私立百花王学園生徒会
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桃喰 綺羅莉(ももばみ きらり) 声 - 沢城みゆき / 演 - 池田エライザ 私立百花王学園第百五代生徒会長、3年華組。蛇喰夢子と並ぶ最強のギャンブラー、桃喰家代表。 身長:166センチメートル、三つ編みのツインテールを輪型に巻き結わえた、非常に特徴的な髪型をしている。「(己の肉眼で)見たことがないもの」に対し、異様なレベルで好奇心旺盛。冷徹な性格で、狂気じみた言動を絶えず繰り返す、夢子顔負けの狂った思考の持ち主。 物語が始まる約2年前、百喰一族の本家桃喰家の当主の座を受け継ぎ、全国にいる有力者たちの子息が通う私立百花王学園に目をつけ、前生徒会長をギャンブルで打ち負かし、生徒会長の座を奪取する。それ以降、階級制度や「家畜」と「上納金」制度を築き上げる「改革」を断行した。 現制度を確立させたことにより、将来的に政治家や実業家などを掌握し、日本全土を手中に収めようと画策しているが、綺羅莉からしてみればアクアリウムを管理しているようなものに過ぎず、そこで夢子が現れたことで考えを一変する。 全校生徒はおろか百喰家分家も召集し、生徒会長の座と百喰家当主の座を賭けての生徒会長選挙を開催した。 桃喰 リリカ(ももばみ リリカ) 声 - 沢城みゆき / 演 - 池田エライザ 私立百花王学園生徒会副会長、3年華組。身長:166センチメートル、仮面をかぶり、一言も喋らず常に桃喰綺羅莉の近くにいる女性。しかし、喋る時は男の様な口調。綺羅莉と顔が瓜二つで、芽亜里からは双子ではないかと糾弾された(その後、尾喰凛が二人は双子だと発言している)。夢見弖ユメミのギャンブルの際にはひそかに綺羅莉と入れ替わって桃喰家の当主としての会合に参加していた。夢子以外には誰も入れ替わりに気づかなかった。綺羅莉とは正反対の控えめな性格。 生徒会長選挙の際には、「何者かに命令されて」蛇喰夢子と陰喰三欲・陽喰三理の対戦の場を設けた。 『賭ケグルイ(仮)』では、綺羅莉の悪ふざけに付き合ったり大喜利に夢中になったりと、お茶目な様子が描かれた。 黄泉月 るな(よもつき るな) 声 - 鵜殿麻由 / 演 - 三戸なつめ 私立百花王学園生徒、3年牡丹組。生徒会役員、選挙管理委員長。 身長:130センチメートル、着ぐるみのようなパーカー(着ぐるみの表情とるなの表情が対応する)を着て、ゲームをしながらお菓子を食べている。生徒会へ返済不能だと判断されるレベルの借金をした者に対し、その後の人生を管理することで返済の代わりとする「人生計画表」について早乙女芽亜里に説明した。 振る舞いは幼い子供だが、時に冷酷なトリックスターらしい行動を見せるため何を考えているか分からない人物の1人で、豆生田楓や蛇喰夢子の策謀を見切っている様子が見られるなど、軽い性格に見えて深遠な思考の持ち主。 生徒会長選挙では、選挙管理委員長を務める。また、夢子と陰喰三欲・陽喰三理の対戦ではディーラーを務め、ギャンブル「ニム零式」を提案。姉妹が毒によって場を支配したのに対し、「気づいたものが有利になる」ようシャッフルに細工を仕掛けたことでギャンブルを「絶対中立」化させた。 五十嵐 清華(いがらし さやか) 声 - 福原綾香 / 演 - 中村ゆりか 私立百花王学園生徒、2年山茶花組。生徒会書記、桃喰綺羅莉の秘書、身長:160センチメートル。 債務整理大集会における司会と、蛇喰夢子たちの卓のゲームのディーラーを務めた。常に冷静沈着な性格で、長い黒髪のサイドポニーとハイライトがない黒眼といった容姿をしている。夢子のことは損得勘定で制御できない存在として警戒心を抱いている。 綺羅莉に心酔しており、「役員は全て会長に平伏すべし」と考えている。綺羅莉の思考を理解できているわけではないが、理解できないからこそ彼女に強く惹かれており、また、綺羅莉からも、清華の「理」を重んずる性質が「自分の理解のおよばないもの」として愛おしく思われている。 夢子を学園の和を乱すものと長らく危険視しており、彼女が豆生田を下した直後、『互いを構成する全て(清華の場合、「綺羅莉と赤の他人になる」=「綺羅莉のそばにいられない」)(夢子の場合、「ギャンブルが出来なくなる」=「学園からの追放」)』を賭けて「扉の塔」でのギャンブルに挑むも敗れ、尊敬する綺羅莉との縁が切れると同時に、塔の5階から飛び降りるというペナルティを負う。しかしその際に選んだ扉が「正解の扉」であったために命拾いし、その後「赤の他人」として改めて秘書に勧誘され、それを受け入れた。 高校からの途中入学者で、全国トップの学力の成績を叩き出している。いわゆる勉強「しか」していない一面を西洞院百合子はただの学力馬鹿と評したが、妄はそれ「しか」やらない狂気だと語られている。コミックスオマケ漫画では、綺羅莉に面白みのために髪形の変更を提案された際はモヒカンなどを予想して生徒会長の想像を覆したことがある。 『賭ケグルイ(仮)』での登場回数はかなり多く、主にツッコミを担当している。 生志摩 妄(いきしま みだり) 声 - 伊瀬茉莉也 / 演 - 柳美稀 番外編『賭ケグルイ妄』の主人公。私立百花王学園生徒、2年山茶花組、生徒会役員、美化委員長。 身長:170センチメートル、左目の眼帯と無数のピアスが特徴。四白眼。変人・奇人揃いの同シリーズ内においても、際立った怪人物。一方、五十嵐清華の人間性を見抜くなど観察力が高く、蛇喰夢子と鈴井涼太の関係に楔を打ち込んだこともある。 「家畜」となった夢子に絡んでいた木渡潤に、ロシアンルーレットのギャンブルを持ちかけ、結果的に追い返した。そのことを夢子に感謝されたことがきっかけで、彼女に興味を持つ。 ロシアンルーレットに使う回転式拳銃は本物で、その生死のリスクを負うことが何よりの快感。メリットを放棄した挙句、下手をすれば自分が死にかねないようなルールを設けるため、桃喰綺羅莉に勝手な自滅行為は止められている模様。 眼帯をしているのは、生徒会長である綺羅莉とのギャンブルに負けた際、左目を賭け金の代わりとして支払ったから。この出来事がそれまでギャンブルに興奮を覚えることのできなかった妄を興奮させ、綺羅莉を「最高の女」と慕うようになる。 夢子に対して本物の回転式拳銃を使ったどちらかが死にかねないギャンブルを仕掛ける。当然イカサマは仕込んであったが、実はわざと見破りやすいように仕込んでおり、自分の勝利条件が「死ぬこと」という破滅的なものだった。これら全てを見破った夢子からは「ただの死にたがり」と称され、その希望を全て蹴散らすような勝ち方をされた結果、彼女を女神と称するようになる。が、夢子からしてみれば「自己満足のためだけにギャンブルのルールすら成立させようとしない、博徒としての価値が全くない女」としか見られず、やや嫌われ気味に敬遠されている。単行本のオマケ漫画などの番外編では相変わらずどちらかが死ぬようなギャンブルを提案しては拒絶されて落ち込んだり、少しマゾに目覚めてみたり(単純な痛みや拷問はもう卒業しており、最高の相手=夢子を求めている)とコミカルな様子が描かれている。 後の生徒会長選挙にて、蟲喰恵利美の仕掛けた「指切りギロチン」に夢子と共に参加。再び夢子とギャンブルできたことに感激し嬉々として進めていたが、最後は自己満足のためにルール違反を起こしたために反則負けとなり、ギロチンの刃が落ちないことに激怒したが、逆にルールを無視した彼女の動に憤慨した夢子に咎められ、三行半を突きつけられた。コミックスのおまけ漫画では、涼太を懐柔することで夢子との関係を持続させようと企んだが早乙女芽亜里に止められ、さらには通りかかった夢子に侮蔑の眼差しを向けられた上無視されるという仕打ちを受け、泣き出した。 その後「大集約」に参加(美化委員から票を託されたと思われる)。参加の目的は夢子を負かして、票を賭けた命がけのギャンブルをするため。一回戦で百合子に勝利するが、二回戦で夢子に敗北。自分の仕掛けたイカサマを見抜かれた上で、「ギャンブルを過程としか見ていない」と夢子に指摘される。 西洞院 百合子(にしのとういん ゆりこ) 声 - 奈波果林 / 演 - 岡本夏美 私立百花王学園生徒、3年菊組。生徒会庶務、伝統文化研究会会長。身長:163センチメートル、糸目と着物が特徴的な女子生徒。古くは平安京に流れを組むとされる歴史ある名家の令嬢。 研究会の部室にて、「公式戦」と呼ばれるポチ・ミケの復活戦を執り行っており、「ミケ」となった早乙女芽亜里の掛金1,000万円の「公式戦」の相手になった。そのやり口は「ヤミ金融などと同じです」と蛇喰夢子に一蹴され、人間的な評価も「最低」「下の下」「糞のようなもの」と称される。 普段は毅然とした態度で振る舞っているが、小心で人情味ある面も覗かせており、自身の研究会に所属する会員の「家畜」化を防ぐため、多額の「上納金」を生徒会に納め、役員となった経緯が作中で語られている。 彼女のイカサマの特徴は「勝率は確かに上がるが確実に勝てるわけではない」ということ。大金を持って多くの戦いを挑む彼女にとって、相手よりも高い確率で勝てさえすれば地位を維持するだけの金額を稼げるため、このような不完全なイカサマでも充分であった。加えて、不完全であるがゆえに「西洞院百合子が確実に勝利するわけではない」という状況がイカサマの確信や警戒心を鈍らせるという、煙幕の役割も持つ。 夢子との勝負時はイカサマを、ひいてはどう賭ければ勝利できるか見破られたことで研究会破滅の危機に追い込まれる。しかし、本人も与り知らぬところで生徒会による、校舎建築時点ですでに仕込まれていたという常軌を逸するレベルのイカサマによって辛くも敗北は免れることになった。しかし、それはあくまでも生徒会の手助けにより脱したもので、結局、夢子に勝利することは出来なかった、つまり、実質的には敗北だとも言える。 後の生徒会長選挙で召集された百喰一族に対して危惧し、桃喰綺羅莉に考え直すよう直訴するも他の役員も含め受け入れてもらえず、現状を維持しようと孤軍奮闘するが、陰喰三欲と陽喰三理に敗北した(実際は、三欲に毒を盛られたことで体調を崩したことが敗北の原因となった)。 その後伝統文化研究会の部員の票を託された上で「大集約」に参加。しかし、一回戦で妄に敗北する。 夢見弖 ユメミ(ゆめみて ユメミ) 声 - 芹澤優 / 演 - 松村沙友理(乃木坂46) 私立百花王学園生徒、2年桃組。生徒会広報。身長:161センチメートル、よく目と語尾に☆が入り、明るい髪をツーサイドアップにした華やかな美少女。インディーズでアイドル活動をしており、動画サイトの再生回数300万回以上を記録している。生徒会やライブなどではアイドルらしく笑顔で振るまっており、プロ意識や実利などから本心ではないもののファンを大切にする姿勢を崩さない。その一方で自分の応援に力を入れすぎて歌を聞かないファンに対しては不満をため込んでおり、楽屋では一転盛大に切れて全力で罵倒している。 夢はアメリカアカデミー賞を受賞することで、アイドル活動はその足掛かりに過ぎないと考えている。目的に対する思いは真摯であり本物だが、その夢のためには「現状でアイドル」という立場では完全に出遅れていると感じており、学園の力でトップアイドルを経て女優になろうと考えている。アイドルとしての実力は学園の力を借りるまでもなく本物であり、無関心だった早乙女芽亜里が1回ライブに参加しただけでしっかりハマっている。 沙織という女生徒をマネージャーとして側に置いている。沙織にとって夢見弖ユメミの夢は自分の夢であり、その夢が頓挫しそうになった時は涙を流しているなどその思いは本物である。 何者かの入れ知恵でギャンブルを仕掛けた自分を逆に脅迫してきた蛇喰夢子に憤慨し、賭け金の5,000万円に加えて枕営業などをやらせるつもりでお互いの人生を賭ける(脅迫されるまでは腕が良ければ普通に組む予定だった)。「バトっていいとも」という九番勝負で勝敗を重ねるが、「何者か」の細工によって仕込まれた僅かなスキを突かれて敗北する(なお、夢見弖ユメミが全力でやれば九つの勝負全てでほぼ確実に勝利できるはずだったが、ドラマ性のためにわざと5回中3回敗北していた)。その後、「運の悪さでこのギャンブルに負けるようではどうせ叶わない夢だった」と潔くギャンブルの条件に従って前述のファンへの暴言を公開するが、そのユメミの本音も受け入れた上でファンを続けてくれたことで事なきを得る。 敗北後はそのまま終了する流れだったが、夢子の追求と沙織の説得で真相を明らかにすることを決意。この状況を演出したであろう人物を明らかにする。 選挙戦では夢子と組んで憧れの女優である和楽喰と勝負。勝つ気で挑んだものの女優としての才能の違いを見せつけられ、敵わないと素直に認め清々しく敗北しようとする。しかしその態度を夢子に全否定されチームが決別。葛藤の末に望み通りの敗北ではなく望まない勝利を選んだため、最終的には夢子の協力を再び得て勝利する。 その後「大集約」に参加し、一回戦で芽亜里と交戦する。得意の演技と脅しで追い詰めるが、芽亜里の誘導によって敗北し、自身の票をすべて失った。 豆生田 楓(まにゅうだ かえで) 声 - 杉田智和、湯浅かえで(幼少期) / 演 - 中川大志 私立百花王学園生徒、2年桔梗組。生徒会会計。身長:180センチメートル、現生徒会で唯一の男子生徒。先輩に対しても厳しい言葉を吐く冷徹な性格。五十嵐清華によると、権力にこだわっているらしい。 前述の夢見弖ユメミにまつわる諸々を仕組んだ張本人。夢見弖ユメミが敗北すれば権力争いのライバルが減り、蛇喰夢子が敗北すれば勝負の手配をした自分の手柄とするつもりだった。しかし、自身が容疑者として暴露されたことで表舞台に立たざるを得なくなる。それでも彼の想定範囲内であり、確たる証拠がないために毅然とした態度で疑ったことを糾弾するも、予想を超えたギャンブル狂であった夢子に「公式戦」を挑まれてしまう。 「夢子は生徒会長と公式戦をするはず」と高をくくっていたため一時はあまりの想定外に唖然とするも、即座に彼女の性格を計算に入れるように持ち直し、生徒会副会長の提示する「選択ポーカー」に挑む。途中で皇伊月が夢子のパトロンとして呼ばれるも、会計という立場を利用しての30億円もの資金と夢子のギャンブル狂をも計算にいれた「王道」で勝負の流れを掌握しかける。しかし、そこで生徒会副会長に扮していたのが桃喰綺羅莉であったという予想外が発生、人生を担保にした100億円の借り入れを許可されてしまい、自身も人生を賭けての勝負に挑まざるを得なくなる。結果、伊月が「金を出しているだけのパトロン」ではなく「勝負に臨むギャンブラー」だったことを計算にいれなかったために欺かれて敗北(さらに言えば、会場のヒートアップに乗せられ、「王道」脱線していたことも夢子に指摘された)。30億円+自分の人生の決定権を失い、役員の座は解雇になってしまったことで髪が真っ白になってしまう。 その後は医務室へと運ばれ、伊月の看病の下で病床生活を送る。以前の強気な態度は一切見られず、すっかり消沈。「数合わせ」のため選挙戦「公共財ゲーム」で賭博に復帰するが、やる気は皆無であった。だが、同じ参加者である夢子の助言もあり頭脳明晰な一面を取り戻し、伊月の巧妙な策を完璧に推理する。 伊月のことはその野心を買っており、彼女の人生を奪ってしまっても悪いようにしないつもりだった。
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私立百花王学園生徒会(双)
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聚楽 幸子(じゅらく さちこ) 声 - 甲斐田裕子 / 演 - 長井短 私立百花王学園生徒、3年生。生徒会役員、風紀委員長。 優雅に振る舞っている銀髪のクールビューティー。冷酷非情なサディスト。 自分の気に入った生徒を支配することを目的としており、現在は「佐渡みくら」という名前の女生徒に首輪をつけ、自分専属の「家畜」として使役している(首輪は公的な場では見えない場所につける)。また、最近では芽亜里のことを気に入り、「家畜」にしようと目論んでいる。 表情や仕草などから相手の嘘を見抜く能力に非常に長けている。その能力を発揮し、イカサマ無しで芽亜里とのギャンブルを制した。 壬生臣 葵(みぶおみ あおい) 声 - 山下誠一郎 / 演 - 佐野勇斗 私立百花王学園生徒、3年生。生徒会執行役員、会計。平安時代より1,000年以上も続く、日本有数の名家出身。 長身で爽やかな顔立ちをしたイケメン。掴みどころのない飄々とした性格。軽薄そうな雰囲気を醸しているが、芽亜里が仕掛けた巧妙なイカサマを容易く看破するなど、作中屈指の切れ者ぶりを見せている。 その手腕を買われ、1年生のころから生徒会会計を務めている。綺羅莉の生徒会長就任に大きく貢献したらしいが、その裏で生徒会長を潰すことを企んでおり、生徒会制度を潰すための秘密組織「善咲会(ぜんしょうかい)」の会長を務めている。 明るく人当たりのよい柔和な性格。「家畜」に対しても分け隔てなく交流を持ち、周囲からの人望は厚いが、その実態は敗者を容赦なく切り捨てる冷徹なリアリスト。許嫁である咲良との関係についても「利害による政略結婚」と割り切っており、彼女に対する愛情はない。 三春滝 咲良(みはるたき さくら) 声 - 高橋李依 / 演 - 生田絵梨花(乃木坂46) 私立百花王学園生徒、3年生。生徒会役員、美化委員長、「善咲会」元役員。葵と同じく、日本有数の名家出身。 長い黒髪をポニーテールに結んだ古風な大和撫子。実直な性格であり、葵の右腕として「善咲会」の評議員を担ってきた。卓越した分析力を持ち、相手のイカサマを逆用するという手段を取り、芽亜里も1人では敵わなかった。 葵と初めて顔を合わせたのは中等部時代。それ以降、「葵にふさわしい存在」になるため研鑽を積んできたが、芽亜里たちに敗れて評議員をクビにされた。咲良本人は家同士の都合抜きで葵に惚れ込んでおり、彼の本意を知っても想いは失っていない。 初登場時はスレンダーだったが、再登場時はグラマーに描かれた。
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