昆虫人(ホモ・ハチビリス)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/05 03:44 UTC 版)
「ドラえもん のび太の創世日記」の記事における「昆虫人(ホモ・ハチビリス)」の解説
新地球の地底空洞に文明を築き上げた昆虫人類たち。学名は「ホモ・ハチビリス」、本作の悪役。姿は蜂に似ているが、人間たちとコンタクトを取る際は人間そっくりに変身でき、彼らの文明は人類を遥かに上回っている。ドラえもんとのび太が5億年前に行った進化作業の際に、昆虫の祖先が進化退化放射線源の光を浴びたのが切っ掛けで、人類と同時に昆虫の進化が始まった。原作では人間よりも大分小さい身体であり、擬態時のみ人間サイズになるが映画では昆虫形態の時も人間サイズである。 ハチから進化した昆虫人ホモ・ハチビリスが主流派だが、他にもカマキリや甲虫類の昆虫人もいる。なお、地底空洞には、地上のような草や花はなく、コケや巨大なキノコなどが生えている。 チュン子 声 - こおろぎさとみ 平安時代に登場。甲虫類の昆虫人の少女。この種は人語を話せず、「チュン」と鳴く。怪我をしたところを野比奈に助けられ、そのお礼に財宝を授ける。 男女 声 - 中村大樹、伊藤美紀 平安時代に登場。山に隠れ住むホモ・ハチビリスの昆虫人。チュン子の世話をしてくれた野比奈に、財宝を授けた。 大統領 声 - 村松康雄 昆虫人ホモ・ハチビリスの大統領。探検に訪れたのび秀と会見し、地上進出を宣言する。原作では人間に擬態している時は白髪で老年のような姿だが、映画の姿は原作よりも若い。 ビタノ 声 - 林原めぐみ 昆虫人ホモ・ハチビリスの大学生で、大統領の息子。古生物学の卒業論文で、地球誕生の経緯の研究をしている。彼らの使うタイムマシンは青虫のような形をしている。 エモドラン 声 - 山田恭子 22世紀の未来から訪れ、ビタノの面倒を見ている昆虫型ロボット。ドラえもんに似ているが、体色は緑色で、ネコではなく昆虫モチーフ。ビタノのタイムマシンは22世紀のもの。 神の幻影 声 - 大塚明夫 南極大陸でのび秀たちの飛行船の前に現れ、警告を発した神様のような幻影。正体はホモ・ハチビリスの昆虫人たちが多数集まって構成した幻影である。 昆虫人 声 - 大塚明夫、大滝進矢 時空間の支流に入り、タイムパトロールから逃れた。
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