Switch版
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/16 10:16 UTC 版)
「ヘルツォーク・ツヴァイ」の記事における「Switch版」の解説
「セガ3D復刻アーカイブス3」ではテクノソフトの『サンダーフォースIII』を収録したことから、「SEGA AGES」シリーズにおいてもテクノソフトの作品を収録しようという話が持ち上がり、最終的には複数の候補の中から、本作を含む3作品が選ばれた。 Switch版のディレクターを務めたエムツーの松岡毅は提案の理由として、本作がメガドライブのファンの間で「メガドライバーになるための必須科目」と称されるほど人気を博していたにも関わらず、これまで移植版が出ていなかった点をGameWatchとのインタビューの中で挙げている。また、松岡はこのゲームが下手だとしつつも、開発を通じて自分の腕を上達させ、他のプレイヤーに面白さを伝えたいとも述べている。 プログラミング自体はそこまで難しくなかった一方、本作のソースコードは現存しておらず、当時の関係者で本作を知る者もいなかった。このため、Switch版の開発に当たっては追加要素を強化するという方針が取られた。 オンライン対戦は「SEGA AGES」版『ぷよぷよ』で試験的に導入し、その結果を見たうえで他の作品にもオンライン対戦を入れるという方針が取られた。このため、本作のSwitch版の開発は「SEGA AGES」シリーズの中盤に開発するという段取りが取られた。オンライン対戦の調整をしている間、Switch版の追加要素である練習モード「ヘルツォークアカデミー」の準備が進められた。同モードの企画とシナリオはエムツーの山本裕次郎が担当し、「セガ 3D復刻アーカイブス」シリーズのマニュアル等に登場する「アソビン教授」のコメントを担当していたエムツーの橋本享明が脚色を手掛けた。当初は、1ステージ分を進めながら、随所で指令を表示させるという方式が考案されていたが、プレイヤーが最初に何をすべきかわからなくなったり、肝心な場面で説明が表示されないなどの問題が続出したため、途中まで作ったうえで、一度白紙に戻した。その後、幾度かのシナリオ書き直しを経て、製品版の原型となるレクチャー形式のものが完成したが、今度は台詞が教科書的になっているという指摘が寄せられた。そこで山本は橋本と相談しながら、シナリオを完成させた。橋本のアイデアにより、同モードでは「SEGA AGES」を振り返る要素も取り入れられており、たとえばとあるレクチャーではアレックスキッドが食事をする場面がある。同モードに登場するキャラクターのデザインは高橋直樹が手掛けた。当初、「ヘルツォークアカデミー」の教官役となるキャラクターには、国内で発売されたオリジナル版の説明書に記載されている男性キャラクターを使う予定だったが、松岡が山本に「E-moteがあれば、わが社の技術をアピールできるためのキャラクターを作れる」と冗談を言ったことがきっかけで、E-moteを取り入れた女性キャラクターが用意された。また、この女性キャラクターの声は、E-Moteの公式マスコットキャラクター・えもこ先生の声を当てている声優が担当した。この時期は新型コロナウイルスが流行し始めていたことから在宅勤務が行われており、松岡は山本との意思の疎通に苦労したと振り返っている。 もう一つの追加要素であるヘルパー機能は、プレイヤーまたはコンピュータにハンディキャップを付けるものであり、遊びやすくするためだけでなく、オリジナル版のプレイヤーから寄せられていた「CPUが弱い」という指摘にこたえるために導入された。また、公平性の観点からヘルパー機能はオンラインモードには導入されなかった。 このほかにも、パスワードの自動入力化やガジェットの導入などの施策が取られた。
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Switch版(プロ野球 ファミスタ エボリューション)
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「ナムコスターズ」の記事における「Switch版(プロ野球 ファミスタ エボリューション)」の解説
基本的に熱スタと同一だが、ホーム用とビジター用が逆転している。
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