお、兄カイルとは縁戚の子との触れ込み一度だけ顔を合わせており、絵のモデルになっている9歳時にアビスI.R.指示記憶失った孤児のふりをし、三英雄のひとりマリアム養女として迎えられる王宮中枢潜り込んだ後はアンネ女王の死と時を同じくして己に宿る傲慢悪魔をリリアンヌ王女移し王女を含む近辺人物密かに扇動すべく都合のいい情報吹き込み養母マリアムカイルにとっては公私ともども邪魔になったミカエラ両名殺害した革命の裏舞台で常に暗躍していた、いわばもう一人の「悪ノ娘と言える彼女だが、それも全て母親役に立つためであった革命後はマーロン国特務工作部隊長として暗部役割表面化させる。この際に「グラス・オブ・コンチータ」を預けられるが、このことで精神破綻拍車がかかり、遂に自覚なきままに最愛の母を手に掛けた直後我に返った彼女は目の前の兄を仇と思い込み悪食悪魔の力を解放。他の悪魔化とは異なり悪食悪魔助力絞られたため肉体変化は単に赤いドレス姿になるに留まるが、それでもカイル圧倒し紙一重の差で敗北したその後捕縛される何者の手にかかり殺害された。 死後カイル見た夢の中幼少期の絵のモデルとなった頃の彼女が現れる謝罪言葉とともに兄妹和解はなるが、悪食悪魔に連れられ、姿を消す悪魔言葉借りるなら彼女の魂は「墓場の主」になるための礎とされたという。 名の由来は『ファンタシースターII 還らざる時の終わりに』のネイから。 漫画版一つである『おぺらぶっふぁ』ではラスボス役。リリアンヌを暗殺すべく暗躍するが、偽りのにすぎないはずのマリアムに情を抱き葛藤する。 エルルカ=クロックワーカー(Elluka Clockworker) モチーフ巡音ルカ(ルカーナ=オクト年齢秘密国籍ルシフェニア王国無国籍 人種レヴィアンタ宗教レヴィンエルド悠久の時生きる魔道師にして、ルシフェニア三英雄の一人以前アスモディン身を寄せていたが、480年アルスI世と「サノスン誓い」と俗に言われる本人曰く雇用契約を結び、王女リリアンヌの代もまた、宮廷魔道師として王国仕えている。 魔術具体的な力として披露することはもちろん予言者としても有名で、王宮内には彼女の信者も多い。茶目っ気溢れ自由人ありながら意外と情に篤く世話焼き気質で、この時代の彼女が一番人間味あるエルルカであった後世Ma」は語っている。 大地エルド依頼により「大罪の器」を収集するため、同時に大切な友人たちと彼らに託されたものを守るべく、彼の眷属である二人精霊協力者として得る。が、王国滅亡回避することは叶わず、三英雄の座を自ら投げ打って国外脱出した革命後はグーミリアとともにカイル発令した魔女狩り令」を躱しつつ、各地信奉者頼りつつ活動するが、特殊部隊率いて襲撃してきたアビスI.R.身体乗っ取られてしまった。しかし意識はグーミリアの身体移していた為、グーミリアがアビスI.R.追い詰められ時に表に出て自身魔道師としての経験とグーミリアの巨大な魔力駆使して身体取り返すことに成功したアビスI.R.との一応の決着着いた後は、アビスI.R.がミキナに預けていた幾つかの大罪の器手に入れ、グーミリアと共に大罪の器探しに再び旅に出たその後609年の「トラゲイ連続殺人事件」を機にグーミリアと共に犯罪組織ペールノエル」に関わるようになり、611年に「ペールノエル」の首領ジュリアアベラールこと義妹イリーナクロックワーカーから果たし状を受け、メリゴト高地決闘行ったその後842年国にて姿が目撃されており、今まで使っていたルカーナ=オクト身体限界近づき始めた為、その容姿を羨ましがったカヨ=スドウの身体交換している。 ミカエラ(Michaela) モチーフ初音ミクイブ=ムーンリット) 年齢:1028歳(外見年齢16歳国籍エルフェゴート国 人種精霊→エルフェ人 宗教レヴィンレヴィア派(建前上) 楽曲悪ノ娘」における「隣国の緑の女」。大地エルド眷属一人。本来、精霊不可視不定形存在だがコマドリ好んで変化する明朗快活好奇心旺盛性格で、人間興味持っている魔力が強いことを見込まれ、エルルカの「大罪の器探し協力することになる。エルルカの指示人間転生するに当たっては「原罪者」の姿を選んだ精霊明確な性別持たないこともあって一人称「僕」であるが、人間女性として立場では「私」使っている。 差し当たって拠点としたヤツキで”再会”したクラリス行動を共にし、彼女と交流深めながら、エルルカに教わった探査魔法を歌に乗せて走査し大罪の器大まかな位置割り出ていった。 そんななかクラリス義母の死をきっかけクラリスと共に首都アケイドに渡ると、生活の糧と「大罪の器」の情報求めて大商フリージス家使用人として働くことになる。歌声キールの耳に留まったことをきっかけ彼による売り込みはじまり、やがて国でも名を知らぬもののいない歌姫誰からも愛される存在となる。 が、原罪者譲り美貌と誰隔て無く接するその姿勢、優しい性格もあったが、何よりその外見祟ってマーロン国カイル恋心呼び込んでしまう。ミカエラ自身彼の求婚拒絶するが、その感情国王独断でのリリアンヌ王女との婚約破棄つながりエルフェゴートへのルシフェニア侵攻、そしてミカエラ個人抹殺するための「緑狩り令」へと発展する。 この時点人間としての感情育ち、愛を理解しつつあった彼女は、エルルカの提案した安全策である精霊に戻ることを拒否しフリージス家提供する隠れ家に匿われる。しかし、そこへ現れ何者かによって人間としてのミカエラは命を奪われ亡骸苗木へと姿を変えた。 これは依代である大樹限界が近いエルド差し金であり、自身地上を去るに当たって後継者ミカエラ選んだためである。後にクラリスのもとにグーミリア達が来訪し苗木は彼女に預けられる。この時に魔術により、一時、人の姿を手にし、互いに告白機会得てクラリスに己の感情伝えた苗木としてだいぶ成長したミカエラ故郷である千年樹戻され、後に友人窮地を救うことになる。彼女の木は、エルド去りし後は急速に成長遂げ新たな千年樹として民衆親しまれることになったが、自身精霊時代以上に退屈な時間得てしまった。そのため「映画館」の建設後奮って介入始めている。 セカンドピリオド時代の名前は「マイケル・アークロウ」で、男性であった。 グーミリア(Gumillia) モチーフGUMIグミナ=グラスレッド) 年齢:1028歳(外見年齢16歳国籍エルフェゴート国ルシフェニア王国無国籍 人種精霊→エルフェ人 宗教レヴィンレヴィア派(建前上) 大地エルド眷属一人で、ミカエラ友達。本来、精霊不可視不定形存在だがシマリス好んで変化する無感情淡々としたしゃべり方をするが、実際はとても友達思い魔力が強いことを見込まれ、「三英雄」エルルカの後継者として魔術教授されることになる。人間転生するに当たっては「グミナ=グラスレッド」の姿を選んだ潜在的な魔力はエルルカの肉体凌ぐほどのもので、短時間基本的な魔術飲み込んで彼女の助けとなる。ルシフェン王朝には宮廷魔道師見習いとして仕えるが、エルルカに伴って出奔する革命動乱にあたって師匠とともに故郷を救うための雨乞い行い親友ミカエラ決意聞いて自らも人間として生きること選択した革命後はエルルカとともに旅をしていたが、彼女とはぐれてからはその伝手を辿ってベルゼニア帝国皇帝相談役をしている。二年間の間に視力問題から眼鏡掛けるようになっており、口調もやや男性的だが流暢なものに変化している。実は身体奪われたエルルカの意識宿しており、エルルカの人格とグーミリアの人格それぞれ出ていた。後にエルルカの身体取り戻すことに成功した魔力使い切ってしまい、回復を待つ時間など様々な天の配剤によって師匠ともども革命後の一連の動乱決着には立ち会うことはなかった。 アビスI.R.との一応の決着着いた後は、エルルカと共に旅に出たその後609年発生した「トラゲイ連続殺人事件」を機にエルルカと共に犯罪組織ペールノエル」に関わるようになった。エルルカの方はその後842年国で目撃されているのに対し、グーミリアの方は「ペールノエル」での一件以降姿を消している。 セカンドピリオド時代の名前は「グーミリア・マツモト」。

※この「三英雄とその関係者」の解説は、「悪ノ娘」の解説の一部です。
「三英雄とその関係者」を含む「悪ノ娘」の記事については、「悪ノ娘」の概要を参照ください。

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