『Extreme Battle』
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「バイオハザード2」の記事における「『Extreme Battle』」の解説
『Extreme Battle』(エクストリームバトル、以降『EB』)は、『デュアルショックVer.』に追加されたミニゲームであり、ある条件を満たせばプレイできるようになる。 プレイヤーはレオン、クレア、エイダ、『1』のクリスの4人から1人を選択し、プレイする。ゲームの目的は、研究所からR.P.D.へ向かって署内に配置された4つの対ウイルス爆弾を回収することであり、4つ回収した時点でクリアとなる(入手した対ウイルス爆弾は、アイテムボックスに保管しても問題無い)。3段階のレベル(難易度)でプレイできるが、レベルが高いほどG第4形態などの強敵が多数配置されるうえ、レベル3ではクリーチャーの攻撃力が激増する(HPが最大の状態でゾンビに3回噛みつかれただけで死んでしまうほか、ゾンビに足を3回噛みつかれただけで心電図が「Fine(緑)」から「Caution(黄)」に変化するほど)。複数の箇所で登場するG第4形態は、レベル3のみ配置される上に完全に倒すには、1体につきロケットランチャー複数回分の攻撃が必要になる。 装備品の内容はキャラ毎に異なる。インクリボンの使用可能数はレベルによって異なる(レベル1で5回、レベル2で3回、レベル3で1回)ほか、アイテムボックスにナイフが保管されている。また、各種アイテムやクリーチャーは例外を除いてランダムに配置されている。レベルが高いほどランダム配置されている各種アイテムの出現率が低くなり、クリーチャーの出現率が高くなる。サブマシンガンとロケットランチャーは初期装備の他に、攻略ルート外の決まった場所に必ず配置されている(ロケットランチャーの装弾数はクリスの初期装備と違い、10発)。 レオン - ハンドガン (H&K VP70)、ショットガン、マグナム、救急スプレー、ブルーハーブ、インクリボン平均的ではあるが、銃と弾薬の種類が多いので、想定される敵に合わせて必要な武器のみを選択する必要がある。また、特定の場所でカスタムパーツが手に入ることもあるが、弾薬に置き換えられていることもあるため、本編のように全てのカスタムパーツを確実に入手できるわけではない。レベルによる出現率の影響を受けるカスタムパーツはハンドガンとマグナムだが、ショットガンのカスタムパーツのみ、レベルによる出現率の影響を受けない場所に必ず配置されているため、弾薬に置き換えられない限り確実に入手できる。 クレア - グレネードランチャー(グレネード弾6発装填済み)、火炎弾(6発)、硫酸弾(6発)、救急スプレー、ブルーハーブ、インクリボン全キャラ中、唯一ハンドガンを所持していないのと、武器がグレネードランチャーのみのため、アイテム管理は楽。敵ごとに弾薬を使い分ける必要がある。 エイダ - ハンドガン(コルトSAA)、ボウガン、サブマシンガン、調合したハーブ(グリーン+ブルー+レッド)、インクリボン連射速度は高いものの1発当たりの打撃力に劣り、リッカーやイビーのような強力な敵からダウンを奪うのが難しいため、必要に応じてサブマシンガンを使う必要がある。また、本編と違いサブマシンガンの弾薬は入手できないため、弾薬補給は不可能(攻略ルート外に配置されているサブマシンガンを一丁入手することは可能)。ハンドガンの連射速度はレオンとクリスよりも早いが、装弾数が6発と半分以下のため、こまめに装填する必要がある。 クリス - ハンドガン(ベレッタM92F ワン・オブ・サウザンド)、カスタムショットガン、ロケットランチャー(装弾数5発)、救急スプレー、インクリボンハンドガンやカスタムショットガンの連射速度がレオンに比べて早く、ハンドガンではクリティカルヒットが出ることもあることから、武器の使い勝手が良い(ハンドガンの装弾数はレオンよりも若干劣るのと、連射速度はエイダよりも若干劣るが、クリティカルヒットによる大ダメージは弾薬の節約につながるため、使い勝手は全体的にこちらのほうが上)。攻略ルート上でタイラントが出現した場合、ロケットランチャーで簡単に対処できる。
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