ペールノエルとは? わかりやすく解説

ペールノエル (Pere Noel)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 06:54 UTC 版)

七つの大罪シリーズ」の記事における「ペールノエル (Pere Noel)」の解説

エヴィリオス各地暗躍する暗殺組織。名前は紀元前から活動していた犯罪組織アポカリプス」の首領ペイルノエル由来中心メンバー七人構成された「セプト」と呼ばれる人物たちであり、それぞれ称号を持つ。 ジュリアアベラール/一番目サンタクロース (Julia Abelard/First Santa Claus) モチーフMEIKO(ジェルメイヌ=アヴァドニア) ルシフェニア共和国貴族最年少で初の女性大統領就任し民衆から絶大な支持受けているが周囲からのやっかみも強い。レミーアベラール義母であり、側には常に赤猫がいる。 その実態は犯罪組織「ペールノエル」の首魁一番目サンタ」にして、「ジェルメイヌ=アヴァドニア」の身体乗っ取った魔道師アビス I.R.」。コンチータ血族肉体であるため今までのどの身体よりも魔力優れており、洗脳などで手にした構成員手駒大規模犯罪行なっていた。一番目サンタ正体を知る者は組織内でも少なく、殆どの場合影武者であるメイラナが表に出ている様子自分がかつて子供を産めなかった事から、義理の息子であるレミー対す愛情深く不器用ながらも本当の息子のように接していた。リン=チャン助けるために人を殺したレミーを「正しいことをした」と言い、「五番目の道化師」として組織迎え入れた。 「ペールノエル」の地位確立させるべく、フリージス財団の副総帥であるブルーノ=マーロン組織引き入れもうひとりフリージス財団総帥であるノブ=ニコールレミー殺害させようとするも、ユステア捜査官ウィルスエインによってブルーノ過去の罪を暴かれてしまい、大統領として信頼揺らいでしまった。 その最中に、母の役に立ちたいという名目快楽殺人者に成り果ててしまったレミーが、「ペールノエル」の一員として迎えたエルルカとグーミリアに射殺されるという事態が起きる。「悪食悪魔」と契約したレミー生きている知りつつも、自分と「エルルカ」との運命決着をつけるべく、本名あり素性の「イリーナクロックワーカー」を遂にエルルカに名乗りメリゴド高地ペイルノエル墓場舞台決闘申し込む。途中から母を追ってきたレミーがグーミリアと戦い始めるも、「憤怒悪魔」の力を借りたグーミリアによって完全に死亡息子の死に涙を流しながら、エルルカとグーミリア二人相手にしていたジュリア限界であり、最後にジェルメイヌの身体解放し赤猫身体仕込まれていた『BLACKBOX TYPE S』を発動させる。 異空間にグーミリアと、「ルカーナ=オクト」の身体宿っていたレヴィアとビヒモとイブ=ムーンリットを閉じ込めたイリーナは、イブ=ムーンリットこと「クロックワーカーズ=ドール」の中に眠る「法廷の主」としての力を目覚めさせ、異空間全てのものを平等にさせ「神」殺そうとするも、「法廷の主」の力を手中に収めていたことで「悪食悪魔」の妨害遭う。そして力がぶつかり合った衝撃で、イリーナは「エルルカ=“Ma”=クロックワーカー」の中のひとりとなった。ジェルメイヌ=アヴァドニア (Germaine Avadonia) モチーフMEIKO 500年に「ルシフェニア革命」を起こした赤き鎧の女剣士。ヴェノマニアの血を引くコンチータの子孫。508年起きた新生四騎士事件」でアビス I.R.との戦いで敗北し、彼女の器にされてしまった。それから100年以上時が経ち611年アビス I.R.ことイリーナがエルルカたちに敗れたことで、長年使ってきた身体へのせめてもの償いとしてジェルメイヌの身体解放する。しかし、イリーナ魔力失ったジェルメイヌの肉体急速な老化進み世界警察に「ジュリアアベラール」として発見され時には余命ヶ月宣告された。エイン車椅子引かれながら100年以上経った祖国ルシフェニア平穏な風景見渡しながら、自分たちのやってきたことは無駄ではなかったと満足そう微笑んでいた。 カスパル=ブランケンハイム/二番目ディーラー (Kaspar Blankenheim/Second Dealer) モチーフKAITO トラゲイを治めていた侯爵マルガリータによって「gift」飲まされ死亡したブルーノ=マーロン/カイドル=ブランケンハイム/二番目のディーラー (Bruno Marlon/Kaidor Blankenheim/Second Dealer) フリージス財団の副総帥カスパル死後二番目ディーラー」の地位就いた野心家。その正体カスパル実父であり、本物ブルーノ=マーロン殺しヴェノム=ソード」で顔を変えて成り変わっていた。ジュリア曰くマーロン一族は「敵に回す厄介だが、味方にすると使えない」。 ノブ=ニコール殺し自らの地位確立させようとするも、ウィルスエインによって自らの正体と、不倫した妻に逆上して殺した罪を暴かれてしまい、緊急逮捕された。その後口封じのためガットクーロン殺害されるマルガリータ=ブランケンハイム/三番目眠らせ姫 (Margarita Blankenheim/Third Sleep Princess) モチーフ初音ミク カスパルの妻。その正体は「怠惰の器」であり、原罪者イブ=ムーンリットそのものである。現在はエルルカことルカーナ=オクト身体の中に取り込まれている。イリーナ発動させた『BLACKBOX TYPE S』にエルルカ(レヴィアと共に飲み込まれ、「エルルカ=“Ma”=クロックワーカー」の中のひとりとなった。 メイラナ=ブロッサム/四番目のシャドウ (Mayrana Blossom/Fourth Shadow) モチーフMEIKO(ジェルメイヌ=アヴァドニア) 本物ジュリアアベラール弟子表向きにはエルフェゴート国のカルガランドの市長ジュリアアベラールとして活動しており、メータ=ザルムホーファーを聖母として崇める信奉者である。レミージュリアから叔母だと説明されている。 組織の中では彼女の次に古参だが、四という数字好みその座についている影武者役割通りジュリアアベラールによく似た容姿を持つが、ガットレミーによれば以前とは姿が違う。これは一番目サンタクロースと同じ顔にするよう七番の手品師に依頼したためである。なお、七番の手品師は意図してサンタクロースとは少し違う顔に変えたマルガリータ友人として彼女に「gift」製法教えたジュリア」はメイラナであり、一番目サンタ影武者として活動するときは「エルルカ=クロックワーカー」を名乗っている。ジュリア執心しているエルルカに嫉妬し彼女をトラゲイの惨劇巻き込み、後に自らの手殺そうとするも、グーミリアによって殺された。 レミーアベラール/五番目の道化師 (Lemy Abelard/Fifth Clown) モチーフ鏡音レン この時代における「神の双子ヘンゼル最後転生体。 元は孤児であり、孤児院過ごしていたところを富豪であるジュリア引き取られた。ジュリアからは惜しみない愛情注がれており、レミーも彼女を慕っている。ジュリアによれば実母娼婦だったらしく、客の子どもを産んだ真冬の河に捨てたらしい。屋敷で偶然開いていた忍び込んだ時に「赤いワイングラス」に触れており、それ以来ネイ」という少女の声が聞こえるようになり、記憶力悪さ何度もネイ」にフォローしてもらっている。 ある日ジュリアと共にサーカスを見に行ったところ、同じ孤児院出身リン=チャン本人歌声によって気付くも、黒髪そばかす容姿だった彼女が自分そっくりの金髪少女の姿になっていたことに驚愕する。サーカス終わった後、用事があった母と別れひとりで帰ろうとした時に人攫いに攫われそうになり、そこを道化師ピエロ)の恰好をした男性救われる人攫いたちが彼を「五番目のピエロ」と呼んでいたことから、自分の命を救ってくれた「五番目のピエロ」に恩義を抱くようになるジュリア大統領就任した祝いパーティで再びリンの姿を見る者ものの、今度は声が別人のものになっていたことに気付く。そして母の知り合いであるブルーノ=マーロンから彼女の後見人トン=コーパについて、何人も孤児引き取って無理やり働かせて口封じ殺しているという噂を聞きリンの身を案じてピエロ恰好でコーパ家の屋敷忍び込む。そして再会したリン過剰労働によるストレス歌えなくなり口パクバレたことでトン自分代理歌っていた子を殺したこと、そしてリン殺そうとしていることを知る。その直後トン現れ追い詰められレミーは「ネイ」の全て委ねなさいという声に従いトン殺害レミー叔母のメイラナを頼りエルフェゴート国のカルガランドに向かい、そこで待ち伏せていた義母再会するリンをメイラナに託した後、レミー悪人であったトン殺したことは正しいことだったと母に言われ、悪を倒すために母が率いる「ペールノエル」に迎えられ、かつての恩人と同じ「五番目の道化師」を襲名するジュリア命令の下、組織裏切りリンの顔を変えた七番の手品師」ことユーゼット=オラ探すべく、連続猟奇殺人鬼としてルシフェニア共和国ロールド領で活動し娼婦たち片っ端から殺害しており、その行動実在したイギリス連続殺人犯切り裂きジャック思わせる目的のユーゼットを殺した直後、かつての「眠らせ姫」ことエルルカ=クロックワーカー現れ、彼女と母を引き合わせたその後ブルーノ正体露見で母が窮地追いやられてしまい、自分が母の指示通りブルーノ殺せなかったことでジュリアに見限られ或いは自分ジュリアにとって捨て駒としか思われていなかったと思い悩むうになるそんな中新たに七番の手品師」を襲名したエルルカが「幼いあなたにはまだ未来がある。だから自分と一緒に国へ逃げよう。」と誘われるも、それを拒否し母やガット報告するがエルルカたちに逃げられてしまった。この頃には「正義」と称して「ペールノエル」を邪魔する者を次々と暗殺しており、母を追い詰める世界警察エイン=アンカー前に現れるが、この時のエイン発言でかつて人攫いにあったレミー助けてくれたピエロは、「本物五番目の道化師」を追ってサーカスピエロとして潜入していたエインであったことが判明自分慕っていた「正義恩人」が自分とは逆の立場人間であった事実受け入れられず、エイン殺そうとするも、その直後に「八番目の狙撃手」グーミリアに胸を撃たれる。そして現れたエルルカに「悪」の道を自ら選んだレミーはもはや助けるに値しないこと、母やリンのためにという大義名分で人を殺してきたただの快楽殺人鬼だったと罵られながら意識手放した。 しかし、「悪食悪魔」と契約していたレミーは死ぬことはなく、意識取り戻す。そして「ネイ」の言葉従い母を助けるためにメリゴド高地ペイルノエルの墓に向かい、母ジュリア交戦していたエルルカとグーミリアに襲い掛かる契約者であるが故に死ぬことのないレミー徐々にグーミリアを追い詰めるも、「憤怒悪魔」ことセトトワイライト助力受けたグーミリアの弾丸前に今度こそトドメ刺される死に際自分身体抱えて泣き叫ぶジュリアの姿を見て自分息子として本当に愛されていたのだと知り満足するも、その魂は「グラス・オブ・コンチータ」に取り込まれ墓場の主」であるバニカ=コンチータグレーテル転生体であるネイことアルテと共にあり続けようになったガットクーロン/六番目ヴェノム (Gatt Coulomb/Sixth Venom) モチーフ神威がくぽ かつて「アスモディン悪魔」と呼ばれたガストヴェノム曾孫であり、ルカーナ=オクト血筋を汲むヴェノアニアの子孫。サムライのような喋り方をする。表向きの顔はアスモディン国の副将軍であるが、メイラナに頼まれカルガランド市内の図書館司書としてハンネをトラゲイに誘導していた。メイラナと共に勝手にエルルカを殺そうとしたことをジュリア咎められ、罰として雑用係として草刈り命じられた。 その後世界警察囚われブルーノ=マーロン口封じ殺害するも、そのこと露見し追われる身となる。その後ジュリア屋敷残されていた「憤怒の器」を刀に変えてメリゴド高地に向かうエルルカとグーミリアに襲い掛かるも、エルルカの反撃半殺しにされ、ロープ木にくくりつけられて「黄金の鍵」を奪われるその後エルルカからの連絡受けた世界警察身柄拘束された。 ユーゼット=オラ/七番目の手品師 (Yuzette Ora/Seventh Magician) 元ペールノエルのメンバー娼婦色欲の器「ヴェノム・ソード」の持ち主であり、その能力使って占い師傍らで顔の整形営んでいた。元は港町に住む平凡な女性であったが、ある日ジュリアとその弟子メイラナに出会い魔導師憧れて彼女ら付いて行く。しかし、魔術才能全くなかった捨てられ占い生計立てていたところジュリア再会し、「ヴェノム・ソード」と契約することを条件にペールノエル入り果たした。 しかし再び自分切り捨てられることを感じ、命惜しさにペールノエルから逃げ娼婦としてお金を貯めた後に国へ亡命しようとするが、レミーに見つかり殺されるマルガリータ=ブランケンハイム/エルルカ=クロックワーカー/七番の手品師 (Margarita Blankenheim/Elluka Clockworker/Seventh Magician) モチーフ巡音ルカ(ルカーナ=オクト) ユーゼットが務めていた娼館オーナーマルガリータことイブ=ムーンリットを取り込んだエルルカであり、その影響で足が不自由になり車椅子乗っている。ユーゼットが死んだ後、レミー自分が「三番目眠らせ姫」だったと名乗りジュリア再会するその後彼女の下に付くのに新しい姿になったからという理由で、「七番の手品師」を名乗るうになる実際人格主導権は「エルルカ」の方にあり、「怠惰悪魔」を取り込んだことで固有能力である催眠術使えるうになるも、力は大幅に弱くなり一定時間経つと効果切れてしまう。また、エインたちにブルーノ=マーロン正体に繋がる手がかり残したのも彼女である。その後ジュリア大統領として地位弱まった後、レミー一緒に逃げよう誘ったが、レミージュリア告発した翌日から消息を絶った。しかしグーミリアに撃たれて死の淵に立ったレミー前に現れ快楽殺人者と成り果てレミーの「正義」を否定していた。 その後ジュリアこと義妹イリーナから果たし状受け取りメリゴド高地に向かう途中襲撃していたガットクーロン返り討ちにし、彼から奪った黄金の鍵」をグーミリアに託す。そしてイリーナとの戦いはじまり、グーミリアがジュリア追ってきたレミー殺害したことで決着がつくものの、イリーナ発動させた『BLACKBOX TYPE S』に飲み込まれてしまう。そこで本来の「双子神の姉レヴィア」の姿になり、自分が「エルルカ=クロックワーカー」を憑代蘇った際に転生ルールで「レヴィアとしての記憶失ったこと、「エルルカ=クロックワーカー」の身体残されていた記憶から自分が「エルルカ=クロックワーカー」であるとずっと思い込んでいたこと、そして僅かながらに「レヴィアとしての記憶もあった為に自分(エルルカ)が地神エルド友人であった思い込んでしまったこと、そしてイブ=ムーンリットを取り込んだことで本来の記憶取り戻したことを、イリーナやグーミリアに明かした。そして「法廷の主」の力を発動させたイリーナ対抗するべく攻撃しかけようとするも、乱入してきた「悪食悪魔」の力とイリーナの力もぶつかりあい、巨大な力のぶつかりあいの結果、「レヴィア」「イリーナクロックワーカー」「イブ=ムーンリット」の魂が融合し新たな人格「エルルカ=“Ma”=クロックワーカー」が生まれた。 グーミリア/八番目の狙撃手 (Gumillia/Eighth Sniper) モチーフGUMIグミナ=グラスレッド) エルルカの弟子であり、七人かいなかった「セプト」で新たに八番目」の称号得た。エルルカの催眠術かけられており、ジュリアたちを敵と認識しなくなっている。 しかし実は催眠は「エルルカがマルガリータ取り込んだことを忘れる」ということしかかけられておらず、実際自分意志で彼女に従っていた。レミー射殺した後、エルルカがガットから奪った黄金の鍵」を託されイリーナとの決闘挑む。その途中でジュリア追ってきたレミー交戦になり、「契約者であったレミーを殺すことが出来ず徐々に追い詰められていく中、「黄金の鍵」に宿る憤怒悪魔」ことセトトワイライト呼びかけを受け、「セカンド・ピリオド時代記憶がない精霊のグーミリアは自分を知る「憤怒悪魔」の呼びかけ戸惑うも、一度きり契約という言葉信じる他なく、セト力を借りてレミートドメ刺したその後イリーナ発動させた『BLACKBOX TYPE S』に飲み込まれ神殿本来の姿イリーナレヴィア、ビヒモ、イブ対面する。そこでエルドから「エルルカ=クロックワーカー」の正体知らされていたこと、レヴィア記憶取り戻したミカエラと共に再び封じるよう厳命されていたことを打ち明けるも、師匠として慕う「エルルカ」を裏切ることはできなかったと涙ながらに語った。そして力のぶつかり合い異空間不安定になりグーミリアはビヒモや「黄金の鍵」に宿っていたセトと共に冥界飛ばされてしまう。神であるビヒモと違い生きたまま冥界飛ばされてしまったグーミリアは『heavenly yard』に行くことができず、このままでは瘴気蝕まれしまうため、セト融合しいつか来る師匠レヴィア冥界待ち続けることを選択した

※この「ペールノエル (Pere Noel)」の解説は、「七つの大罪シリーズ」の解説の一部です。
「ペールノエル (Pere Noel)」を含む「七つの大罪シリーズ」の記事については、「七つの大罪シリーズ」の概要を参照ください。

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