エルフェゴート国
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/21 06:00 UTC 版)
ソーニ=エルフィン 現国王。穏健な平和主義者。 クラリス(Clarith) モチーフ:弱音ハク 年齢:21歳(479-?) 国籍:エルフェゴート国→ルシフェニア王国 人種:ネツマ族 宗教:レヴィン教エルド派 楽曲「白ノ娘」における「白い髪の私」。ヤツキ村に暮らすネツマ族の少女。周囲のエルフェ人とは異なる民族のため幼い頃から蔑まれ、周囲と違う白い髪と赤い瞳にコンプレックスを抱いてきた。そのため「生きていてごめんなさい」が口癖の卑屈な性格になってしまう。何事にも懸命に取り組むが、不器用で要領が悪い。まじない師であった義母の影響で字の読み書きができる。 母親は末期のグーラ病にかかっており、間もなく訪れる孤独からエルドの樹に「誰でもいい、私の『友達』になってほしい」と祈った。その数日後、倒れているミカエラの姿を見つけて共に暮らすようになり、彼女の優しさに触れ次第に惹かれあっていった。母の死後、村長に甥のオイゲンを毒殺した罪をなすりつけられそうになり、ミカエラと共に村から逃げエインの伝手でアケイドに向かい、アケイドに屋敷を構えるフリージス家の夫人ミキナに使用人として雇われる事になった。屋敷では生来の性格からあまり家事の効率は良くなかったが、料理は上手くなり、とりわけブリオッシュを作るのが得意となった。また、ユキナの子守を任されることになり彼女から懐かれている。 「緑狩り令」を逃れるため、フリージス家の隠れ家にミカエラと共に隠れようとするが、ルシフェニア兵に発見され、エインにミカエラを託し、自身が身代わりとなって投降した。軍の尋問中にミカエラの死を知り、舌を噛んで自殺しようとしたが一命をとりとめ、ルシフェニアの商人であるコーパを通じてキールに引き渡された。ミカエラのことを思い出してしまう辛さから、キールの伝手で、ルシフェニアにあるエルド派の修道院併設の孤児院で働く事になる。その後、修道院を訪れてきたエルルカとグーミリアに、ミカエラの正体と彼女が新たな千年樹の苗木となったことを聞かされ、僅かな間だけかつての姿となったミカエラに、互いに愛していると伝えあった。 それからしばらくして港で倒れているリンを見つけ、介抱し修道院に迎え入れた。最初はリンの我が儘に辟易していたが、自分の過去の境遇から彼女に優しく接し続け、彼女から心を開かれるようになる。しかし真夜中にリンの懺悔を聞いたことで、彼女がミカエラを死に追い詰めた「悪ノ娘」であることを知り、その憎しみから生まれた憤怒から、ナイフを手に港にいたリンを殺そうとする。しかしアレンの幻と、ミカエラは復讐を望まないだろう、という思いから踏みとどまり、リンの髪を切るだけに留まった。 後にネツマ族の迫害をなくすために修道院から出たが、リンとは生涯を通じて友人であり続けた。その後はクラリス修道会を設立し、シスター・クラリスとして歴史にその名を残している。 名の由来は『ルパン三世 カリオストロの城』のクラリス・ド・カリオストロから。 クラリス母 公式に名前は決定されていない。過去に「まじない師」として活動していた。まじない師とは、薬を密造していた者達の総称のようである。彼女は、過去にプリム=マーロンに謎の薬を渡したことがあり、癒着していた疑惑がある。悪ノP曰く「結構な悪人」まじない師という職業ゆえか「魔術」や「精霊」などについての知識があり、コマドリの姿であったミカエラを「精霊」であると認識していた。晩年には、グーラ病にかかり、味覚に異常をきたすようになり蟲を好んで食べていた。 エイン 国籍:エルフェゴート国 人種:エルフェゴート人 ヤツキ村の村長の息子。強欲で口うるさい父親とは似ても似つかない好青年で、村の女性からも人気が高い。クラリスに好意を抱いている。父親がフェリクス伯爵に上納する土地代を着服し、横流しを脅してきた甥であり補佐のオイゲンを殺害した際、その罪をクラリスに着せようとしている事に気付き、クラリスとミカエラを逃がした。その後伯爵に告発して父親が逮捕された後、伯爵に頼みエルフェゴート軍に所属している。 ルシフェニアとの戦争が勃発した際、ヤツキ村にある隠れ家に戻ってきたクラリスとミカエラを助ける。そしてクラリスに睡眠薬で眠らされたミカエラをフリージス家の隠れ家まで連れて行くが、ミカエラの身代わりとなったクラリスを助けに行こうとして返り討ちに遭い、目が覚めて隠れ家の外に出たミカエラが見つけた時には既に息を引き取っていた。
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