カナイマ・アンヘル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/31 21:27 UTC 版)
「ジンキシリーズの登場人物」の記事における「カナイマ・アンヘル」の解説
津崎 青葉(つざき あおば) 声 - 折笠富美子(テレビアニメ版) / 遠野そよぎ(ゲーム『Re:VISION』)/ 青山ゆかり(ゲーム『リザレクション』PC版) / 友永朱音(ゲーム『リザレクション』PS4・Switch版) 搭乗機:モリビト2号(下操主だったが、後に単独操主になる)→モリビト2号エクステンド 1988年での主人公。プラモデル作りが大好きな少女。13歳。髪型は黒髪のロングストレート。血続である。 ある日突然ベネズエラへ連れて行かれ、人機・モリビト2号と出会う。その後アンヘルに加わり、操主としてテーブルマウンテンから現れる古代人機と戦うことになる。人機を操る天性の才能を持っておりその技術は戦いのなか開花していく。また超能力のような感性の鋭さも持ち合わせていて、隠されたものを見つけ出すのが得意。小河原両兵(後述)とは幼馴染(漫画版のみ)。 負傷した小河原現太(後述)の代わりにモリビト2号の下操主を務めることとなり、最初は戦闘に怯えもしたが、戦いを経験するうちに高度な操縦技術「ファントム」をも会得するようになる。やがて最大の敵、モリビト1号を操る黒将(後述)を最初の戦いでは退け、八将陣の人機五体がかりの攻撃すら撃退するほどの強さを持つに至り、両兵と共に黒将との最終決戦に挑んで真機・モリビト2号エクステンドの力で勝利した。 少々引っ込み思案なところもあったが、ラ・グラン・サバナにてモリビト2号や仲間たちに出会ったことでその運命は大きく変わり、強く大きな心を育ませていく。1991年(旧・エクステンド) 搭乗機:ナナツーウェイ青葉カスタム 黒髪のロングストレートはそのままに、美しく成長している。 日本にいる八将陣を黄坂ルイ(後述)たちに任せモリビト2号を託し、自身は行方不明の母・津崎静花(後述)を探すために南米に残った。 レジスタンスからは「黒髪のヴァルキリー」と呼ばれシンボル的存在となっており、「キョム」と戦い続けている。空中ファントムもすでに会得しており、その卓越した人機操縦能力とラ・グラン・サバナ、そして人機を愛する心に全く翳りはない。 専用にカスタマイズされたナナツーウェイに搭乗する。なお、『旧・エクステンド』1話には青葉らしき少女とその背後に屈んでいる謎のモリビトタイプが描かれているが、その詳細は不明。 テレビアニメ版では赤緒が暗黒面に取り込まれる事態が発生したことを知らされ、急遽日本に帰国。再びモリビト2号のパイロットに復帰し、赤緒の操縦するキリビト・ザイと熾烈な戦いを繰り広げた。 Re:VISION 搭乗機:マサムネ たびたび名前は出てくるが、彼女自身の登場は最終決戦までない。マサムネを駆り、宇宙での戦闘に介入する。 小河原 両兵(おがわら りょうへい) 声 - 竹若拓磨(テレビアニメ版) / 一条和矢(ゲーム『Re:VISION』) / 杉田智和(ドラマCD『リレイション』) 搭乗機:モリビト2号(上操主)→ナナツーウェイ(上操主)→モリビト0号→モリビト2号エクステンド(機体と同化) 津崎青葉を南米へ(拉致同然の形で)連れてきた張本人。カナイマ・アンヘルに所属し、父・小河原現太と共にモリビト2号の操主を務めていた。短気、径行な性格の青年。青葉とは幼馴染の17歳。 操主としての腕はトウジャCXの上操主・勝世(後述)を圧倒するなど一般の水準以上のポテンシャルを有していたが、シバ(後述)など血続におよぶほどではなかった。しかし、父の死が切っ掛けとなり人機に“取り込まれ”、青葉と共に「命の力」に目覚める。「エクステンドチャージ」を使いこなせるようになった両兵は、優れた血続である青葉と互角に渡り合えるほどの力を発揮した。 人機に“取り込まれた”ことにより暴走し、青葉と対決することとなるが、決意を持った青葉に倒され開放される。その後、黒将との最終決戦に挑み、真機・モリビト2号エクステンドに自ら同化した両兵はその力で青葉と共に黒将を倒す。『ジンキ・リザレクション』では主人公を務めるが、何らかの理由で記憶喪失になっている。1991年(旧・エクステンド) アンヘルから離れて父の敵である「刀使い」(黒将)を探す旅をしていたが、日本にて柊赤緒(後述)と出会ったことを通じて黄坂南(後述)らと再会、再びアンヘルに加わる。主力人機が血続専用機となったため、操主としては一線を退き赤緒たちのサポートをしている。1988年からの3年間で優れた剣術使いとなっており、八将陣のシバや父・小河原現太の旧知であるヤオ(後述)らと互角の腕を持つ。普段は橋の下でホームレス同然の生活を送っていて主食はカップラーメンという日々を送っている。 そんな彼だが曲がりなりにもアンヘルの新リーダーとしてその存在がある。操主らの統率者が必要と感じた南にその指導力を買われて推薦され、それを受けている。 リレイション 赤緒と共にモリビト天号で出撃した際、戦闘に巻き込まれた蒼旗を発見し人機を降りて助けるが建造物の破片の下敷きとなってしまう。しかし直前にアルファーを使い肉体と命を切り離して幽霊のような状態で存在し続けており、以後は蒼旗を支えている。 現在、彼の姿が見えるのは蒼旗とアルマジロウ(歩間次郎)のみ。また蒼旗の影響で姿を現すことができている様子で、彼の傍にいなければ消えてしまう。だが両兵自身、死体は探しても見つからなかったと言っており、復活できる可能性を語っている。 Re:VISION 搭乗機:ホワイト=ロンド 「エクステンド」とほぼ同様の経緯だが、顕がいるため彼はほとんど人機に乗らず、主に白兵戦で活躍する。人機に乗って戦うのは彼にとって危険なため、人機戦闘における前線指揮は顕に任せている。 顕の説得にも応じようとしなかったが、直後の格納庫建設では共にモリビト2号を乗っ取り喧嘩を強引に仲裁したりするなど、コンビネーションを見せた。 ルイの告白を受けた時には、彼自身は青葉を選んでいることをはっきりと告げる。 最終決戦ではホワイト=ロンドに「間借りして」、戦った。 黄坂 ルイ(こうさか ルイ) 声 - 田村ゆかり(テレビアニメ版) / 北都南(ゲーム『Re:VISION』) / 唯香(ゲーム『リザレクション』) 搭乗機:ナナツーウェイ(下操主)→モリビト2号(下操主)→ナナツーウェイ(トレースシステムによる単独操縦) たまに動く“蟹の鋏”の髪留めがトレードマークの美少女。11歳ながら人機操主としてのキャリアを持つ。身長149cm。血続。天性のものか、小さい体に抜群の運動能力を秘める。 黄坂南の養女であり、本名はルイ・ウインドゥ。養母・南のもとで「回収隊ヘブンズ」の唯一の隊員を務めていた。プライドが高くクールな性格の持ち主だが時々イタズラや照れ隠しなどの子供らしい一面を見せる。 青葉とはライバルかつ親友といった仲。度々行き過ぎて衝突してしまうこともあるが、危機的状況では必ず互いに助け合う。ルイとのモリビト2号の下操主の座をかけた人機を使ってのボール取り合戦が切っ掛けで、青葉はファントムを会得した。ルイはモリビト1号機との最初の対決でモリビト2号の下操主を務め、ぶっつけ本番でファントムを成功させている。 また両兵に惹かれており、青葉とは操主においても恋においても負けられない関係である。しかし、しばしば模擬戦を繰り返し、互いに研鑽し合いながらもその信頼に揺るぎはなく、アンヘルの仲間として共に戦う。カラカスの戦いではキョムの軍勢に苦戦を強いられるベネズエラ軍に加勢し、守るべき養母のためアンヘル部隊と共に飛行ユニット装備のナナツーウェイで馳せ参じた。 テレビアニメ版の企画当初は彼女を主人公とする案があった。テレビアニメ版の終盤でルイがナレーションを行っているのはその名残りである。1991年(旧・エクステンド) 搭乗機:ナナツーマイルド 3年前は「質」の青葉と相対して「量」のルイといわれていたが今では両方を兼ね備えている。 東京に輸送中のモリビト2号を敵から守るために遠隔操作し、そのため消耗したことがあだとなり八将陣の一人、カリス・ノウマン(後述)に対するも倒される。カリスに性的暴行を受け、さらに命まで奪われそうになるが、偶然出くわした赤緒と駆けつけた両兵に助けられ保護された。 その後再び戦線に復帰し、ナナツーマイルドでカリスのバーゴイル・シザーを撃破して雪辱を果たす。 リレイション 現在は行方不明となっている模様だが、ビックナナツー艦橋に死んだと思われていたイールが登場し、仮面を外した時、ルイ本人であることが確認。 Re:VISION 搭乗機:ナナツーマイルド、ナナツーマイルド・エクステンド ヒロインの一人として登場。「エクステンド」と同様の経緯で参入。 顕に対しては他の人物と比べてもキツい態度を取っているが、同時に期待をかけ、信頼を寄せている。また、時折顕の行動に不満を示していたり、突っかかったりするなど何か特別な感情を抱いているような素振りを見せる。原作同じく、両兵に思いを抱いていて、自分の部屋で告白したが断られ、偶然居た顕に慰めてもらうという形で関係は急展開を迎えた。 両兵との関係や実父・コールと敵として再会したことなど、自身を取り巻く様々なことに苦しむことになる。 結構な大食いであることが判明。学園祭のコスプレ喫茶ではネコミミメイドの衣裳を着用。 黄坂 南(こうさか みなみ) 声 - 鷹森淑乃(テレビアニメ版) / 七生みこと(ゲーム『Re:VISION』) / 遠藤綾(ドラマCD『リレイション』) 搭乗機:ナナツーウェイ(主に上操主)→ホワイト=ロンド(下操主) 黄坂ルイの義母で「回収部隊ヘブンズ」のリーダー。人機操主。明るく屈託のない性格の25歳。 その明るさで、現太が負傷したことの原因を自分が作ったことで落ち込む青葉の支えとなった。また初めて操主として戦い、怯える青葉のために古代人機に顔の落書きを描き緊張を和らげるなど、ルイと共にナナツーウェイを駆り巧みにモリビト2号をサポートする。 現太が隠していたモリビト1号を黒将に見つかる前に破壊する際、277mm機銃砲を携えたナナツーウェイに両兵と共に乗り込み、モリビト1号との対決に青葉&ルイのモリビト2号、広世(後述)&勝世(後述)のトウジャCXと共に挑んだ。 当初髪型はショートカットだったが、ルイの血続操主としての訓練に同行する条件としてダビング・スール(後述)から「ロングにしてください」と言われ、以降はロングヘアとなる。カナイマ・アンヘルがベネズエラ軍の管理下に置かれてからはルイと共に軍部施設で暮らすことに。 黒将と関わるダビングを訝しく思いながらも幾らかの人となりを知り、カラカスの戦いで戦死する彼に最後まで付き合った。1991年(旧・エクステンド) 新たなアンヘルの責任者に就任。 日本に来て早々、東京に現れた人機について記者会見をするはめになるが、人機およびロストライフ現象などの機密事項を暴露した挙句、操主の募集をメディアを通して呼びかけるという責任者らしからぬ暴挙を披露した。(この後にメディアの力を思い知ることになる) アンヘルの責任者を両兵に譲った後は、彼のバックアップに努めることとしている。 リレイション アンヘルの主立ったメンバーとして活動している(責任者であるのかは不明)。日本で新たに擁したモリビト天号がキリビト・ザイを撃破した後、蒼旗らメンバーと共にビッグナナツーで海外遠征に発つ。 Re:VISION 搭乗機:ホワイト=ロンド 「エクステンド」と同様の経緯でトーキョー・アンヘルを設立、責任者となる。両兵の腹にパンチをかまして捕まえるなど、強引さは変わらない。 最終決戦ではホワイト=ロンド(いわく秘蔵の機体)に両兵と共に乗り、戦った。 戦いが終わった後、クローンの寿命限界突破のための研究設備をセシルに提供することを申し出るが、当然その資金源はベネズエラ政府だと思われ、「思いっきりふんだくる」つもりでいる。 歩間 二郎(あるま じろう) ルイが幼いころより飼っているココノオビアルマジロ。 ペットとしてその存在があるが、ベネズエラ軍に強制介入されたカナイマ・アンヘル基地から脱出するとき両平がブラフに用いたり、エルニィ立花(後述)がフィリプス(後述)に銃を向けたアーケイド(後述)を牽制するために「投げつけ」たりと、意外なところで役に立っている。 知能は非常に高く、人の言葉をきちんと理解している。 初登場は作者が描いたオマケの4コママンガ『ルイとビン』。その後同じく描かれた4コママンガ『ルイのアルマジロな生活』にて命名の経緯が明かされる。実は本編への登場はそれらオマケ作品からのスピンオフ。飼い主であり名付け親のルイの呼び方は「アルマ(・)ジロウ(片仮名)」。青葉は「二郎さん」と呼ぶ。 テレビアニメ版では「TVを見るときは部屋を明るくして〜」と冒頭で視聴者へ向けて注意を呼びかけるアイキャッチに登場した。リレイション ビッグナナツーに同乗している。 どういう訳か肉体を失った両兵の姿が見える様子。メメント・マトリクスではサッカボールになって登場する。 両兵の姿が見えるため、モリビト天号に乗り合わせている。 津崎 静花(つざき しずか) 声 - 雪野五月(テレビアニメ版) カナイマ・アンヘルの責任者。津崎青葉の母親。彼女自身操主ではないが血続。娘・青葉との仲は険悪で、遺産の相続のためだけに娘を手元に置こうとするなどおよそ実の母親とは思えない行動をとる。実際はベネズエラ政府首脳陣と裏で関わる黒将の協力者であり、黒将が表立った行動を起し始めてからは、青葉をはじめとするアンヘルの面々の敵となる。 しかし、モリビト2号と1号との戦いの果て、母を想う青葉の心に触れて廃人化。カナイマ・アンヘルに保護されていたが、ベネズエラ軍がカナイマ・アンヘルを管理下に置いた際、ダビングと通じる黒将が連れ去り、軍施設に収容される。 その後の行方は不明であるが、黒将との最終決戦で危機に陥った青葉の意識の中に現れた静花は真心を語り、津崎母娘の確執は消える。黒将を倒した青葉は、「必ず探し出す」との静花との約束を果たすべく母の行方を追っている。 テレビアニメ版では広世を用済みとして狙撃するなど非道ぶりに拍車がかかっている。だが原作同様、廃人化する展開となっており、静花は12話(TVオンエア最終話)の青葉のモリビト2号と赤緒のキリビト・ザイとの決戦にて青葉の意識の中に現れた。また同話でのエンディングで青葉は彼女の病室に見舞いに訪れており、13話(OVA)では完全に和解する母娘が結末として描かれている。1988年以前 少女時代、津崎家に訪れた日野白矢(後述)と出会う。彼を連れた小川原現太とはこの時、すでに面識があった様子。 高津重工の関係者である父と共に渡った先のベネズエラで、人機の開発に参加した白矢と再会。親しくなりやがて恋仲となる。“1988年”で静花が身に付けているペンダントはこの当時、白矢が血塊を磨いて作り、彼女にプレゼントしたもの。 数年の間、ベネズエラでの平穏な日々を過ごしていたが、人機操主である白矢を脅迫して利用するため、軍部のタカ派に拉致された静花は大勢の男にレイプされてしまう。さらに心を闇に飲まれた白矢からも暴行を受け、静花は身篭る。白矢との間に儲けたその子こそ津崎青葉であるが、前述の経緯から彼女は我が娘の父親が彼であることを信用できなかった。 また成長した静花は、黒将と名を変えた白矢に従って「八将陣計画」の推進に関わっていたことが、当時の彼女、そして黒将に協力したダビングの回想により語られている。 Re:VISION 精神が命の河と一体化し、黒将に抗う顕のもとに現れ、その背中を押した。 小河原 現太(おがわら げんた) 声 - 納谷六朗(テレビアニメ版) 搭乗機:モリビト2号(下操主)→モリビト0号 小河原両兵の父親。カナイマ・アンヘルの人機操主で、組織の中心的存在である一人。剣術の達人。 1度は怪我が原因で人機を降りるが、黒将を追うために再び人機に乗り戦う。 人機操主としての腕は血続である黒将に一歩およばないものの、モリビト0号でファントムを使っての居合い斬りを放ちベネズエラ軍のトウジャCXを圧倒するなど、その腕は正規軍人の操主にも引けを取らない。 壮年ながらも若かりし日に劣ることのない剣技を保っており、両兵にも手ほどいていたようだが、テーブルマウンテンでの黒将との死闘の中かつて彼に殺された妻・赤菜とそっくりの少女を庇い深手を負う。その怪我が元で息子・両兵の腕の中で逝去した。 だが、父を殺された怒りと憎しみに囚われ人機に“取り込まれた”両兵と対峙し混乱する青葉を導き、黒将との最終決戦で危機に陥った両平の意識の中に現れるなど、その心は死してなお「人機の未来」を後継する若者らを諭し見守る。1988年以前 搭乗機:モリビト0号 日野白矢の剣の師匠にして友人。白矢と共に身体能力を買われ「才能機(人機)」のテスト操主として開発に参加しベネズエラに渡る。そこで大池赤菜と出会い結婚。 その後、人機に“取り込まれ”暴走した白矢を止めるためモリビト0号でモリビト1号と対決。人機の性能と血続である白矢の能力の前に機体は大破するも、最後に報いた一撃により相討ちとなる。しかし白矢に赤菜を殺され、彼は最愛の妻を失った。 Re:VISION 死後に命の河と一つになっていた。黒将に抗う顕のもとに現れ、その背中を押した。 川本 宏(かわもと ひろし) 声 - 平川大輔(テレビアニメ版) カナイマ・アンヘル技術スタッフ。アダ名なのか両兵は「ヒンシ」と呼ぶ。メンバーの中では若手だが、人機の技術はスタッフ中ナンバー2に位地する。 普段は頼りない雰囲気の青年技術者だが、カナイマ・アンヘルを管理下に置いた軍に捕虜とされた時には抵抗するなどいざとなれば底意地を見せる。 年の離れた妹・川本さつき(後述)が日本に居る。 グレン・ハーデン、古屋谷 英男(こたにや ひでお) 声 - 望月健一、丸山壮史(テレビアニメ版) カナイマ・アンヘルの技術スタッフ。 山野 武利(やまの たけとし) 声 - 飯塚昭三(テレビアニメ版) カナイマ・アンヘルの技術スタッフを束ねるベテランで、スタッフメンバーからは「親方」の愛称で呼ばれている。口より先に手が出るタイプ。開発当初より人機に関わる数少ない人物の一人であり、小河原現太と日野白矢の関係、「アンヘル」設立の経緯を良く知る男。 カナイマ・アンヘルがベネズエラ軍の強制介入を受けたとき、モリビト、トウジャ、ナナツーの血塊炉を青葉・両兵に託し彼らを逃がす。しかしその時の軍との争いで足に銃撃を受け重傷を負う。1991年(旧・エクステンド) マサムネを製造するなど新たな人機の開発に尽力しているが、足への銃撃は捕虜として不当な扱いを受けたため治療が遅れ、それがもとで患った障害により不自由な体として車椅子を与義なくしている様子。 石傘 純柱(いしがさ じゅんじ) 声 - 藤本譲(テレビアニメ版) 山野と同じ開発当初より人機に関わる人物。人機の設計を担当している。山野とは気安い仲のようだが、こと人機の設計に関しては互いに意見が食い違い言いあらそうことも。 ジョーイ 中西(ジョーイ なかにし) アンヘルスタッフの一員で調達係担当。 実は黒将の派遣した八将陣側のスパイであり、一度はアンヘルを裏切ったが、利用されていることに気付き再び仲間になる。
※この「カナイマ・アンヘル」の解説は、「ジンキシリーズの登場人物」の解説の一部です。
「カナイマ・アンヘル」を含む「ジンキシリーズの登場人物」の記事については、「ジンキシリーズの登場人物」の概要を参照ください。
- カナイマ・アンヘルのページへのリンク