既知世界
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/18 15:10 UTC 版)
ラス・カサス 声 - どぶ六郎※ 辺境でエアギルドを営んでいる。バベッジの残した設計図からウルメンシュを組み上げコニーらに与えた。初代十碩学《司祭》ラス・カサスの息子。チャールズ・バベッジやエイダとも交流を持ち、マタイオスも彼を尊敬している。若いころにふるきものと接触したことがあり、彼らの声を聞くことができる。 デ・マクシム 声 - 山本兼平※ 強い影響力を持つ貴族勢力の当主。汚染された空気を長年吸ってきたため「蒸気病」を患い、マスクなしでは生きられない。力をつけている急進派貴族を一掃するため、未知世界を支配して勢力を得ようとする。しかし物語終盤、バイロンによって殺害される。若いころにローラ・ネーデルマンに求婚したことがあり、今でもその想いを保ち続けている。 ゼーズロム・ユエル 声 - 歌織 帝国辺境軍特務大尉。男装をした女性で、右目の義眼が特徴。プセールに異常なまでの憎悪を抱き、シェラに会うたびに躍起になって殺そうとする。 実は混血率20%のプセールで、本名はジェライラ・ロム。シェラと同じく初代皇帝の血を濃く受け継いでいる。帝国ではプセールを忌み嫌う風潮があるため、自分を嫌い、金色の目が顕現した右目を抉り、毛が生えた手足を焼いた。もっとも、バイロンには全てばれており、プセールの血統を利用され、ディユ・メシャンの中枢として取り込まれた。救い出された後は、ラス・カサスの下で静かに生活している。 マタイオス・ノン=デュ 声 - 小次狼※ 帝国軍第3飛空艦隊提督。他の貴族と違い高圧的ではなく、優雅な印象を与える帝国貴族。理想主義者を嫌っていると嘯くが、彼自身も理想主義者。かつて起こったベヴェル戦役で多大な戦果を挙げベヴェルの英雄と呼ばれるものの、そこで戦争の悲惨さを目撃したことで戦争を忌避している。 中盤、緑色秘本を持ったコニーたちを追い未知世界にやってくる。飛行要塞を以て帝国の未知世界での版図を広げ、セラニアンではコニーたちを追い詰めるがラプシヌプルクルの介入に遭い失敗。終盤、水の都にやってきてコニーたちと直接顔を合わせる。その後暴走を始めたバイロンを討つためコニーらに協力する。 ネーエル・サザン 声 - かわしまりの マタイオスの部下。彼を慕っている。皇帝家の分家であるサザン家の人間。カルベルティとも面識がある。ファンディスクではメアリ・シェリーの護衛として未知世界に渡る。 ドゥーガ・ル・ビィ・アダム 声 - 山本兼平※ 誰にでも「ルビー少佐」と呼ばせる。全身にルビーをあしらった姿が特徴的。狂人であり、未知世界に進行した際も、現地の人々を奴隷として扱っている。同じく彼の部下の多くは狂っている。マタイオスによると、以前は良識のある立派な軍人だったらしいが、ベヴェルの戦いの後で変わってしまったらしい。機動要塞ムルトルでウルメンシュを落そうとするが、逆に火山の火口に叩き落されて死亡。…したかに見えたが、ちゃっかり生きていた。メソムの子供に助けられて改心したらしい。 レイディ・エイダ 声 - 金田まひる 本名はエイダ・オーガスタ・バイロン。バイロンの娘。享楽的な性格で楽しいという理由から、ミュトを救う手助けをする。特別製の演算装置の篭手を付けている。様々な発明を行い、帝国の発展に貢献した天才で《機関の女王》の異名を持つ。バイロンの命令によって未知世界の各地を制圧、したかに思えたが、実はバイロンを倒すために各地の人に協力を仰いでいた。夫と別れて欲求不満。 C=G・バイロン 声 - どぶ六郎※ 帝都を支配する十碩学《大数式》。急進派貴族盟主で、デ・マクシムを手にかけた。狡猾かつ残虐で、かつてカルベルティの家族を皆殺しにした。人の心と行動すべてを数式と捕らえており、大数式なるものに組み込もうと考える。かつてローラ・ネーデルマンに求婚したことがあるが、彼女の死をきっかけに歪んでしまった。 自らの大数式を完遂させるための大機械《皇帝騎》ディユ・メシャンを使い、世界征服を企むが、コニー達によって阻止された。
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既知世界
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世界の水殻(後述)に囲まれた、既知大陸のある世界。帝国がほとんどを占領している。蒸気機関によって、大気や水は非常に濁っている。インドやドイツ、ロンドンなど、現実に存在する地域が登場する。
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