エルフェゴート
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「七つの大罪シリーズ」の記事における「エルフェゴート」の解説
エルフェゴート国 (Elphegort) モデル:ドイツ エヴィリオス地方中~北部に存在する国家で、エルフィン王家が治める。肥沃な大地であることから農業・商業が盛んに行われている。かつて魔道王国レヴィアンタから「エルドゴート国(旧名)」として分離し、現存する国家として紀元前より続く最長の歴史を持つ。 国土の四分の一が広大な森林地帯であることと、国民の大半がエルフェ人で構成されており、その髪の色から「緑ノ国」とも呼ばれる。反面、単一民族国家であるゆえに排他的な傾向もあり、他の国の人種に対して卑下した態度で接することが多い。軍事的には弱国であるものの、軍の統制の高さや大森林「迷いの森」が天然の要塞となっていることによって、ルシフェニアが勢力を拡大した時代にも勢力圏には入らなかった。 首都はアケイド、王城を中心に五つの地区に分かれている。国民は王侯貴族を除き、姓を持たない。 E.C.500年にルシフェニアに侵攻される。他国の協力により辛うじて撃退することができたものの、エルフェゴートの女性は王族を除いてほぼ全滅した。 840年頃には、王家の統治は続いているものの共和政に近くなっており、王家の権限は縮小し続け最終的に完全な共和政になった様子。 E.C.983年のレヴィアンタ内乱後、ガレリアン=マーロンの汚職を暴露したエルフェゴートの最大野党、タサン党が勢力を増し、やがて与党となると、党首ネメシス=スドウによって国力を増大していき、E.C.992年にはアスモディンを併合する。 同時に『タサン・エルフェゴート』へ改名すると翌年の993年に隣国ルシフェニアへ侵攻を開始、ルシフェニアを占領したことでUSE連合を除名されてレヴィアンタ、マーロンの両国から宣戦布告されるが、対抗してベルゼニア、蛇国と同盟を締結。 しかし二方面作戦を強いられたエルフェゴートは徐々に後退していき、ネメシス総統主導で開発されていた新兵器『罰』を実戦投入。999年に蛇国の鬼ヶ島とエルフェゴートの千年樹の森に試作品が投下され、最終的に全世界に投下されて世界は滅亡した。 国名は「怠惰」を象徴する悪魔「ベルフェゴール」のもじり。エルドの森/千年樹の森 エルフェゴート・ルシフェニア両地方に跨る大森林地帯のエルフェゴート側名称。 その名の通り中央部には大地神エルドを宿した大樹が鎮座し、古くはエルド派の巡礼地であった。時代の推移により、レヴィン派が宗教分布の大勢を占めるようになると、異神の名を忌む意味で千年樹の森に改称された。 特に整備された道などはなく、奥深いという地理を求め、かつてはメータが追跡から逃れ、原罪者が隠れ住み、フリージス家が緊急のため隠れ家を設置するなど、数多くの者が何らかの追跡を逃れ辿り着く場所でもある。 メリゴド高地 エルフェゴート国の最北東に位置する。隆起した土地で天然の要塞として機能する。「プラトーの花」の伝説が残る高原。 レヴィアンタ魔道王国の領地だった時代には反政府組織「アポカリプス」が根城にしていた。エルフェゴート国の領土になった後、首都が陥落した際の避難場所となり、500年頃までは王家の避暑地としても使われていた。行政改革によって王族管理地ではなくなり、選挙で選ばれた民間人が市長となることになった。四番目のシャドウことメイラナ=ブロッサムが8代目の市長である。
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