インパルスとは? わかりやすく解説

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impulse

別表記:インパルス

「impulse」とは、心の衝動一時感情行動原因外部からの刺激のことを意味する英語表現である。

「impulse」とは・「impulse」の意味

「impulse」は、名詞として用いられ、心の衝動一時感情出来心行動原因外部からの刺激といった意味をもつ。力学用語として使われたときは「力積」「瞬間力」といった意味を表したり、電気関連する用語として用いられたときは「衝撃」という意味を表したりすることもある。複数形は「impulses」である。

「impulse」の発音・読み方

「impulse」の発音記号は、「ímpʌls」である。実際に発音する際は、「インパァルス」のようになる「i」日本語の「エ」と「イ」を同時に言うイメージで「イ」と発音する。「m」は、唇を閉じて一旦息を止め、鼻から抜けるように「ン」に近い「ム」という音を出す。「p」は、唇を閉じて息を止めた状態から勢いよく唇を破裂させるようにして「プッ」と発音する。「ʌ」は、日本語の「ア」とほぼ同じ音である。「l」は、舌先前歯の裏歯茎につけたその状態で「ウ」と「ル」を同時に言うイメージ発音する。「s」は、舌先前歯の裏歯茎に近づけ、隙間から息を出して「ス」と発音する

「impulse」の語源・由来

まず、印欧語系で「強く押す」という意味をもつ「pelh-」がラテン語で「押す」「動かす」といった意味をもつ「pello」へと変化した。それにラテン語で「~の中に」という意味をもつ「im-」が合わさり、「押す」「推し進める」といった意味をもつ「impello」という単語となった。それがラテン語で「衝撃」「押した」といった意味をもつ「impulsus」となり、最終的に英語の「impulse」へと変化した

「impulse」の覚え方

「impulse」は、「impel(駆り立てる)」「urge(衝動)」「impulsive(衝動的な)」などの関連語と共に覚えるとよい。

「impulse」を含む英熟語・英語表現

「nerve impulse」とは


nerve impulse」は、「神経衝撃」「神経インパルス」と訳される神経の一部刺激することで起こった興奮神経線維通じて伝わるが、その際興奮部から検出される活動電位神経衝撃または神経インパルスと呼ぶ。用例には、「transmit nerve impulses(神経インパルス伝える)」「initiate a nerve impulse(神経衝撃引き起こす)」「block nerve impulse(神経衝撃阻害する)」などがある。

「on impulse」とは


「on impulse」は、副詞的な働きをし、計画立てず突然にやりたいことを表す。「衝動駆られて」「衝動的に」「思わず」というように訳される用例には、「I often acts on impulse.(私はしばし衝動的に行動する)」「I often buys clothes on impulse.(私はしばし衣服衝動買いする)」「I asked for her phone number on impulse.(私は衝動駆られて彼女の電話番号尋ねた)」などがある。

「Impulse(サービス)」とは

「Impulse」は、ブレインズテクノロジー株式会社(Brains Technology, Inc.)が提供する異常検知ソリューションサービスである。機械学習技術用いることで、膨大なデータ可視化の他、製造・生産現場における障害故障予兆などの異常の検知目視検査不良品判定などの業務迅速化作業分析などを可能とする機能備えている。製造業建設業通信事業での利用想定されサービスとなっている。

「impulse」を含むその他の用語の解説

「Impulse(刀剣乱舞)」とは


『Impulse』は、2019年9月4日リリースされた、「刀剣男士 formation of 三百年」の楽曲である。「Kenji Kabashima」が作詞を、「Kenji Kabashima」と「Sugaya Bros.」が作曲務めている。

「impulse」の使い方・例文

「impulse」を用いた例文には、「My first impulse was to call him.(私がまず衝動的に思ったのは彼に電話をしたいということだった)」「The child took apart the pocket watch under the impulse of curiosity.(その子どもは好奇心からくる出来心でその懐中時計分解した)」「He is a man of impulse.(彼は衝動的な人である)」「I tried had to resist the impulse to eat the whole cake.(私はそのケーキ全部食べてしまいたいという衝動抑えるよう努力した)」「She could barely restrained the impulse to kill him on the spot.(彼女はその場で彼を殺したいという衝動かろうじて抑えることができた)」「He kissed her on the impulse of a moment.(彼は一時衝動駆られて女にキスをした)」などがある。

インパルス

英語:impulse

 

「インパルス」とは・「インパルス」の意味

「インパルス」は、衝撃意味する言葉であり、神経衝撃電気衝撃など、使用する場面によって意味合い異なる。神経衝撃意味する場合厳密には、活動電位というものを指す。人を始めとする動物神経は、何らかの刺激受けた場合活発になる興奮という現象起こす。その興奮神経線維通って別の組織へと伝わっていく。そして、興奮起こった部分検出できるのが、活動電位、インパルスである。

電気衝撃を表す場合衝撃電流という言葉代わりとして、インパルスが使用されることが多い。衝撃電流とは、短時間だけ、電気回路流れ電流のことである。大抵の場合は、原因発生する電流を指す。

インパルスは、神経に関する医療用語としても使用されるまた、医療業界では、「A-Vインパルスシステム」という装置略称として使用される安静にしていなければならない患者足裏加圧し下肢にできる静脈血栓予防するための装置である。

また、日本のバイクメーカーであるスズキがかつて製造していた二輪車「GSX400インパルス」または「インパルス400」の略称として、インパルスという言葉使用されることもある。一体型ではなく左右分かれたセパレートハンドルや、複数パイプ繋げた集合マフラーなど、発売当時衝撃的な仕様多かったため、インパルスという名前となっている。

「インパルス」の語源・由来

「インパルス」の元となっているのは、英単語の「impulse」だ。「impulse」の語源は、「衝撃」を意味するラテン語「impulsus」である。

「インパルス」の熟語・言い回し

ブルーインパルスとは


ブルーインパルス」は、航空自衛隊所属しアクロバット飛行行うチームのことである。航空自衛隊広報活動のための展示飛行専門とし、航空祭などのイベント中心に活動を行う。ブルーインパルスという名前は、「青い衝撃」と訳されることが多い。その由来となっているのは、アクロバット飛行チームが、識別のために使用していたコールサイン「インパルス・ブルー」である。そして、ブルーインパルスチーム使用する機体には、青い衝撃視覚的に演出するために、青と白カラーリング施されている。

インパルスゾーンとは


「インパルスゾーン」は、ボウリング競技使用されるボール製品名である。アメリカブランズウィック社が、2005年発売したボールを指す。中心にあるコア形状非対称であり、オイルが多いレーンであってもよく曲がるという性質を持つ。

神経インパルスとは


神経インパルス」は、神経線維の中を伝わっていく活動電位のことである。神経学では、「神経」の部分省略して「インパルス」と表現することが多いが、他の意味区別する必要がある場合は、「神経インパルス」という表現使用される

インパルスバイとは


「インパルスバイ」は、「衝動買い」を意味する言葉である。マーケティング用語として使用されることが多い、「インパルスバイイング(impulse buying)」を省略したものだ。

「インパルス」の使い方・例文

「インパルス」は、「衝撃」を意味する言葉であるが、日本語衝撃置き換えて使用することはまずない。大抵の場合は、専門用語一部として使用される神経に関する用語として使用する場合例文は「これはインパルスの計測ができる装置である」「彼はインパルスの概念について勉強している」「彼女は、インパルスに関する論文作成しているところだ」のようになる

衝撃電流意味する場合例文は、「避雷針おかげでインパルスの影響受けず済んだ」「これは、インパルスの被害検証するために、インパルスを人工的に発生させられる装置だ」「このグラフは、インパルスによって発生した電圧記録したものだ」といった形だ。によって発生する衝撃電流は、「インパルス」と表現することが多い。

医療業界で、「A-Vインパルスシステム」の略称としてインパルスを使用する場合例文は「新人看護師がインパルスの使い方学んでいる」「この患者にインパルスを使用する場合こまめに様子を見なければならない」のようになる二輪車略称として使用する際の例文は、「インパルスは、大勢のバイクユーザーから高い評価得ている」「彼は愛車のインパルスをこまめにメンテナンス出し大事に扱っている」といった形だ。

インパルス【impulse】

読み方:いんぱるす

衝撃衝動の意》

神経線維の中を伝わっていく活動電位伝導速度有髄神経無髄神経かなどによって異なる。神経衝撃

ごく短時間回路流れ大電流電圧落雷の際の電流など。衝撃電流

力積(りきせき)。

「インパルス」に似た言葉

インパルス

インパルスの画像 インパルスの画像
グループ名インパルス
グループ名フリガナいんぱるす
グループメンバー堤下 敦/板倉 俊之
性別男性グループ
URLhttps://profile.yoshimoto.co.jp/talent/detail?id=44
プロフィール1998年結成お笑いコンビ。共にNSC東京校4期生堤下敦ツッコミ板倉俊之ボケ担当独創的なコント人気博している。主な出演歴は、邦画ほんとうにあった怖い話 怨霊』、DVD『はねるのトびら』DVD村雨むらさめ~』他多数
代表作品1年2004
代表作品1邦画ほんとうにあった怖い話 怨霊
代表作品2年2004
代表作品2DVD・Blu-ray『はねるのトびら』
代表作品3年2010
代表作品3DVD・Blu-ray村雨むらさめ~』
職種お笑い/俳優・女優タレント

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インパルス

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インパルス



インパルス!レコード

(インパルス から転送)

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インパルス!レコード (Impulse! Records) は、ABCパラマウント・レコードのプロデューサーであったクリード・テイラーによって1960年に設立されたジャズレーベル






「インパルス!レコード」の続きの解説一覧

インパルス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 01:19 UTC 版)

ぱすてるチャイムContinue」の記事における「インパルス」の解説

リカルドが「銀星」の工場極秘裏に開発生産させていた戦闘用ランサー強化タイプ

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インパルス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/27 06:16 UTC 版)

アナログ信号処理」の記事における「インパルス」の解説

インパルス(ディラックのデルタ関数)とは、原点中心として無限の振幅持ち、その幅が無限に小さい信号定義される。インパルスは、あらゆる可能な周波数正弦波無限和と見ることもできる。この定義は実世界では扱いにくいので、技術的に原点では 1 でそれ以外時点では 0 の信号とされる。インパルスは delta(t)表される。インパルスをシステム入力したときのシステム出力インパルス応答という。インパルス入力にはあらゆる周波数成分含まれているため、インパルス応答システムの定義とされる

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インパルス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/01 10:01 UTC 版)

地球防衛軍3」の記事における「インパルス」の解説

本作より登場いわゆる指向性地雷発射ボタン設置後起爆ボタン設置したもの全てから一斉に大量散弾発射する発射方向基本的に設置時向き固定されるが、例外として上空への攻撃目的とし、設置方向に関係なく常に真上方向発射される対空タイプ存在する。非常に広範囲攻撃できるため、待ち伏せ戦で最大威力発揮するリロード時間は全武器中最も長くC型爆弾同様に全弾起爆しないとリロード開始されない。

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インパルス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/25 15:24 UTC 版)

パルス」の記事における「インパルス」の解説

インパルス( δ {\displaystyle \delta } 関数とも言う)と言った場合は幅が無限小、高さ1の信号表し周波数領域において以下の式で表される。 F ( ω ) = ∫ − ∞ ∞ δ ( t ) ⋅ e − j ω t d t = e − j ω 0 = 1 {\displaystyle F(\omega )=\int _{-\infty }^{\infty }\delta (t)\cdot e^{-j\omega t}dt=e^{-j\omega 0}=1} インパルスをシステム入力した時の出力インパルス応答という。

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