魔戒法師
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「牙狼-GARO- 〜MAKAISENKI〜」の記事における「魔戒法師」の解説
号竜(ごうりゅう) 天才魔戒法師・布道レオが開発した魔戒獣。 普段はアタッシュケースのような形をしているが、ハンドルを回すことで1メートル程度の2脚の竜に似た姿へと変形する。 自意識を持っており自律行動もできるが、魔戒法師が魔導筆によって操作することで真価を発揮し、いままで魔戒法師では難しかったホラーを封印するという行為を容易にする。ただし、下級ホラーに限定される。口から魔導火の火球を放つ。 今までの魔導具と同じようにホラーを利用して作られているため、使い方次第ではホラーとしての本能に目覚めて人間を襲ってしまうという危険性も持つ。 パチンコには、大号竜(だいごうりゅう)という規格外の大きさの号竜が登場した。コルト レオが作った最高傑作の号竜。 今までの号竜よりメカニカルなデザインをしており、性能面でも優れている。東の管轄へ納品される予定だったが、途中で襲ってきたホラーとの戦いでレオが血を与えたことによって、人間の血を求めるホラーとしての本能が呼び起こされてしまう(ホラー化した際の詳細は後述)。 ホラー化が解かれた後はレオにより修復され、予定通り東の管轄へ納品された模様。零によるとよく活躍しているようである。 号竜人 第13話で赤い仮面の男/布道シグマが使用した、宝玉の森の中にある巡命の滝に流れる仙水の力で強化した人型の号竜。別名「号竜人・隠」。 竜のような姿をしていた普通の号竜とは異なり完全な人型をしており、鏡のような仮面を被っている。劇中では4体登場し、邪美を連携攻撃で追い詰めたが、全て破壊された。 16話以降からシグマの尖兵として主に足止め要因に使われている。破壊されると強固な結界を放ち敵を閉じ込めるタイプや外装を解いた本体だけで動き、刃状の足でスケートのように滑走し、腕についた刃で攻撃を繰り出す新型の「号竜人・漸」などが現れた。 イデアがギャノンによって乗っ取られた後、ギャノンの下僕として無数の号竜人が産み落とされ、ギャノンを破壊しようとする鋼牙たち魔戒騎士と戦った。 リグル 第16話でシグマが鋼牙と零を葬るため自ら搭乗して使用した、人間とホラー、二つの顔を持つ搭乗可能な大型号竜。 前腕にある剣を振るう像や、口から吐く拘束光輪、火球と再生能力で牙狼と絶狼を追い詰めたが、魔導馬を用いた連携攻撃で弱点である頭部を突かれ、破壊された。 イデアがギャノンによって乗っ取られた後、1匹がギャノンの下僕として産み落とされたが翼に両断され破壊された。 イデア ギャノンの骸を核とし、発動すれば出現する全てのホラーを瞬時にゲートごと消滅させる究極の号竜にして最強最後の守りし者。 自動的にホラー出現を察知し、瞬時に攻撃を放って封印する能力を持つ。イデアの建造にはホラーにとっての聖なる岩である真魔界の巨岩石が必要となり、さらに駆動するための燃料として人間の生命を用いる。 白い傘のようなものの下に魔導列車のオブジェ、その下にギャノンが配置され、球状のものに覆われた形をしており、最終的には巨大兵器へと姿を変える。鋼牙はシグマによりイデア建造のため、満月の魔力の代わりに素材としてイデアの核であるギャノンの骸の中へと吸い込まれている。 真魔界に巨大な球状のコアが到達し、4つの巨岩石の元へたどり着くとそれらと反応し巨大な兵器の姿に変形、現れた無数のホラーを一撃で消し去ったが復活したギャノンに取り込まれる。その際には全身が赤く変色し、所々から触手を出したり、脚部を破壊されても瞬時に再生する能力を有するようになった。 最終的に核を守っている魔導列車のオブジェの部分を鋼牙に破壊され、そこから無数の光矢流星を受けて破壊された。 鉄騎 第16話でシグマが魔戒騎士を葬るための刺客として使用した、人間の顔を模した頭部を持つ鳥のような巨大な号竜の発展系である魔戒獣。刃を備えた2本の腕を武器とする。 魔戒騎士・桑折と助太刀に入った零によって機能を停止させられるが投げ返された血のついた破片から血をとり込み再び起動、二人の隙を突き長く伸びる先端が尖った舌で桑折を殺害、鎧を召還した零に追い詰められるも刻印の痛みにより止めを免れ逃走した。 後に体を構成する魔界の石の波動を追跡した零と鋼牙に機能を停止した状態で発見され、現れたシグマに「失敗作」として破壊された。 18話で完成版と思われる鉄騎2匹がラテスを追跡した鋼牙への刺客として差し向けられた。 イデアがギャノンによって乗っ取られた後、2匹がギャノンの下僕として産み落とされたが零によって2匹とも倒された。 ジャアク シグマがホラーの血を操って魔戒騎士が纏う鎧の輝きを赤い左腕から吸収し、相手の鎧によく似た漆黒の鎧を創り出し纏う術。 牙狼との戦いで使用したほか、レオが鎧を譲渡しようとした際には、狼怒もコピーした。 相手の鎧と互角の力を持つが、その正体は相手の鎧の影であり、相手が鎧を解除すれば同じく解除されてしまう。 ちなみに牙狼の鎧をコピーしたときの登場シーンには「呀狼」「邪悪」の文字が背景に浮かんでいた。
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魔戒法師
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 14:40 UTC 版)
魔導力による法術を駆使し、魔戒騎士を補助する錬金術師的な存在。かつては魔戒法師がホラーとの戦闘や封印などを担当していたが、それだけでは限界があり、肉体を鍛えて戦闘に特化した魔戒騎士が生まれるに至った。現在では魔戒剣・魔導具などの製作といった裏方に徹している者が多いとはいえ、決して戦闘能力が低いわけでも格下の存在であるわけでもない。そのため、一部の魔戒法師は魔戒騎士に対して対抗意識を抱いている。『MAKAISENKI』では「赤い仮面の男」の暗躍により多くの魔戒法師が離反したが、赤い仮面の男が倒されたことで再び魔戒騎士に協力するようになった。 設定は、女性の魔戒騎士を出してほしいというプロデューサーからの要望に対し、監督の雨宮慶太が苦肉の策として鎧を纏わずに戦うキャラクターとして創作された。 魔導八卦札 魔戒法師が使う8種類の札。魔導文字の力が封じ込められている。界符ともいい、ホラーの封印などのさまざまな用途がある。例外的に、ガロの称号を持つ魔戒騎士はこの術を行使できるとされている。 魔導筆 無地の札や空間に魔導文字を描くことで、法術を発動できる魔導具。 魔導旗 邪美が使用する各々に「邪」と「美」が描かれた二振りの赤い旗。剣のような殺傷力はないが、威嚇や間合いを取るために振るっている。魔導札と同様に、相手の攻撃を弾いたり、目くらましとして使用する。 月光陣 月光の力を借り、魔界へのゲートを開く術。
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