私立真秀等場学園 生徒
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/21 06:07 UTC 版)
「まほちゅー!」の記事における「私立真秀等場学園 生徒」の解説
天王洲 あいる(てんのうず あいる) 主人公。いて座でO型。〝ラッキー〟のマホの持ち主。あいるの〝ラッキー〟のマホは、あいる自身が使おうと思って使えるモノではなく、肉体的・精神的なダメージと引きかえに発動するモノ。 瞳の色は紫で髪の色は薄い黄色。髪型はロングヘアで、制服を着ている時はツインテールに猫耳風の黒いリボンを、私服の時はポニーテールにしている。 ドジでおっちょこちょいな女の子。花の中学生活を楽しみにしていたのに、「魔女(?)の家系だから」という理由で私立真秀等場学園(しりつまほらばがくえん)に編入することになった、12年に一度の編入生。性格は至って友達思いの同情屋。同じクラスの三成が好きで三成のことを思ったり、見たりするだけで歓喜する。さくら(後述)とは恋のライバル。 当初は自身のマホに自覚を持っていなかった(マホの事を「魔法」と解釈していた)上、自身はマホが無いかもしれないと考えた事もあるが、3話でリューコから自身のマホがラッキーのマホである事を告げられる。但しこれ以降も自由にマホは使えず、『まほちゅー!+』2話でようやく自由に使える様になる。 アルトフエール(後述)を持っていて、マホを発動しようとするときは「まじかるマホマホらっきー☆」という呪文をとなえる(第1シリーズの時のみ〝らっきー〟の部分を、〝いりゅーじょん〟〝りばーす〟〝ちゃ~んす〟〝かも~ん〟〝くらぁ~っしゅ〟に変えていた。現在は〝らっきー☆〟のみ使用)。「あいるがツイてる!!」が口癖。部活は吹奏楽部で、アルトサックス担当。 あいるの先祖は魔女狩りに遭ったものの、〝ラッキー〟のマホで生き延びている。 名前の由来は東京都品川区の天王洲アイル駅(東京臨海高速鉄道りんかい線・東京モノレール羽田空港線)から。 出雲 三成(いずも みつなり) あいるのクラスメートの男の子。おうし座でAB型。〝人の心が読める〟マホが使える。 瞳の色は金色で髪の色は銀色。右目は髪に隠れ、きつい目つきで近寄りがたい外見。 前述のマホを持ったばかりに、人の心の奥底にある本音を多く聞いてしまい、言動と心に影を持つ暗く考え過ぎな性格になっていた。中等部であいると出逢ってからは、あいるの明るく無邪気で裏表のない姿に救われ、少しずつ彼女に惹かれ始めている様子。 ドラゴンを含む爬虫類全般が苦手で、ドラゴン状態の校長先生の竜湖(リューコ)と闇のドラゴンの名湖(ナコ)にもなるべく近付かないようにしている。自身のマホが人の役に立てないと、物凄く落ち込む。学園へはさくらと共に寄宿舎から通学している。部活は吹奏楽部で、トロンボーン担当。 名前の由来は島根県奥出雲町の出雲三成駅(JR木次線)から。 丹後 由良(たんご ゆら) あいるのクラスメートの女の子。ふたご座でA型。〝風〟のマホが使える。 瞳の色は赤で髪の色は紺色。髪型はポニーテールに少しウェーブがかかっており、白色でうさ耳風のリボンを付けている。 しっかり者で少し荒っぽい性格。登場人物のツッコミ役に回る事が多く、説得役をしたり、あいるや大和がふざけるとハリセンでたたいたりしている。しかし、本当は大和の事は初等部の入学式で出会って一目惚れして以来好意を抱いている。部活は吹奏楽部で、フルート奏者。 名前の由来は京都府宮津市の丹後由良駅(京都丹後鉄道宮舞線)から。 近江 舞子(おうみ まいこ) あいるのクラスメートの女の子。かに座でB型。〝水〟のマホが使える。 瞳の色は水色で髪の色は薄い紫。髪型はショートヘアで、白と水色の模様で犬耳(?)風のリボンを付けている。 先生に一目置かれている優等生。思考レベルが高すぎて三成にも心が読めないミステリアスな子。笑いの沸点は低いものの、笑っている顔つきは怒っている顔つきと全く変わらない。口下手なためか、失礼で不謹慎な発言をする事もある。炒めたトカゲの尻尾を「いい匂い」という独特な嗅覚の持ち主。マホ事典を持ち歩いている事が多い。部活は吹奏楽部で、クラリネット担当。 名前の由来は滋賀県大津市の近江舞子駅(JR湖西線)から。 武蔵 大和(むさし やまと) あいるのクラスメートの男の子。てんびん座でO型。〝瞬間移動〟のマホが使える。 瞳の色は緑で髪の色は茶色。 レディーファーストな性格で、あいるを見るとすぐに口説こうとし、よく「デートしよう!」とあいるに言う。また、好みの女性教師のタイプは「眼鏡をかけて知的な顔つきをした巨乳」と言っている。本命は由良であるが、彼女だけは「断られるのが怖いから」という理由で彼の方から口説こうとはしなかったが、マホが一時的に使えなくなった事がきっかけで同じくマホが使えなくなっていた由良に「いっしょに退学しよう!!」「ずっと一緒にいたいんだ!!由良と!」と告白した(またこれがきっかけで2人ともマホが戻っている)。ニンジンが苦手。部活は吹奏楽部で、パーカッション担当。 名前の由来は東京都東村山市の武蔵大和駅(西武鉄道多摩湖線)から。 井川 さくら(いかわ さくら) 三成の幼なじみで、才色兼備の女の子。〝調合〟のマホを使える。 瞳の色はオレンジ色で髪の色もオレンジ色。紐状でピンク色でキツネ耳風のリボンを付けている。 性格はかなり強気で、普通の時はぶりっ子のように良い子的で丁寧な口調だが、怒ると不良の様な荒々しい口調になる。その一方でツンデレの一面も持つ他、病弱でもある。嗅覚も人一倍強い。三成のことを「みっちー」を呼ぶほど好きで、事あるごとに三成に接近し、あいるが三成に近づくことを邪魔している。3年前の小学4年生の時の6月10日に校長先生の竜湖と敵対している闇のドラゴンにより、鏡の中に引きずり込まれて失踪したが、あいるに助けられたおかげで鏡の中から戻って来ることができた。戻って来た時の姿は3年前のままで成長していないものの、成績が優秀なので、あいる達と同じ中等部のクラスに特例で進級。実質的には小学4年生でありながら、中等部のテストで満点を取り、成績が最下位のあいるを見下している。三成と同じく学園へは寄宿舎から通学している。部活は吹奏楽部で、ピッコロ担当。 「まほちゅー!&」のラスト2ページで三成とは双子だったことが明らかにされている。 名前の由来は秋田県井川町の井川さくら駅(JR奥羽本線)から。 奥浜 名湖(おくはま なこ) 闇のドラゴン。温度を操る〝氷〟のマホが使える。 瞳の色は水色で髪の色も水色。鋭い目つきで、頭に青のカチューシャ風のリボンを付けている。 本来の姿は頬に青色の逆三角型の模様がある小さなドラゴンだが、今は人間の姿で真秀等場学園の生徒となっている。その時の外見は女の子の姿をしてはいるが、「まほちゅー!&」の第1話にて実はオス=男であることが判明した(ドラゴンは人間と違って性別の違いをあまり気にしないらしい)。 校長先生の竜湖とは一対でかつ敵対していた存在。破壊神と言い伝えられていて危険な存在と見なされ、学園の階段の踊り場の鏡に60年以上も昔から封印されていたが。さくらが鏡の中に引きずり込まれた影響で空間がゆがみ、3年後にあいるの負の感情(クラスメイトが自身をまだ友達だと思っていないという不安)に反応して出現した。あいると同じ姿に化けて、彼女の前述の負の感情を利用して彼女に自身と手を組む事を強要していた。また、3年前にさくらを襲った時はさくらと同じ姿に化けていた。竜湖の手で再び封印されかけたが、彼女の良心を信じて竜湖を説得したあいるの態度に感化され、今後は悪いことはしないと約束して、あいるとの契約を果たすために学園の生徒となり、あいるにくっついている(ドラゴンは滅多に約束をしないが、その代わりに一度約束したことは絶対に守るという)。ただし、彼女はずっと封印されていたために現代の人間社会のルールを何も知らないため、あいるが〝契約〟した以上、あいるが責任持って1から教えることになった。 「まほちゅー!&」では第1話であいるの性格に何かを感じたのか、あいるに好意を抱く様になる。故に三成を「あいるにとって危険な人物」と思い込み、三成とあいるが近づくのを妨害した事さえあった(恋する時の心臓の鼓動によって寿命を縮めるためというのが理由)が、由良の好きな人がいることの幸せさを説いた説得で妨害する事は無くなった。 笑うと怖いにやけ顔になる。ナコとリューコは毎日、日課として日光浴をしている。部活は吹奏楽部で、トランペット担当。 名前の由来は静岡県浜松市の奥浜名湖駅(天竜浜名湖鉄道天竜浜名湖線)から。 安積 永盛(あさか ながもり) 生徒会長の3年生。〝記録(ドキュメント)〟のマホが使える。あまり出番が無い為か、登場する度にあいるから「誰?」と突っ込まれるのがお約束となっている。 名前の由来は福島県郡山市の安積永盛駅(JR水郡線・東北本線)から。 伊賀 和志(いが かずし) あいる達のクラスメイト。〝炎〟のマホが使える。忍者のような格好をしており、マホを発動する時は忍法の様な仕草をする。 名前の由来は広島県三次市の伊賀和志駅(JR三江線)から。
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