ブルーインパルスとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 固有名詞の種類 > 組織・団体 > 政治組織 > 軍隊 > 航空自衛隊の部隊 > ブルーインパルスの意味・解説 

ブルー‐インパルス【Blue Impulse】

読み方:ぶるーいんぱるす

航空自衛隊ジェット機編隊曲技飛行チーム通称正式名称は、戦技研究班

ブルー‐インパルスの画像
ブルー‐インパルスの画像
コックピットからのようす
ブルー‐インパルスの画像

T-4 ブルーインパルス

ブルーインパルス T-4

華麗なアクロバット飛行を披露する「ブルーインパルス」の三代目機種です

航空自衛隊アクロバットチームである「ブルーインパルス」の三代目機種がT-4です。二代目機種T-2の後継機として採用され平成7年度松島基地4空団11飛行隊として「T-4ブルーインパルスチーム」が誕生しました以後全国各地展示飛行行い、現在に至ってます。長野オリンピック日韓合同開催ワールドカップでも会場上空展示飛行行いました平成9年には、米空軍50周年記念で初渡米しネリス空軍基地華麗なアクロバット飛行披露してます。

分類ブルーインパルス
乗員2人
全幅約9.9m
全長約13.0m
全高約4.6m
自重 約3.7t
エンジン2基
名称F3-IHI-30
推力約1,670kg/1基
型式 ターボファン・エンジン
全備重量 5,640kg
性能 
最大速度マッハ約0.9(約1,040km/h)
実用上限限度 約15,000m
最大航続距離700nm(1,300km)

【ブルーインパルス】(ぶるーいんぱるす)

Blue Impulse.
航空自衛隊広報担当する曲技飛行隊第4航空団第11飛行隊の名称。
宮城県松島基地ベースとしている。

かつて、静岡県浜松基地で、勤務合間飛行教官同士曲技飛行練習無断行っていたのが上官の目にとまり、浜松基地航空祭演技一般公開したのをきっかけとして、1960年F-86F専用塗装施し飛行隊の「空中機動研究班」として発足した
当初地元天竜川にちなみ「天竜」と呼ばれていたが、「Tenryu」の「r」発音管制支障出たため、当時コールサイン「インパルスブルー」を逆にした「ブルーインパルス」に変更
また、機体塗装流れるような青いライン変更し排気管後方スモーク発生用のオイル散布管を装着して現在のスタイルの元となった

墜落事故による飛行停止幾度も経験しながらも、各地航空祭のほかに東京オリンピック(1964年)大阪万博(1970年)、長野冬季オリンピック(1998年)、サッカーワールドカップ日韓大会(2002年)などの国際行事展示飛行行いまた、使用機F-86戦闘機、T-2練習機T-4練習機順次更新され世界で屈指の技術を持つアクロバット飛行集団として現在に至っている。

使用機体(カッコ内は使用年)

第一区分演目(2005年当時)

以下の演目は、会場晴天か、曇りでも十分雲高高く視程問題無い場合実施される第一区分」で行われる演目である。

  1. ダイヤモンドテイクオフ&ダーティローパス
  2. ローアングルテイクオフ
  3. ロールオンテイクオフ
  4. ファンブレイク
  5. フォーポイントロール
  6. チェンジオーバーターン
  7. インバーテッド&コンティニアスロール
  8. レインフォール
  9. バーティカルクライムロール
  10. スローロール
  11. チェンジオーバーループ
  12. ハーフスローロール
  13. レターエイト
  14. オポジットコンティニュアスロール
  15. フォーシップインバーテッド
  16. バーティカルキューピッド
  17. ラインアブレストロール
  18. 360度ターン&ループ
  19. ワイドトゥデルタループ
  20. デルタループ
  21. デルタロール
  22. バーティカルキューバンエイト
  23. 上向き空中開花
  24. スタークロス
  25. タッククロス
  26. ローリングコンバットピッチ
  27. コークスクリュー

参照リンクhttp://www.masdf.com/blue/

http://www.masdf.com/altimeter/nyuta2004/IMG_3707.jpg

Photo:MASDF

ブルーインパルス

作者斎藤浩

収載図書もずの啼く
出版社けやき出版
刊行年月2004.9


ブルーインパルス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/18 15:08 UTC 版)

ブルーインパルス: Blue Impulse [2])とは、航空自衛隊に所属する曲技飛行隊(アクロバット飛行チーム)[3][4][5][6][7]愛称[3]




「ブルーインパルス」の続きの解説一覧

ブルーインパルス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/03 15:19 UTC 版)

ギニュー特戦隊」の記事における「ブルーインパルス」の解説

ゲームドラゴンボールZ 超悟空伝 -覚醒編-』で使用青白いエネルギー波放つ

※この「ブルーインパルス」の解説は、「ギニュー特戦隊」の解説の一部です。
「ブルーインパルス」を含む「ギニュー特戦隊」の記事については、「ギニュー特戦隊」の概要を参照ください。


ブルー・インパルス(タイト・ロープ:LP新日本プロレス・スーパーファイターのテーマに収録)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/01 19:51 UTC 版)

木戸修」の記事における「ブルー・インパルス(タイト・ロープLP新日本プロレス・スーパーファイターのテーマ収録)」の解説

当時現在の様にほとんどの選手入場で曲がかかる訳ではなくテレビ中継がある試合中心にかかる程度だったため、前座組まれることがある木戸試合ではテーマ曲省略されたり、自分より上位タッグパートナーの曲が優先されテレビ中継会場でもかかることがほとんど無かった

※この「ブルー・インパルス(タイト・ロープ:LP新日本プロレス・スーパーファイターのテーマに収録)」の解説は、「木戸修」の解説の一部です。
「ブルー・インパルス(タイト・ロープ:LP新日本プロレス・スーパーファイターのテーマに収録)」を含む「木戸修」の記事については、「木戸修」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「ブルーインパルス」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

「ブルーインパルス」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ブルーインパルス」の関連用語

ブルーインパルスのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ブルーインパルスのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
航空自衛隊航空自衛隊
Copyright(C) JASDF All Rights Reserved.
航空軍事用語辞典++航空軍事用語辞典++
この記事はMASDF 航空軍事用語辞典++の記事を転載しております。
MASDFでは航空及び軍事についての様々なコンテンツをご覧頂けます。
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのブルーインパルス (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのギニュー特戦隊 (改訂履歴)、木戸修 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS