青き月光に照らされた「おとぎばなし」の登場人物
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「月光条例」の記事における「青き月光に照らされた「おとぎばなし」の登場人物」の解説
兄嫁(あによめ) おとぎばなし「鉢かづき姫」に登場する脇役で、鉢かづき姫の恋人、宰相の兄嫁達。青き月光に照らされたことにより凶暴化し、薙刀・三節棍・釵を手にして鉢かづき姫に「少し早い嫁くらべ」と称して襲いかかるが、太郎丸によって阻まれた。薙刀を持った一人が〈読み手〉の世界まで追いかけるが、月光によって正気に戻される。その後、残りの2人は月光一行が太郎丸を救出する際に再び道を阻んだが、鉢かづき姫により倒された。 現在は月光の最初の執行で正気を取り戻した一人が鉢かづき姫の代理を務めている。また元のストーリー通りに、「嫁くらべ」で鉢かづき姫に負ける事を心待ちにしている。 宰相(さいしょう) おとぎばなし「鉢かづき姫」の登場人物で、鉢かづき姫の恋人。冷遇され続けた鉢かづき姫に優しく接し、物語の最後で「鉢かづき姫がいなければ自分も生きていけない」と彼女に告白したのだが、その直後に青き月光に照らされ凶暴化、容貌と口調が変化し、彼女に「まだお前はバケモノのままだ」と言い放った。 上記の兄嫁3人の内、「一寸法師」の世界で倒された2人はまだ月打が解けていないことが分かっているが、宰相がどうしているのかは作中では言及されていない。ただし鉢かづき姫と演劇部の会話からして、少なくとも本の中にはいる模様。 子供 おとぎばなし「はだかの王様」に登場する王様は裸だと言った子供。蒼き月光に照らされたことにより凶暴化、月打された国民たちを率いて王様の城に攻め入った。その後は不明。 国民 おとぎばなし「はだかの王様」に登場する国民。青き月光に照らされたことにより凶暴化し、主人公である王様の城に攻めに入った。その後は不明。 オオカミ おとぎばなし「三匹のこぶた」に登場するオオカミ。青き月光に照らされたことにより凶暴化し、三匹のこぶたたちを追いかけ〈読み手〉の世界へとやって来た。途轍もない量の息で建物を破壊することができ、その威力は金閣寺や国会議事堂をも破壊するほど。しかし、月光によって倒され正気に戻り、三匹のこぶたと共に物語の世界へ帰っていった(元々頭が悪い設定を持つためか、オオカミ本人は何も覚えていない様子である)。 三条の大臣の姫(さんじょうのだいじんのひめ) おとぎばなし「一寸法師」に登場する一人で、一寸法師の恋人。通称「姫」。月打を受けた鬼の金棒に取り憑かれ、血の涙を流す「鬼」となり、醜くなった自らの顔を隠すため蝶番の面で覆い、牛車を牽いている。どんな願いも叶う「打出の小槌」を持っている。金棒に操られて、物語で自身を陥れた一寸法師への憎悪の念で満たされてしまっていたが、演劇部の説得で一寸法師を真に慕っていた事を思い出し、金棒の粉砕によりついに元の姿に戻る事が出来た。一寸法師と共に「おとぎばなし」の世界に戻るが、〈読み手〉の世界に戻る彼のために、打出の小槌で一寸法師の身代わりを作り出した。一寸法師曰く天然。 鬼の金棒(おにのかなぼう) 「一寸法師」に登場する鬼の次郎丸が持っていた武器。青き月光に照らされた結果、1つ目の妖怪のような外見になり、意思を持つようになった。自分が暴れたいがために、三条の大臣の姫の心の中にあった、僅かな一寸法師への怨恨につけ込んで取り憑いた。鬼となった姫に「打出の小槌」を使わせ、一撃が隕石の衝突なみの威力を持ち都市を一瞬で消し去るほどに強化させ、日本中を穴だらけにし、地球をあと2発で氷河期突入という所まで追い込むが、鉢かづき姫を武器とする決意をした月光に倒され粉々に砕け散った。それによって元に戻り、恐縮しながら太郎丸たちと共に物語の中に帰っていった。今までのところ〈読み手〉の世界に『存亡に関わる最も深刻かつ甚大な被害』を与えており、事件にツクヨミが介入しなかったのは謎。 麦つかい(むぎつかい) おとぎばなし「天女と麦つかい」の主人公。青き月光に照らされ、〈読み手〉の世界へ逃げ出して5日間帰らなかったため、条例執行直前に本もろとも消滅してしまった。実在しない作中オリジナルのおとぎばなしであり「消滅=〈読み手〉界の記憶から完全に消え去る」という事例を現実的に示した。 ドライヴァー おとぎばなし「シンデレラ」に登場する、魔法で人間の姿になったネズミ。馬二頭の馬力でも、新幹線を追い抜くほどのスピードを出すシンデレラのかぼちゃの馬車を彼女の意のままに操縦する、サングラスを掛けた老御者。元がネズミなので「~でちゅ」という話し方をする。シンデレラに対し絶対の忠誠心を持ち、レースで馬車を壊された際は元のネズミの姿に戻り、シンデレラの逃亡のために月光達を妨害したものの、天道の車を飲み込んでその姿になった鉢かづき姫に撃破された。桃太郎編で再登場した。 若者(わかもの) おとぎばなし「きき耳ずきん」の主人公。元は誠実な性格だったが、青き月光に照らされ凶暴化し、〈読み手〉の世界である女子高生・裕美を「長者の嫁」だと思い込み追いかけ回した。動物の声が聞ける頭巾を使って彼女を追い詰めたが、月光によって倒され正気に戻される。物語の世界へと帰っていったが、被っていたきき耳ずきんは何故か残されていて、後に月打されたおむすびの件で月光がネズミの言葉を聴くのに役に立った。 ピノキオ おとぎばなし「ピノキオ」の主人公。青き月光に照らされ凶暴化し、執行者・月光を殺すため〈読み手〉の世界へとやって来た。本来とは逆に「正しいこと」を言うと鼻が高速で伸び、それを相手に突き刺して攻撃する(鼻は伸ばす度に自分で折り、また自分で伸ばす)。月光と演劇部が説教を受けていた職員室に置いてあった本から出たため、演劇部が口にした「演劇部は月光の事が大キライ」という言葉で月光に止めを刺そうとしたが、鼻が伸びることはなく、その隙に鉢かづきが変化したボウガンの一撃を受け正気に戻される。 その後月光がツクヨミに拘束されかけた際に再登場。鼻を伸ばしツクヨミの実行部隊の足止めをした。 わらしべ長者(わらしべちょうじゃ) おとぎばなし「わらしべ長者」の主人公。青き月光の影響で傲慢な性格と化し、〈読み手〉の世界で、自身が所持している藁と人の物品や使用人等を無理矢理に取り換えてきた。月光から演劇部を取り替えてバカンスで過ごしていたが、やってきた月光からスリルに満ちた話を聞くが嘘だと思い込む。鉢かづきが変化した飛行機に突進され正気に戻される。 ヘンゼル グレーテル おとぎばなし「ヘンゼルとグレーテル」の主人公である兄妹。青き月光に照らされ、お菓子の家の魔女のように尖った鼻に生やし、子供を食う快感に目覚めてしまった。口が出来て動くようになったお菓子の家と共に〈読み手〉の世界へとやって来た。月光達をお菓子の家で捕食し、夜中の保育園で子供達を待っていたが、閉じ込められていた天道の策略で呼び出された不良仲間(実は天道と同じく甘党の暴走族達)によりお菓子の家を食べられてしまい、脱出した月光によって倒され正気に戻される。 その後月光がツクヨミに拘束されかけた際に再登場。イデヤをお菓子の家に閉じ込めた。 うりこひめ おとぎばなし「うりこひめとあまのじゃく」の主人公。元はおとなしい性格をした田舎の少女だったが、青き月光に照らされ、普段の姿と掛け離れた禍々しい姿になった。話の中で「あまのじゃく」が自分にした事と同じように、他者の姿を真似て成り代わるようになった。〈読み手〉の世界にやって来て、一人の女の子・ユミカと成り代わって、鉢かづき姫を手にかけようとしたが、彼女に自分の正体を言い当てられ、月光によって倒され正気に戻される。ユミカに謝罪をして、物語の世界へと帰っていった。 ニワトリ ネコ イヌ ロバ おとぎばなし「ブレーメンの音楽隊」の主人公である4匹の動物。青き月光に照らされた結果、気に食わないものを持ち前の鳴き声による本人達曰く「イカしたコーラス」で破壊する快感に目覚めた。〈読み手〉の世界へとやって来て自衛隊にも襲い掛かり、一度は月光達を退けるが、二度目の戦いで「おいぼれは用なし」という心理攻撃を受け戦意喪失。月光と鉢かづきに止めをさされる直前、乱入したイデヤに一掃された。 おむすび おとぎばなし「おむすびころりん」の主人公のおじいさんが持っていた食べ物。青き月光に照らされ巨大化し、意思を持つようになった。食物である自身が人間に食べられることに不満を感じ、大量の人間で握ったおむすびを食べようと〈読み手〉の世界へとやって来た。空中を回転飛行し、人間を米の体に取り込んでネズミ達から奪った穴に監禁させた。体とその穴とは繋がっており、攻撃が穴の方へ流れるようになっている。つまり外部からのおむすびへの攻撃は中の人間達に及んでしまう。月光組と工藤組を取り込んだが、月光が振るった鉢かづき姫に内側から食べられてしまった。最後に残ったおむすびの一欠片は正気に戻ったようで、ネズミ達の一匹に食べられた。鉢かづき姫によれば、味は良いらしい。 雀(すずめ) おとぎばなし「舌切り雀」に登場する雀。一人称は「あたい」。青き月光に照らされて、同作の登場人物のおばあさんの糊を舐めて舌を切られた事に怒り狂い、「女王」として名を挙げ、憂さ晴らしのために数千羽の部下の雀を率いて〈読み手〉界の人間(特に老婆)を高速で襲って自前の鋏で舌を切りまくるようになってしまった。ある地下鉄の駅を根城としている。月光に大きいつづらか小さいつづらかを選択することを迫られ、大きいつづらを選ぶ。大きいつづらからはお化けに扮した鉢かづき姫と共に大量の粉末が出てきただけだったので、月光らの舌を切ろうとした。しかし、それは失敗したふりをして口に火打石(石英)を銜えた月光らの誘導作戦だった。作戦に気づかない雀は月光に攻撃を加え、火打石から散った火花が大量の粉末に引火して起こった粉塵爆発に巻き込まれ気絶。後に条例執行をされ、本の世界に戻って行った。 その後月光がツクヨミに拘束されかけた際に再登場。鋏を飛ばしツクヨミの実行部隊の足止めをした。 パトラッシュ おとぎばなし「フランダースの犬」の主人公・ネロの愛犬。主人であるネロを大変慕っていて、物語での彼の不幸(村人からのいじめ、おじいさんの死、絵のコンクールの落選、ネロ自身の不憫な死等)を大変哀れんでいたが、月打によりその思いが歪み、「自分がもっと早くネロを殺し、意地悪で不親切なこの世から楽にさせておけば良かった」という考えを持つようになってしまった。これによりネロの人生に対し、「絶望の念」を持っている。 月打されて、老犬ながら筋肉が著しく発達し、〈読み手〉の世界まで逃げたネロとおじいさんを追いつめたが、そこへ現れた月光達に殴られ蹴られ、一時退散した。その後、ネロの呼びかけに答え竜宮丸の上に現れ、偶々乙姫が放った攻撃を受け、彼女を追い回し始めた。しかし、機転を利かした浦島太郎が開けた玉手箱に絶望の気を吸い取られ、それで作った月打を解く薬を月光に無理矢理ながら飲まされ正気に戻り、ネロと共に本の世界へ戻った。 その後月光がツクヨミに拘束されかけた際に再登場。月光達の話を信じず聞こうともしないイデヤ達に月光の話を訊くように話した。 乙姫(おとひめ) おとぎばなし「浦島太郎」に登場する竜宮城のお姫様で、長老の一人。 上記を参照。 タイ ヒラメ フグ オコゼ おとぎばなし「浦島太郎」に登場する、乙姫の部下達。ただし魚の姿ではなく、額にそれぞれと同じ名前の魚を付けた美青年の姿をしている。戦闘能力は月光と並ぶほど高い。シンデレラ編で登場したドライヴァー同様、乙姫への絶対の忠誠心を持っており(ただしヒラメなどは不良口調が目立つ)、月打の発作も乙姫が正気になるまで正気を取り戻せなかった。頭につけた魚を武器として扱うことができ、タイは相手に追い討ちをかける「タイブーメラン」、ヒラメはそれを大きくさせ攻撃できる。性格は月打時は攻撃的だが、元々はかなり能天気で温厚である。 警察署を竜宮丸で襲撃、集団攻撃で月光に重傷を負わせたが、謎の力を発揮した月光からのより強力な拳を食らい、極印が無いにも関わらず全員条例執行をされて正気に戻り、乙姫より先に本の世界へ戻って行った。このためなのか、月打から正気に戻った後も容易に月打時の性格に戻ってしまう(ただし悪意は消えている)。 「人魚姫」ではタイとヒラメの二人が海の魔女の店に向かう月光に同行。用心棒の撃退に協力した。 人魚姫の5人の姉 おとぎばなし「人魚姫」の主人公・人魚姫の5人姉達。愛する王子に理解されず海の泡となる妹の運命に納得がいかず、元凶である王子の命を狙い、〈読み手〉界へと逃げた王子を追ってとある豪華客船で追い詰めたが、月光不在でも驚異的な戦闘力を発揮した鉢かづき姫に全員倒された。最後は戦いの最中に出会った人間の男性に一目惚れして自分達も人間になることを選ぶ。 家来 おとぎばなし「桃太郎」に登場する、桃太郎の3匹の家来。青き月光に照らされて、桃太郎と共に〈読み手〉界へとやって来た。ただし動物ではなく、「浦島太郎」のタイ達同様、それぞれを擬人化したような青年の姿をしている。 この3匹の間では、誰が桃太郎に次ぐ強いキャラクターかをしばしば揉めていて仲が悪く、唯一共通点は、桃太郎から貰う「きびだんご」が好物な事。雉太(きじた) 家来であるキジ。両腕が翼になっていて、スピードが秀でている。原形の頭部を模した帽子をかぶっており、両腕の翼を振って超音波を繰り出す「ドラミングエコー」が必殺技。 他の2人と共に、月光にとどめを差そうとしたが、駆けつけた赤ずきんに超音波攻撃を跳ね返され、そのまま一気に赤ずきんに圧倒され、最後には耳の刃で真っ二つにされた所を、月光に条例執行された。 猿吉(さるきち) 家来であるサル。原形の顔面の下半分を模した仮面を着けている。中国拳法が使える。 月光を圧倒したが、駆けつけたシンデレラとの交戦になり、蹴りのスピードで勝っている彼女に圧倒され、雉太共々月光に条例執行された。 犬蔵(いぬぞう) 家来であるイヌ。原型の毛皮を頭から被っている。得物はくないと手裏剣。 イデヤや月光に重傷を負わせたが、しぶとく立ち向かうイデヤに翻弄され、桃太郎が投げたきびだんごに気を取られた所をイデヤと工藤に最初に条例執行された。 アラディン おとぎばなし「アラビアンナイト」より「アラディンと魔法のランプ」の主人公。蒼き月光に照らされて凶暴化しているが、今までの月打されたキャラクター達とは違いかなり危険な状態となっている。「アラビアンナイト」のキャラクターの中ではリーダー格である。ツクヨミ会の長老達を人質にし、ツクヨミ本部に「一寸法師」の世界にある「打出の小槌」と引き換えること要求している。打出の小槌を要求する理由はアラビアンナイト以外のおとぎばなしを全て消す事で「読者パワァ」を独り占めしようとするためである。本人自身は戦わずランプの精と指輪の精を扱い月光と対峙するが月光にランプの精の魔法ランプを奪われてしまう。今回の長老達の誘拐事件の主犯ではなく黒幕に操られている。 空飛ぶじゅうたん3兄弟 おとぎばなし「アラビアンナイト」より「空飛ぶじゅうたん」の主人公たちであり、青き月光に照らされ凶暴化し容赦なく襲ってくる。フーサインが絨毯を操り、両目に遠眼鏡を貼り付けたアーリーが探索し、アーマッドが暗黒りんご玉を扱って攻撃する。一寸法師と対峙し暗黒りんご玉を投げつけたが天道により打ち返される。しかし、油断を見せた天道を打ち伏して一寸法師たちを捕まえる。 〈チルチル〉の真意を知って「願い事叶えキャノン」の発射を妨害するが、フーサインとアーリーは一刀のもとに倒される。 魔法の木馬隊 おとぎばなし「アラビアンナイト」より「魔法の木馬」に登場するならずもの達で空飛ぶ木馬にまたがり数多くの仲間と行動を共にしている。赤ずきん相手にやられる一方だったが赤ずきんの読み手の一人のかほに似た人物を人質として無数の矢で応戦し捕まえる。アラディンの所へ向かう途中にアリババと40人の盗賊の奇襲に遇い倒される。 シンドバード おとぎばなし「アラビアンナイト」より「船乗りシンドバードの冒険」の主人公であり、巨大な鳥のロック鳥を操る。演劇部に一目惚れしシンデレラをロック鳥と戦わせている隙に演劇部をさらう。演劇部の色気に負け黒幕である〈チルチル〉の事を話す。 シェラザード おとぎばなし「アラビアンナイト」の語り部。元は可憐な少女だが「月打」によって狂気に醜く歪んだ顔をしており、〈チルチル〉の腹心として登場。何者にも化けられる能力で神林佳代に化けて「赤ずきん」を倒し、語る内容がすべて真実になる能力を用いて「はだかの王様」を倒すが、月光の臨機応変の能力と異常な速度にはついて行くことが出来ず、〈サクシャ〉を自称して逆鱗に触れたため頭突きで条例執行される。その後、月光の語りにより元の姿を取り戻した。 〈チルチル〉 長老達を「アラビアンナイト」のキャラクター達に誘拐させた黒幕的存在。「月打」によって月光=チルチルとほぼ同一の容姿(それを利用して鉢かつぎ姫たちを騙し討ちにした)となっており、「作者」の知識や各種魔法など月光と同一の能力を持っている。その体は月打による禍々しいオーラに包まれており、チルチル(=月光)に対する深い怨念を抱く。 「青い鳥」の「チルチル」を名乗って同じく「月打」されたアラビアンナイトのキャラクター達を、「読者パワァ」を独り占めできると唆して従え、「願い事叶えキャノン」を完成させることで全ての「おとぎばなし」を消滅させようと目論む。 正体はチルチル不在の「青い鳥」内でチルチルの代役を務めた月打されたミチル。詳細は後述。 ミチル おとぎばなし「青い鳥」に登場するチルチルの妹。青い鳥を探している最中、チルチルが月打された所を目撃している。 チルチルが不在となってしまった「青い鳥」は「消滅」しようとするがミチルがチルチルに成り代わる事で整合性を取った。しかし彼女も兄と同じように月打を受けてしまう。 月打された事で上記のチルチルとなり、「他の」おとぎばなしを消滅させようとする(他のおとぎばなしの世界にいるであろうチルチルの行き先がなくなるため)。月光と瓜二つだが比べると目の描き方が女性的(下まつげが描かれている)となっている。
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