攻略ルート
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/11 15:09 UTC 版)
「Dies irae -Also sprach Zarathustra-」の記事における「攻略ルート」の解説
香純ルート 無印版からルートあり。完全版では最初から攻略可能。蓮にとって日常の象徴でもある香純。闘いが激化するなか、ついに一般人であった香純へもその魔の手が伸びる。そして騎士団では強大な幹部達を押さえ込み、クリストフが自身の野望のため暴走を始める。このルートで香純の正体、蓮と司狼との喧嘩の理由、蓮の刃物のトラウマの原因が明かされる。 螢ルート 完全版から追加され、最初から攻略可能。日本人であり、蓮たちと同世代であるという、騎士団の中にいるのが不自然な螢。蓮の「死者は決して戻らない」という持論に対し、異常なまでの敵愾心を持っていたのは彼女が騎士団にいる理由にあった。行方不明であった三騎士が予定より早く現代に戻り、騎士団との闘いはさらに激しさを増す。ボロボロにされながらも戦い続ける螢。しかし一縷の希望であったラインハルトがもたらす黄金練成の本当の意味を知った彼女はある決意をする。このルートでトバルカインの秘密や、抜け番となったベアトリスの死亡理由、騎士団に所属していた理由が明らかになる。 マリィルート 無印版からルートあり。完全版では香純か螢ルート後に攻略可能。自身の聖遺物としてメルクリウスに宛がわれ、人を殺すことにも何ら疑念を抱かないマリィ。ラインハルトに敗北し、何も知らなかった彼女が蓮と共にいる事で他人や自分の感情に気付き、それらを理解していく。ラインハルトは近衛の三騎士を動かし、スワスチカを完成させ、再び現世へ舞い戻らんとする。蓮は自身の深遠の淵で、メルクリウスに自分の正体を明かされる。その事実に打ちひしがれる蓮だが、それでも自分の大事な物を守るため、マリィのために戦い続けることを誓い、ラインハルトとの決戦へと向かう。マキナの正体、流出位階の能力、メルクリウスの正体がこのルートで明かされる。 玲愛ルート 完全版から追加され、マリィルート後に攻略可能。蓮はルサルカやヴァレリアから玲愛が騎士団にいる意味を聞かされる。自らの境遇から死ぬ事をすぐ考え、諦観していた玲愛だが蓮と共に生きることを望んだ。その玲愛の行動で、蓮たちは大切なものを失ってしまう。そして騎士団では各々の目的のため次々と同士討ちが始まる。その姿はまさに修羅道そのものであった。このルートで既知世界における自壊衝動、蓮と司狼およびラインハルトとメルクリウスの関係、イザークの出生、“座”の意味、既知世界の真実、そして最大の秘密である蓮の基となる者の正体が明らかになる。またこのルートには無印版にあった『ルサルカバッドエンド』の一部が統合されている。
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攻略ルート
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「fate/stay night」の記事における「攻略ルート」の解説
物語の途中の選択肢によって生まれる状況の差異により、計3ルートに分岐する方式が取られており、全てのルートで全てのサーヴァントの役回りが異なる壮大なビジュアルノベルとなっている。また、分岐できるようになる選択肢が現れる条件から、プレイ可能なシナリオの順番は固定されており、隠された真相が後のルートで明かされるという相互補完的な要素が盛り込まれているのも大きな特徴である("Heaven's Feel"シナリオの長大化の原因ともなった)。標準的な攻略時間は60時間にも及ぶ。エンディング45の内、バッドエンドやデッドエンドが40という多さも特徴である。 構想段階では3ルートではなく、ライダールートやキャスタールートなど、もっと多くの分岐が考えられていたという。ところが、開発時間の不足と攻略時間の軽減のために削られていき、物語上必須であったイリヤルートまでが削除された結果、イリヤルートの一部は桜ルートに統合されることになった。 "Fate"(セイバールート) セイバーが聖杯を望む理由と、彼女にとっての救いを描いたルート。まずこのルートをクリアしなければ次のシナリオに進めない形式で、エンディングは1種類のみ。セイバーと士郎がお互いを理解し尊重するようになっていく過程で、自らの折れかけた「思い」を相手の生き方の中に再確認し合い、最後にはその思いを貫くためにそれぞれの道を選ぶ、というもの。 "Unlimited Blade Works"(遠坂凛ルート) セイバールート終了後に分岐可能。サーヴァントとマスターの契約破りや裏切りが横行し、敵味方の関係が目まぐるしく変化するシナリオ。アーチャーの意外な正体が明らかになると共に、士郎自らサーヴァントと戦うなど、主人公・衛宮士郎のルートでもある。これから士郎が歩むことになる険しい道と、それを突きつけられてなお揺るがぬ彼の決意を描く。 "Heaven's Feel"(間桐桜ルート) 上の2ルート終了後に分岐可能になる作品中もっとも長いルート。聖杯戦争を描いたこれまでのルートと根本的に異なり、そもそも「聖杯」とは何か、なぜサーヴァント同士の戦いが必要だったのかという核心の部分の謎を明らかにするシナリオである。また、士郎の人格が抱える歪みを解決し、彼が救われるための在り方の一つを提示する意味も含まれている。なおこのルートには、制作段階で断念された“イリヤスフィール・ルート”としての側面も含まれている。 その他のエンディング 本作品の上記以外の40のバッド・デッドEDについては、「とっさの選択を間違え殺される」というお約束的なものがほとんどだが、中には一つの解決・結末を示すものも存在する。例として、士郎がそれまでの「正義を貫く自分」を桜ルートでも選択する、など。 [Réalta Nua]のみの追加エピソード "Réalta Nua"(ラストエピソード) 全ルートを攻略すると、タイトル画面が「黎明の風景」から「無数に剣が突き刺さった地平」に変化して選択可能となる。このエピソードを終えるとタイトル画面が更に変化する。 まず年老いた士郎の過去(Fateルート)の回想から始まり、1つの時間に留まり続けたセイバーと、正義の味方になるという理想を追い求めた末に精神が磨耗しきった士郎が、「もう一度再会を果たす」という永過ぎる時間に阻まれた叶わぬ「ユメ」を追い求めるシナリオ。選択肢は存在せず、文章量も他のルートの10分の1もない。攻略後にはPS2版専用のエンディングテーマが挿入されている。
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攻略ルート
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「Fate/stay night」の記事における「攻略ルート」の解説
物語の途中の選択肢によって生まれる状況の差異により、ストーリーが計3ルートに分岐する方式が取られており、全てのルートで全てのサーヴァントの役回りが異なる壮大なビジュアルノベルとなっている。また、分岐できるようになる選択肢が現れる条件から、プレイ可能なシナリオの順番は固定されており、隠された真相が後のルートで明かされるという相互補完的な要素が盛り込まれているのも大きな特徴である("Heaven's Feel"シナリオの長大化の原因ともなった)。標準的な攻略時間は60時間にも及ぶ。エンディング45の内、バッドエンドやデッドエンドが40という多さも特徴である。 構想段階では3ルートではなく、ライダールートやキャスタールートなど、もっと多くの分岐が考えられていたという。ところが、開発時間の不足と攻略時間の軽減のために削られていき、物語上必須であったイリヤルートまでが削除された結果、イリヤルートの一部は桜ルートに統合されることになった。 "Fate"(セイバールート) セイバーが聖杯を望む理由と、彼女にとっての救いを描いたルート。最初にこのルートをクリアしなければ次のシナリオに進めない形式で、エンディングは1種類のみ。セイバーと士郎がお互いを理解し尊重するようになっていく過程で、自らの折れかけた「思い」を相手の生き方の中に再確認し合い、最後にはその思いを貫くためにそれぞれの道を選ぶ、というもの。 "Unlimited Blade Works"(遠坂凛ルート) セイバールート終了後に分岐可能。サーヴァントとマスターの契約破りや裏切りが横行し、敵味方の関係が目まぐるしく変化するシナリオ。アーチャーの意外な正体が明らかになると共に、士郎自らサーヴァントと戦うなど、主人公・衛宮士郎のルートでもある。これから士郎が歩むことになる険しい道と、それを突きつけられてなお揺るがぬ彼の決意を描く。 "Heaven's Feel"(間桐桜ルート) 上の2ルート終了後に分岐可能になる作品中もっとも長いルート。聖杯戦争を描いたこれまでのルートと根本的に異なり、そもそも「聖杯」とは何か、なぜサーヴァント同士の戦いが必要だったのかという核心の部分の謎を明らかにするシナリオである。また、士郎の人格が抱える歪みを解決し、彼が救われるための在り方の一つを提示する意味も含まれている。なおこのルートには、制作段階で断念された“イリヤスフィールルート”としての側面も含まれている。 そのほかのエンディング 本作品の上記以外の40のバッド・デッドEDについては、「とっさの選択を間違え殺される」というお約束的なものがほとんどだが、中には一つの解決・結末を示すものも存在する。例として、士郎がそれまでの「正義を貫く自分」を桜ルートでも選択する、遠坂凛に記憶を消されて聖杯戦争とは無関係となり生存する、など。 [Réalta Nua]のみの追加エピソード "Réalta Nua"(ラストエピソード) 全ルートを攻略すると、タイトル画面が「黎明の風景」から「無数に剣が突き刺さった地平」に変化して選択可能となる。このエピソードを終えるとタイトル画面がさらに変化する。 まず年老いた士郎の過去(Fateルート)の回想から始まり、1つの時間に留まり続けたセイバーと、正義の味方になるという理想を追い求めた末に精神が磨耗しきった士郎が、「もう一度再会を果たす」という永過ぎる時間に阻まれた叶わぬ「ユメ」を追い求めるシナリオ。選択肢は存在せず、文章量もほかのルートの10分の1もない。攻略後にはPS2版専用のエンディングテーマが挿入されている。
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