苗木こまる
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/18 03:17 UTC 版)
「絶対絶望少女 ダンガンロンパ Another Episode」の記事における「苗木こまる」の解説
概要 こまるが持つ「拡声器型ハッキング銃」によって敵への攻撃や妨害、探索の補助を行いながら進んでいく。ハッキング銃の効果は、銃に装填する8つの「コトダマ」を変えることで切り替えることができる。 まず、Lボタンで構え、右スティックで照準を調整して、Rボタンでコトダマを放つ。構えている間も左スティックで移動可能(視点は固定される)。コトダマは、十字キーを押す方向によって切り替わる他、□ボタンで一覧を表示させてタッチすることでも変更可能。 ハッキング銃の照準はレーザーポインタとなっており、射程距離の差異はあるが減衰などもなくまっすぐ飛ぶ。 元々が戦闘経験のない一般人であるためか、アクションゲームでよくある回避・防御行動は不可能。また、近接攻撃もできないため、距離を取っての戦いが基本となる。 コトダマ ハッキング銃に装填される、様々な効能を持った弾。なお、ハッキングの名の通り、モノクマや一部のオブジェクトなど特定の機械にしか反応させることができない。 最初期のみ8つ全てのコトダマを無制限に使用可能だが、以降は使用可能なコトダマの減少と弾数の有限化というデチューンが施されてしまう。コトダマの種類はストーリーの進行で増える。 弾数はコトダマごとに設定され、それぞれ「モノモノマシーン」などで出現する予備弾倉を拾うことで回復する。回復する機会は多いとは言えないので、あまり撃ちすぎないように気を付ける必要がある(ボス戦だけはライフ・バッテリーともにある程度減少している場合はフィールドに配置される)。自発破壊(コワレロ):アイコンカラーは青。いわゆる通常弾。まっすぐ飛んで行き、モノクマにダメージを与える。モノクマは総じて左目の赤い部分が弱点となっており、ここに当てることで大ダメージを与えられる上、次の自発破壊の威力を大幅にアップする。ついでに、金のモノクマメダルも落とす。 強制作動(ウゴケ):アイコンカラーは緑。モノモノマシーンや電気自動車など、特定のオブジェクトを稼働させる。攻撃力は一切ない。弾数制限がなく、後述のデコダマスロットも存在しない。基本的に補助・謎解き用である。 操作舞踊(オドレ):アイコンカラーはピンク。モノクマに当てることで、その場で踊り出させる(一部の敵には無効)。威力はほとんどないが、こまるのほうを向いて無防備にしばらく踊るのである程度余裕を持って狙い撃てる。また、モノクマによっては特殊な効果を発揮する。 透明観察(カンサツ):アイコンカラーは紫。特殊なペンキで描かれた透明な落書きを見つけることができる。強制作動同様、攻撃能力はない。また、本編シリーズの「カクレモノクマ」に相当する「カクレキッズ」を見つけることができる。 逆流噴射(フキトベ):アイコンカラーは水色。相手を大きく後ろに吹き飛ばす。射程・威力ともにあまりないが範囲が広めで、モノクマが持っているものを吹き飛ばしたり強制的に距離をとったりなど補助的な運用が可能。 送電麻痺(シビレロ):アイコンカラーは黄。モノクマに大ダメージ+麻痺を与え、更に近くのモノクマや水たまりに感電させることが可能な攻撃専用のコトダマ。ただし、水たまりに自身も浸かっていると自分もダメージを受けてしまう。謎解きでも使用されることが多い。 連撃燃焼(モエロ):アイコンカラーは赤。速射性に長けた弾を発射するマシンガン相当のコトダマ。特殊能力を持たない純粋な攻撃用である。弾数が多いので、素早い敵に有効。ちなみに、「回路を焼き切って発火させる」という仕組みになっている。 回路接続(ツナガレ):アイコンカラーは虹色。当てたモノクマを、一定時間操作することができる(攻撃も可能)。その間、こまるは無防備なので安全の確保が重要。こまる以外にも操作モノクマがダメージをダウンしたりすると解除される。それとは別に任意に解除可能。 デコダマ 強制作動・透明観察以外のコトダマに装備できる、パワーアップアイテム。各チャプターで1,2箇所存在するショップにて、メダルと交換で購入できる。 各コトダマに2つ存在するデコダマスロットにセットすることで、攻撃力・弾数・弾速を強化することができる(これ以外では強化不可能)。また、特定の組み合わせをするとGood・Excellentと表示され、ボーナスが発生する。 スキル フィールド上に落ちている参考書を拾うことで習得できるサポート能力。それぞれに消費スキルポイントが決まっており、その範囲内で着脱する。スキルポイントはモノクマを倒すことで発生するレベルアップで上昇する。 スキルは体力や回復量、メダル獲得数の増加など純粋なメリットタイプの他、照準の移動速度を上下させたり近くの敵をオートロックするなどの状況によりけりなタイプが存在する。 ゲームオーバー/ゼツボウタイム 体力が0となった時、通常はゲームオーバーになってしまうが、それが敵からの攻撃だった場合のみ「ゼツボウタイム」が発生する。たとえ敵からのダメージであっても、それが「攻撃」によるものでない場合は発生しない。 ゼツボウタイムはいわゆる目押しゲームで、流れてくるラインがゲージ内に入っている間にタイミング良くボタンを押すことで、バッテリーゲージを1本消費してゲームオーバーを回避でき、更に相手を麻痺させることができる。また、ゲージには一部に青いエリアがあり、ここで止めた場合バッテリーは消費されない。バッテリーゲージが1本未満だった場合、消費なしのタイミングエリアしか表示されない。 ゲームオーバーになると、リトライ・難易度を下げてリトライ・ロードなどが選択できる。なお、リトライは何度も行うと評価が下がってしまう(システムメニューから行っても同様)。リトライ回数はセーブ時のみ保存される。 モノックマンルーム マップ上でピンク色で表示されている部屋の中には、カーテンなどで飾られた異質な部屋「モノックマンルーム」が存在する。このエリアは殆どの場合モノクマを殲滅しないと先に進めず、出ることもできない。 モノックマンルームは謎解きエリアとなっており、特定の手順をこなすことで少ない弾数消費で突破できるようになっている。「後述の映像で表示されたコトダマのみを使う」「敵に一切見つからない」「ジェノサイダーに操作を切り替えない」をすべて満たしながら条件を満たすとクリアとなる。 入口に設置されているゲーム機「モノックマン」に強制作動のコトダマを当てると、エリアを俯瞰する監視カメラの映像に切り替わり、リアルタイムでエリア全体を確認できる。また、一度モノックマンを作動させたあとはセレクトボタンでいつでも確認可能(ただし、その間は無防備)。また、ここでクリアに必要なコトダマを確認可能。 入口にはモノックマン以外にも弾薬が出るモノモノマシーンが1つ置かれており、条件クリアはできなくても最低限殲滅はできるようになっている。弾薬の種類は場所によって固定で、条件クリアに必要な弾薬が出るとは限らない。 それぞれのモノックマンルームをクリアすることに直接的なメリットはなく、普通に戦って倒すことも可能だが、その場合コトダマや体力を消耗するリスクがあるほか、チャプター終了時の評価にも影響する。
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