弾薬の種類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/09/17 09:55 UTC 版)
「M252 81mm 迫撃砲」の記事における「弾薬の種類」の解説
M252は、指定された特定の弾薬を用いるが、M29 81mm 迫撃砲からでも発射できる。 M252は、以下の主要な実弾と訓練弾を発射する。 高性能炸薬:M821, M821A1, M889, M889A1, M362, M372シリーズ。対人・ソフトスキン目標に対し用いる。 煙幕弾:M819, M375シリーズ。掩護、合図、マーキングなどに用いる。 照明弾:M853A1, M301シリーズ。照明が必要な作戦において観測支援に用いる。 訓練弾:M880, M879, M68。制限された地域での訓練に用いる。 赤外線照明:赤外線暗視装置によってのみ認識できる照明を展開する。
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弾薬の種類
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「14.5x114mm弾」の記事における「弾薬の種類」の解説
BS:徹甲焼夷弾。原型は対戦車ライフル用弾薬である。投射体重量は64.4g、全長51mm、弾芯はタングステンカーバイド製で全長が38.7mm。1.8gの焼夷剤が先端部に入れられている。弾薬全体の重量は約200g、全長は155mmである。投射体の銃口初速は約1,006m/sで、射程100mで60度に傾斜した30mm厚の鋼板を貫通できた。また射程500mでは25mmを貫通した。 B-32:徹甲焼夷被甲弾。硬化鋼芯を採用している。投射体重量は64g、銃口初速は1,006m/s。撃角90度における装甲貫通能力は500mで均質圧延装甲(RHA)に換算し32mm。 BZT:徹甲焼夷曳光弾。鋼製弾芯を採用し、被甲している。投射体重量は59.56gで銃口初速1,006m/s、曳光距離は2,000mに達する。 MDZ:瞬発式の高性能焼夷弾。投射体の重量は59.68g。 ZP:焼夷曳光弾。 弾薬にはラッカーの塗られた鋼製の薬莢が用いられ、雷管は1個装着されている。真鍮製の薬莢を使用して生産した国もある。発射薬は28.8gの無煙薬が7本のチューブ状に整形されており、これは5/7NAパウダーと呼称される。弾薬には2系列あり、初期の物はボートテール形状を持ち、伝統的な被甲を施されていたが、ライフリングとの接触部分が長いため、発射のたびに銃身はかなり摩耗した。新しいタイプは1957年ごろから使用されているもので、ライフリングとの接触部分が短くなり、弾尾はより丸みを帯びた形状となっている。 14.5x114mm弾はブルガリア、中華人民共和国、エジプト、ハンガリー、イラク、北朝鮮、ポーランド、ルーマニア、ロシア連邦で生産されており、また以前にはチェコスロバキアでも製造されていた。特に目をひくのは中国の新型徹甲弾である。 DGJ02:AP-T弾薬(徹甲曳光弾)であり、分離式サボに包まれた45gのタングステン貫徹体を使用している。このサボはアメリカ陸軍のSLAP弾薬のものと類似している。また曳光剤は測距補助として2種の色を発する。このサボは、発射後150-200mの間に貫徹体と分離する。銃口初速は1,250m/sで、射程800mにおいて傾斜して設置された20mmの装甲板を貫通可能とされている。 DGE02:HEIAP弾薬(徹甲焼夷榴弾)である。重量は175gから188g。本弾薬は射距離800mにおいて、90%の確率で15mmの装甲板を貫通可能とされている。 射程300mでは、2mmの軟鋼板(航空機の外皮に相当)を貫通したあと20個ほどの破片となり、この破片がさらに1.2mm厚の鋼板を貫通できる。また爆発により75個から95個の焼夷性の破片となり、航空燃料に80%の確率で点火することができる。
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