特殊部隊兵器専門家課程(18B訓練課程/15週間)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/10 05:29 UTC 版)
「アメリカ陸軍特殊部隊群」の記事における「特殊部隊兵器専門家課程(18B訓練課程/15週間)」の解説
世界各国のあらゆる兵器について、その分解組立から使用可能な弾薬の種類、特徴、さらには手製の銃や弾薬の作り方、射撃場の設営、安全操作、緊急時の対処などを数週間かけて学ぶ。あらゆる兵器の取扱に精通しなければならない理由として、武器の携帯を許されない国に潜入しなければならない場合、ゲリラなどの地下組織の使用する武器は多種多様であること、後方攪乱のために故意に敵と同じ武器を使用する場合、自分達の武器が使用不能になったり銃弾が尽きてしまった場合は敵の武器や弾薬を使用せざるを得ない、などが挙げられる。ちなみに、友好国の銃の入手は購入や提供などであるが、当然ながら敵国や仮想敵国からはそれらの方法で武器を入手することは出来ない。そのため、敵国の武器を入手する方法は、前線での鹵獲が主になる。前線の各部隊に、必要に応じて敵の武器を入手してもらい、相応の経路から訓練センターに譲渡される事になっている。
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