ホラー・魔物
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「牙狼-GARO- -炎の刻印-」の記事における「ホラー・魔物」の解説
ホラーの名称については公式サイトの「CHARACTER」 (SHADOW SIDE) における表記。なお、ホラー全体の設定については#関連用語も参照。 素体ホラー 声 - 藤巻大悟、杉村憲司 悪魔を髣髴させる容姿を持つ、人間などに憑依する以前のホラー。戦闘能力は低いが、普通の人間では太刀打ちできない。 メンドーサには禁断の魔導具によって使役されているほか、鉄の処女を用いて人間から搾り取った血潮を養分として養殖され、卵から孵化している。また、アニマの周辺では封印が解かれるにつれて無数に出現する。 娼婦 声 - 宮島依里 第1話に登場。ヘルマンと床を共にしていた娼婦。 訪れた街々で様々な男と肌を重ねていた身体はいつからかホラー・ハナムシに憑依されており、ヴァリアンテ国の領土と化した国・レイデンのとある娼館に住み着いては客の男を喰らっていた。ヘルマンとの行為を終えてのピロートーク中、口の中に口がある軟体動物のような正体を現すが、魔戒騎士としての正体を明かしたヘルマンに鎧を召還するまでもなく討滅され、娼婦としての身体も霧散した。 メタクリム 声 - 不明 第1話に登場。レオンの隠れ家を襲撃したホラー。 魔女狩りで処刑された魔戒騎士・ギレルモの遺体に憑依していた。レオンとの戦いの中で首枷をはめた人面の恐竜のような正体を現すが、ガロへ変身したレオンに討滅され、爆散した。 神父ニコラス 声 - 中博史 第2話に登場。異端審問を行っていた神父。 穏やかな風貌と口調を装っているが、本性は異端審問にかけた女性の身体をメッタ刺しにして殺害することを好む人格破綻者であり、その最中に拷問具をゲートとして出現したホラー・エゾルに憑依される。エマを襲おうとしたところをレオンとヘルマンに阻止され、両腕にギロチンを備えた断頭台のような正体を現して襲い掛かるが、暴走したレオンに両腕を破壊され、逃げ出そうとしたところをエマに切り刻まれて討滅された。 マルセロ 声 - 綿貫竜之介(少年時代:岡本沙保里) 第3話に登場。ガエルの弟子であった見習い魔戒騎士。 魔女狩りの体験からザルバへ抱いた執着をランタンをゲートとして出現したホラー・オンブラに付け込まれ、憑依される。ガエルを殺害してザルバを奪い、逃走中に遭遇したエマに罪をなすりつけようとしたが、ヘルマンには見抜かれる。紫色の炎を操る甲冑を纏った悪鬼のような姿と化して襲い掛かるが、レオンにザルバを奪還されて「炎の記憶」を制御した彼に討滅された。 バンボーラ 第4話に登場。彫刻刀をゲートとして出現し、とある村の「悪魔祓いの儀式」と称する虐殺によって殺害された、木こりが作っていた木像たちの1つに憑依していた。 儀式の非道さに耐えきれず教会に密告しようとしたところを村長(声 - 浦山迅)や村人たちによって口止めに殺害された男性を父に持つ少年・アロイス(声 - 矢島晶子)の復讐心に付け込み、彼と共に(場合によっては成り代わって)復讐を実行していた。レオンに正体を見抜かれ、巨大な木偶人形のような正体を現すも圧倒されると、自身の顔や声をアロイスのそれらに変化させての命乞いでレオンを躊躇させ、逃走する。最後は村人たちを殺戮していたところへ駆けつけたレオンによって追い詰められ、再び命乞いをするも聞き入られず討滅された。 なお、復讐心を否定してみせたレオンに諭されて改心したアロイスは母・オレリア(声 - 井上喜久子)と共に村を出て行ったが、ホラーの脅威から結果的に生き残った村長は他の生き残った村人たちによって新たな儀式の犠牲者となった。 ロメロ伯 第5話に登場。ヴァルドナの領主。 かつては芸術を愛する人格者であったが、年代物のワインボトルをゲートとして出現したホラー・ジェミトレに憑依されてからは巨大で醜悪な芋虫のような姿と化し、領民たちを喰らっていた。城跡でラファエロに連れてこられたアルフォンソを圧倒するが、ラファエロには敵わず、ガイアへ変身した彼に一撃で討滅された。 ジョルディ 声 - 辻親八 第6話に登場。武器職人の男。 本来は子供を愛する気さくな好漢であるが、騎士団の入隊試験で死亡した息子・セルジ(声 - 北田理道)の死を受け入れられない悲しみを付け込まれ、彼の形見の剣をゲートとして出現したホラー・アルマーに憑依される。夜な夜な正気を失っては大剣を携えた鍛冶屋の巨人のような姿と化し、兵士たちを襲っていた。正気を保っていた当時はヘルマンと意気投合していたが、最後は彼との激闘の末に討滅された。 ペペ 声 - 柿原徹也 第7話に登場。アガタ(声 - 白兎夕季)の義兄。 自警団(声 - 後藤光祐)に人狼の疑惑をかけられた両親を殺害されて心を病んだうえ、人身売買の犠牲となった自分を虐げる奴隷商人を殺害した際、使用した短剣をゲートに出現したホラー・デスペラに憑依される。それ以降はアガタを連れ戻す機会を狙ってアルルカンに扮し、旅芸人を利用して村の子供たちを奴隷商人へ売り渡していたシスター・ベロニカ(声 - 日野由利加)ら救貧院に復讐していた。アガタを哀れに思うあまり、レオンをペペの代わりの存在にと考えた元魔戒法師バスコ(声 - 向井修)による洗脳から脱したレオンとの戦いでは、道化師の仮面をはめた豹のような正体を現して素早い身のこなしで翻弄するが、彼の背旗のリングを活用した戦法によって討滅された。 ドナート 声 - 丸山壮史 第8話に登場。ナイフの投擲を得意とする盗賊団のリーダーの男。 被害者を装った美女イレーネ(声 - うえだ星子)ら仲間3人と共謀し、ヘルマンから身ぐるみを奪う。ナイフをゲートに出現したホラー・モネータに憑依された後はイレーネ以外の仲間2人を捕食すると、手足の位置と顔の上下が逆向きとなった巨人のような姿と化してヘルマンに襲いかかるが、まだ裸同然の彼に一撃で討滅された。 アンフェル 第9話に登場。「オルビエンのキマイラ」と称される強力なホラー。 行く先々の場所で手当たり次第に人間を捕食し、被捕食者の残骸を装飾品として全身にぶら下げるという習性を持つ。「キマイラ」とも称されているが、その実態は死神のオブジェを備えた規格外の巨体を誇る地獄の門のような姿で、死神が携えている鎌による斬撃と周囲に顕現する魔法陣から放たれる光線、巨体から繰り出される質量攻撃に加え、解放された門に存在する異形の口から放たれる絶大な破壊力の巨大な破壊光線と光弾を武器とする。修行のために強力なホラーを求めていたレオンや、ラファエロからの最終試練として討滅を課せられたアルフォンソと交戦し、絶大な力で彼らを窮地に追い込むと、救援に駆け付けたラファエロを捕食したが、最後はガイアの鎧を受け継いだアルフォンソによって討滅された。 単体のホラーなのか、ホラーの集合体であるかは不明。 侍女ホラー(仮称) 声 - 不明 第11話に登場。ヴァリアンテ城へ潜入したレオンとアルフォンソに対し、背を向けて泣きながらレオンのことを「騎士様」と称したことから、正体が露見する。気遣って歩み寄ったアルフォンソへ、1対の角を生やした髑髏のような頭部を向けて襲いかかろうとしたところをレオンに斬られて上半身だけとなってなお、メンドーサの元へ逃れようと這いずり始めたところを脳天へレオンに魔戒剣を突き立てられ、消滅する。しかし、その際に行き止まりであるはずの壁へ向かっていたことから、アルフォンソも生来知らなかった地下室への隠し扉が明らかとなった。 ブラッドムーン 第11話、第12話に登場。「暁月の使徒」と称される伝説の巨大ホラー。 数千年に一度、赤く染まった月と共に人間界に降臨し、天を仰ぐ者全ての陰我を破滅へと導くと言い伝えられる。三つ目の龍人のような姿をしており、巨体から繰り出される怪力と口から放つ赤い十字架状の光線を武器とするほか、肉体が半壊しても力尽きないほど強靭な生命力を誇る。メンドーサによって禁断の魔導具を通じて魔界から召還されたが、その最中に心滅獣身と化したレオンの攻撃を受けて体力を消耗したうえ、その状態で無理矢理顕現しようとしたため、下半身を失った不完全な状態で現世に姿を現す。そのせいでメンドーサに見限られ、ガロの鎧を継承したアルフォンソとの戦闘中に彼諸共魔界へ強制送還されそうになるが、それを切り抜けてメンドーサを捕食する。最後はアルフォンソに一刀両断されて討滅された。 残党ホラーA(仮称) 第13話に登場。首の長い人間の女性の上半身とカマキリの下半身を合わせたような容姿を持つ。深夜の城下町でアルフォンソと戦闘を繰り広げた末、討滅される。 残党ホラーB(仮称) 第13話に登場。背中から生えた手が構えている槍に串刺しにされた女性を模した船首像を備えた、チャリオットのような容姿を持つ。アルフォンソと残党ホラーAの戦闘中に割り込んで出現し、不意打ちを仕掛けようとしたところを助太刀に現れたヘルマンに深手を負わされ、それでもなお迫ったところをアルフォンソに討滅される。 ロランド卿 声 - 斉藤次郎 第14話に登場。ジャステ伯の元ライバル騎士。 ジャステ伯の武勲への嫉妬心と過分な名誉欲を盾をゲートに出現したホラー・アボラデュラに付け込まれ、憑依される。ホラー化以降もジャステ伯をライバル視しており、どちらがより多くの人間を喰らえるかを競い合っていた。魔女と噂されながらも実は魔戒法師であったジャステ伯の妻・イザベル(声 - 長尾明希)によって城壁に封印されていたが、彼の古城を根城としながら武勲譚に憧れを抱く盗賊騎士・ガスパール・モンテス(声 - 稲葉実)によって発掘され、朽ち果てて動けなくなっていたロランド卿の肉体から抜け出てガスパールへ憑依する。その後、ガスパールの娘・ファナ(声 - 斉藤梨絵)を連れ去ったジャステ伯と遭遇し、クワガタムシを模した巨漢の鎧騎士のような姿と化して因縁の対決を繰り広げるが、彼らの戦闘に割って入ったヘルマンとの戦闘になる。怪力と左手から放つ光弾でヘルマンを追い詰めて止めを刺そうとするが、その隙を突かれて首を切断され、討滅された。 アルバール・ジャステ伯 声 - 川原元幸 第14話に登場。ラビエラの元領主。 ヴァリアンテ国にその武勲譚を残す強き騎士であったが、ホラー化したロランド卿の武勲に嫉妬するあまり彼以上の力を欲した結果、剣をゲートに出現したホラー・コンベクスォに憑依される。それ以降、「戦の遍歴」と称して数多くの村々を襲い、若い娘をさらってはその生き血を啜っていた。ジャステ伯のホラー化を知ったイザベルの捨て身の封印によって城の地下室に封印されていたが、偶然そこを訪れたファナと彼女の恋人・マウロ(声 - 成瀬誠)の不注意によって封印を解かれる。「自身の崇高さを示せるのなら愛を捧げる対象など誰でも良い」という自身の歪んだ騎士道に従い、婚礼の儀式を挙げた後に喰らう予定でファナを連れ去ると、その途中でアボラデュラに憑依されたガスパールと対峙し、カブトムシを模した細身の鎧騎士のような姿と化して因縁の対決を繰り広げるが、彼らの戦闘に割って入ったアルフォンソとの戦闘になる。まもなく追い詰められるとファナを高台から放り投げ、アルフォンソがそれに動揺した隙をついて奇襲を仕掛けるが、マウロとヘルマンにファナを救出されたうえ、アルフォンソの一太刀で討滅された。 人食い熊 第15話に登場。とある村に出没した巨大な熊。ホラーではなく普通の熊であるが、便宜上記載する。 夜な夜な家畜を襲ったり作物を荒らしており、人間まで襲い始めていた。爪は金色狼の装甲を深く傷つけるほどの切れ味を誇り、顔は必殺ガロウパンチを受けても怯まない。金色狼との格闘戦の末、蒸気釜を最大出力にした自爆攻撃で倒された。なお、自爆攻撃の直前脱出に操縦者のブルーノは失敗しそうになったが、ヘルマンに救出されている。 ミケル 声 - 関智一 第16話に登場。医者を強く志願する青年。 自身の住む村を訪れた放浪医師・ファビアン(声 - ふくまつ進紗)が伝染病に倒れた際、彼を助けずに自身の欲望を優先して絞殺したことから、医術書をゲートとして出現したホラー・メディクルスに憑依される。それ以降は自身がファビアンに成り変わり、ヴァリアンテ国を訪れて患者たちの怪我や病気を無償で治療しては、その喜びに満ち溢れる魂を1日につき1人ずつ喰らっていた。伝染病に感染したヒメナを治療した後で喰らおうとしたところをヘルマンに阻止されると、胸部に薬棚を備えた、ペストマスクを模した頭部を持つ細身の怪物のような正体を現し、自身が開発した秘薬による自己再生や肉体強化で彼を翻弄して重傷を負わせるが、医者の本能に逆らえずにヘルマンを治療してしまったことが仇となって形勢を逆転され、完全復活した彼に薬棚を破壊されたうえで討滅された。 グランドマグス 第17話に登場。ララの住む農村に出現した巨大ホラー。 無数の目を持つ異形の龍魚のような姿をしており、超高熱のガスを体表から噴出しながら地中を自在に泳ぎ回りながら移動し、夜な夜な民家を襲撃しては住民を貪り食っていた。ララの家を襲撃した際、一度はレオンに撃退されてララたちを逃がされるが、ララの家に火を放ち、心配になって戻ってきたララの家族を捕食する。その後に駆けつけたアルフォンソと交戦し、追い詰められた末に逃走を図るが、尾に牙狼剣を突き刺されて動きを封じられ、そのままアルフォンソの怒りを込めた拳の連撃を受けて吹き飛ばされたところを尾に突き刺さった牙狼剣に両断され、討滅された。 マンドゥーラ 声 - 堀井千砂 第18話に登場した「使徒ホラー」の一体。黄金騎士の資格を取り戻したレオンが初めて対峙した「魔響ホラー」と称されるホラー。 潰れた顔面を持つツインテールの女性の植物人間のような姿をしており、伸縮・分裂自在の手足と髪状の蔦を武器とする。とある森で子供たちを襲っていたところをレオンとアルフォンソに阻止され、激戦の末にレオンに動きを封じられたところをアルフォンソに両断され、討滅された。 ルシアーノ・グスマン 声 - 木内秀信 第19話に登場。エマの夫であった元魔戒法師。 エマと共に守りし者として戦ってきた腕利きの魔戒法師であったが、その最中で守りし者としての姿に疑問を抱き、「『ホラー化した人間を討滅する』のではなく、『ホラー化する前に人間を救いたい』」と苦悩するようになる。自分ではどうすることもできない無力感やとあるホラーを討滅した際にその正体が過去に自分がホラーから救った人物であったことに気付いてしまったことで絶望に打ちひしがれていた心をホラー・アラベルに付け込まれ、憑依されるとエマの目の前で漆黒の翼を持つ鳥人のような姿と化して飛び去った。その後の行方は番犬所ですら掴めていなかったが、第19話にてパウラヘナの町に出現したところをエマに突き止められ、対峙する。初戦では、エマが町中に張った糸の結界に逃げ場を塞がれながらも、生前のルシアーノの言葉でエマに揺さぶりをかけて負傷させ、レオンの介入に乗じて結界を破壊し、逃走する。再戦時には、黒鳥を模った戦闘機のような姿で現れ、エマと壮絶な空中戦を繰り広げた末に彼女を捕食しようとしたところを、糸で縛り上げて槍状に硬化させたエマの後ろ髪による一撃で口から貫かれ、討滅された。 魔戒法師であったころは、鉄扇のようなものを武器としており、主に魔戒騎士たちの補佐を務めていた。 レジューム 第20話に登場。メンドーサがオクタビアに託した魔獣。 卵のような形状をした器の中に封じられていたが、オクタビアに血を与えられたことで封印を解かれ、双頭の大蛇のような姿を現す。封印を解いた者に服従するよう作られ、再生能力を持ち、双頭を同時に撥ねなければ討滅できない。オクタビアの命令に従ってラウラを捕食し、オクタビアの右足を喰らった後、駆けつけたレオンとアルフォンソに討滅された。 ゲメルス 第21話の回想に登場。過去にとある町に出現したホラー。 水色の人型の獣のような姿をしており、鋭利な爪を武器とするほか、ゲル状の物質で形成された体は、弱点である心臓を破壊しない限り切断されてもその箇所から再生し、分裂する能力を持つ。最初はその能力でヘルマンを翻弄したが、最終的に弱点を看破され、討滅された。 アニマ サンタ・バルド城の地下深くに封印されていた伝説の巨大ホラー。 首の無い裸体の女性のような姿をしており、両手についている巨大な吸引口から月食の日に開かれる巨大なゲートを介して出現する無数の素体ホラーを吸収し、さらなる力を得るという性質を持つ。メンドーサによって封印を解かれ、魔女狩りの犠牲となった魔戒騎士や魔戒法師たちの魂を吸収して復活を遂げた後、メンドーサに吸収された。アニマおよびこれを吸収したメンドーサが展開する結界は、魔戒の者以外の全ての時間が止まっているようなものとなっており、岩は浮遊し人々は静止している。 トビアス 声 - 岸尾だいすけ 第25話に登場。ティナたちの面倒を見ていた青年。 ナトリアの死後もティナたちを守り続けており、ティナから想いを寄せられていたが、ナトリアの死をきっかけとして村外の者に対する強い不信感を抱いており、エマに対しても辛辣な態度を取る。過去にティナたちを誘拐しようと目論んだ暴漢2人を殺害しており、その陰我と「ティナたちを守るために力が欲しい」という妄執をホラーに付け込まれ、憑依される。両腕に鎌を備えた異形の昆虫人間のような姿と化してエマに襲いかかるもエマの糸に全身を切り刻まれ、討滅された。 クリムゾンゲイル 劇場版に登場。暴漢から逃げる女性に憑依していたホラー。 両腕に鎌を備えた巨大な赤い悪魔のような姿をしている。素早い動きと鎌による強烈な斬撃でレオンと渡り合うが、鎧を召還した彼に討滅され、炎を上げながら四散した。 アポストルフ 劇場版に登場。ロベルトを誘拐した黒装束の人型魔導具。 両脚に備わった車輪で滑走し、両腕に備わった剣と槍を武器とする。同一の個体が複数存在する。 ギュスタヴォス 劇場版に登場。二足歩行の首長竜のような姿をした巨大魔導具。 口から吐き出す灼熱の炎を武器とし、胸部に備わった女性のオブジェが弱点。ダリオの手引きで古代神殿を訪れたレオンとヘルマンに襲い掛かるが、彼らのコンビネーションに翻弄されて首や手足を切断され、最後はレオンに胸部のオブジェを貫かれて破壊された。 ニグラ・ヴェヌス 劇場版に登場した、「使徒ホラー」の一体。劇中の5年前に起きた惨劇で消滅した王国・バゼリアに巣食うホラー。 「この世で最も美しいホラー」と称されており、サラを憑代として憑依していた。男性は惑わせながら全身の精気を奪って凍らせて喰らい、女性は顔の裂け目から現れる触手で顔を剥いで喰らうという方法で捕食を行う。サー・ヴェヌス ニグラ・ヴェヌスが「ツィルケルの環」とダリオを取り込み、変貌を遂げた姿。無数の針弾を飛ばす能力と、相手を次元の狭間へ飛ばす能力を有する。 ヘルマンの肉体を消滅させ、レオンとその右腕をも次元の狭間へ飛ばすが、最後は天剣煌身ガロとなったレオンに討滅された。
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