苗木
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/21 04:06 UTC 版)
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苗木(なえぎ)は、移植するために育てた樹木の苗。苗木を育てる畑を苗畑という。
概要
苗木の優劣は、林業や農業では収穫時の収益に、緑化では景観上に大きな影響がでるため、苗高、地上部・地下部比、根量率、根張率といった定量的な評価や外見による定性的評価により、厳しい選抜が行われる[1]。
育成方法による分類
出荷方法による分類
林業用の苗木は、出荷方法によって以下の分類に区分できる[2]。
- 裸苗
- 山林に植栽するため、根に付いた土をふるい落として根がむき出しとなっている苗木。
- 植物の休眠期である秋の終わりから春先に植栽する場合に使われる。
- ポット苗
- ビニルポットなどの簡易容器に土壌を入れ、その土壌の中で育てた苗木。
- 季節を問わずに育てることが出来るが、土ごと運ぶために重量が嵩むことや、根がポットの中でとぐろを巻くなどの課題があった[3]。
- コンテナ苗
- 林業の世界で「コンテナ苗」と呼ばれるのは、マルチキャビティコンテナと呼ばれるコンテナで、穴が連結したトレーで苗木を生産する生産方式。
- 2010年頃から本格的な導入が図られ、国有林を中心に普及してきているが、生産コストや植栽後の成長などで不明な点も多い。
日本の苗木生産
庭園や街路などの緑化用の苗木(緑化樹木)は年間11,395万本、林業用(針葉樹および広葉樹)の苗木は年間7,000万本が生産されている(ともに2008年度)[4]。
脚注
- ^ 森林土木技術者のための環境保全用語辞典(森林土木コンサルタンツ刊)苗木の項
- ^ コンテナ苗を使ってみませんか (PDF) 森林総合研究所
- ^ “コンテナ苗ってなに?”. 日本森林技術協会. 2020年5月14日閲覧。
- ^ 森林林業統計要覧2009(日本森林林業振興会)
関連項目
苗木(なえぎ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/22 01:24 UTC 版)
中津・坂本の両地区の北部に位置し、木曽川を挟んで接している。江戸時代には苗木藩がおかれたが、小藩で石高の小さい藩が支配していた町だったため苗木に城下町の風情はあまり残っていない。苗木花崗岩と呼ばれる貫入花崗岩が局所分布しており、西隣の蛭川地区とともに花崗岩ペグマタイト鉱物の日本三大産地の一つとして知られる。花崗岩質の土壌が広く露出しているため、全国有数の自然放射線量の高さを誇る。人口は6,545人。
※この「苗木(なえぎ)」の解説は、「中津川市」の解説の一部です。
「苗木(なえぎ)」を含む「中津川市」の記事については、「中津川市」の概要を参照ください。
「苗木」の例文・使い方・用例・文例
- もう少し湿った土を苗木のまわりにおいて押して固めなさい
- 彼は庭の周囲に苗木を間隔を置いて植えた
- 彼女は裸根の苗木を移植した。
- バナナの苗木は球茎から発育する.
- 彼はでかい足で苗木を踏みつけた.
- 苗木は一定の間隔で植えられ(てあっ)た.
- 傷みやすい苗木.
- 苗木を間引く.
- 何か重量のある動物が苗木を踏みつぶしてしまっていた.
- 苗木を庭に植え替えた.
- 彼は苗木の根の周りの土を踏み固めた.
- キノコ類や苗木類に被害をもたらす黒みがかった群生する微小バエ
- 庭師はバラの苗木を植えた
- 苗木が植え変えられるまで育てられる土地の小区画
- 苗木などを立ち枯れ病にする菌
- 倒されたか、苗木の生産に向けられた木の幹
- 圧条という,苗木の作り方
- 合わせ接ぎという,苗木の接ぎ木法
- 根を分けて苗木をとるときの,もとになる根
- 苗木の成長するまでの間,農作物を栽培する林野
苗木と同じ種類の言葉
- >> 「苗木」を含む用語の索引
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