その他の敵対者
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その他、王族や純血の吸血鬼の配下ではないが、姫一派と敵対した者達はここに分類する。 ポセイ・どん 「交渉王女」に登場。山奥の湖で暮らす半漁人一族の一員。人間と同程度の大きさである他の半漁人達と異なり、山のように大きな体をしている。姫への不信感からリザと決闘するも敗れる。決闘後、原作では明らかに死んでいるようにしか見えない姿で倒れていたが、テレビアニメ版ではその後も生きている上にリザに惚れている。また、名前は原作では不明だったが、テレビアニメ版にて設定された。 首無し騎士 「疾走王女」に登場。馬に乗った騎士の姿をした怪物。笹鳴峠に出没しては、己の首を捜し求めていた。怜理曰く「戦場で無念の死を遂げた落武者とも事故死したライダーとも言われる」とのこと。原作では鎧の中身が存在しているが、テレビアニメ版では鎧を纏った霊(つまり中身が無い)になっている。またアニメ版では自分を追い抜く者が現れた時に成仏すると言われており、峠最速を自負するリザのライバルだった。本来はただ走っているだけだったが首をツェリペに盗られたため凶暴化、その後首の捜索のためにリザと一緒に来たヒロと合体してしまい、姫の手で強制的にヒロから引き剥がされ、首を取り戻して正気に戻った後はいつものようにリザと競走し、リザに追い抜かれた事で満足したのか成仏して行った。 幽霊船の怨霊 「洋上王女」に登場。巨大なサメの怨霊。取り付いている船の一室に人魚を幽閉して、船をおびき寄せては海難事故を引き起こして人の魂を喰らい続けていた。 赤錆村の覆面男 「生贄王女」に登場。ダム計画により廃村となった赤錆村において、昭和40年に発生した連続少女暴行殺人事件の犯人。車が故障したために村へ迷い込んだ姫とヒロを標的として狙った。風貌はランニングシャツとサスペンダーを装着したズボンを着た中年太りの男で、紙袋を被って顔を隠している。凶器は草刈鎌。 テレビアニメ版ではダム計画反対派のリーダーという設定になり、殺人の目的も計画賛成派の村人を老若男女無差別に狙っての犯行へと変更されている。また、原作より大柄に設定され、人間とは思えないほどの巨体になった。 姫やヒロに強い印象を残していたようで、後に「昏睡王女」の悪夢にて攻撃者としてその姿を利用される。 看守 「女囚王女」に登場。怪物刑務所の看守。何者かに買収され、リザとカロラインの決闘の最中のどさくさに紛れて、姫を陵辱しての暗殺をもくろむが、ラッドによって妨害され、ヒロに倒された。 カロライン・ルゴシュ 「女囚王女」に登場。怪物刑務所の女子監房の吸血鬼のリーダー。限られた数しか存在しない純血の吸血鬼であり、実力を鼻にかけていたが、リザとの決闘において「お前は私が今まで戦ってきた奴の中では最強ではない」と言われ、倒された。 轢き逃げ犯の怨霊 「激突王女」に登場。13年前に女性ばかりを狙った連続轢き逃げを繰り返してきた男の怨霊。魔術師の手によって怨霊化したトラックに乗り、暴走していた。 死の水先案内人 「往生王女」に登場。服を着たウサギのような姿をしている。姫がトラックに乗っていたところ、飛び出してきた猫を避けようと運転するフランドルが急ハンドルを切った弾みで車外に放出され、半死半生の狭間に立たされた時、姫を冥界へと策術を用いて連れて行こうとした。 「別人王女」にて魂となった姫と再会した際には、「我々は姫の敵ではないが、姫のように気高い魂だからこそおいでいただきたい」のだとの立場を示した。 『ナイトメア』でも「宿借王女」で姫が霊体となった際に様子を伺っている。 巨大砂漠蟲(サンドワーム) 「熱砂王女」に登場。シャーウッドがフィールドワークで訪れた砂漠に住んでいた巨大虫。現地の半魚人達の依頼を受けてシャーウッドと姫が倒すこととなる。 赤骨温泉郷の狐一族 「湯煙王女」に登場。赤骨温泉郷をテリトリーとした邪神族。温泉郷を結界で囲み、訪れる湯治客を飼育して、やがてそこから退去する者の魂を糧にしていた。 蛇の邪神族 「続・学怪王女」「蛇行王女」「八岐王女」に登場。怪異が起こるという隣町の高校にリザが潜入調査をするが、既に隣町は蛇の眷属達が丸々乗っ取っていた。人間を無差別に喰らう蛇の邪神に対し、姫と共同前線を組んだ南久阿に「神の殺し方」を教えられ、邪神の神体を破壊されることで斃された。 上総家の狐一族 「夜桜王女」「探偵王女」「回転王女」に登場。姫が幼少期に訪れていた屋敷で、殺人事件の再現を繰り返し続けていた狐の邪神族。かつて起こった殺人事件の再現の目的は真実を知ることであったが、女探偵の“鳳百合”として事件に巻き込まれた姫が真実を告げると、「お前は知り過ぎた」と一族郎党で襲おうとする。だが姫の「王国と神族との関係を見直したい」という提案を受け入れ、以後神族側からは手を出さないことを約束し、「我らとて誇り高き神」と言い残し姿を消す。 始祖吸血鬼(蝙蝠人) 「奈落王女」にてブッチーとヒロが立ち入った竜ヶ背洞に住んでいた、蝙蝠が人の姿を取ったような生物。血を糧とするなど吸血鬼のような性質も持つが、知能は低く、超音波を暗闇での目代わりに使うなど、生態はかなり蝙蝠のそれに近い。「夜勤王女」「遭遇王女」のO群警察署において人間の捕食者としても暗躍していた。現在の吸血鬼一族の祖先であるとも考えられており、令裡は一族の謎を解明するべく彼らに興味を示すも、後述の知性体や巨大な怪物に阻まれて真相は謎のままに終わった。 概念上の知性体 「円盤王女」に登場。数百年前に円盤の故障によってこの星に不時着した実体を持たない異次元の生命体。始祖吸血鬼と互恵関係を築いており、円盤の動力源にするために姫の血を狙ってブッチーに憑りつく。令裡の吸血によって宿主であるブッチーごと粛清されたのちは、基本的に彼の中で眠っている様子。「新説・学怪王女」で知性体の頭脳を狙ったイスにより一時的に呼び覚まされたほか、『怪物王女』ではブッチーにビームを打たせたりもしていた。 霊(病原体) 「別人王女」に登場。姫を妬み体を乗っ取った。その際、王族の血が蘇生効果のないただの血になってしまったため、ヒロに別人だと見抜かれた。最終的に魂となっていた姫に不死鳥の力で反撃され滅する。 真性の闇の住人(トゥルー・ダークウォーカー) 「暗闇王女」に登場。別名「なりそこない」。血を糧とする吸血鬼に近い種族だが、室内灯の明かりにさえダメージを受けてしまうほどの光に非常に弱い体であり、吸血による対象の下僕化も出来ない、令裡曰く「おぞましき者達」。干からびたミイラのような容姿をしている。 通常は地下世界に住んでいるが、キニスキーから「王族の女性を拉致監禁しより完全な存在となった」との情報を得たことより、不老不死の力を持つ王族の血があれば日の光のもとを歩けるに違いないと、王族の血を狙って姫を襲う。しかし「血の戦士となった者は血を与えられた王族に対し攻撃できない」という制限を自ら証明してしまい撤退した。 台風 「渦巻王女」に登場。笹鳴町上空に停滞していた知性を持った台風。中心部には文字通り巨大な眼が現れた。シャーウッドがモールス信号による交渉を試みたが、明確な意思疎通は出来ず、子供を返せと訴えており、姫の屋敷を襲った。去った後は、姫の屋敷の上空にあった渦巻き状の暗雲が消えていた(数話後には再び出現している)。 島の殺人鬼 「猟奇王女」に登場。リザが仮出所したアイダと再会するため出向いた島にいた殺人鬼。外見は覆面を被った人間に見えるが人狼を超えるほどの怪力の持ち主で正体は不明。ある年を基準として素数年目となる年に殺人をしており、その周期の謎を解明させて楽しむためだけに大量殺戮を行っていた。姫には「お前ほど下らぬ存在を見たことがない」と一蹴されている。 肥部 禍男(ひべ まがお) 「人狩王女」「捕獲王女」に登場。姫とリザがドライブ中に迷い込んだ山中で遭遇した覆面の男。赤錆村の覆面男と容姿が似ている。凶器は巨大な鉈。 女性を狙う連続誘拐犯で、2年前逃走中にトラックに撥ねられ死んだはずだったが、その後も事件が止まず不死身の男と噂されていた。実は蠅男が作った複製製造装置で複製を量産することにより擬似的な不死体となっていたのであり、警官に扮した男と協力して迷い込んだ旅行者を狩っていたのであった。リザにより装置内の本体を倒され、廃墟に残った複製は姫・ヒロ・リザに、外にいた複製も警官に扮した男共々、令裡とフランドルにより倒され、完全に死亡した。 警官に扮した男 「人狩王女」「捕獲王女」に登場。サングラスを掛け、警官に扮している男性。本名・正体共に不明。凶器は拳銃。 肥部禍男と協力して迷い込んだ旅行者を狩っていたのであった。姫とリザを捕らえ、令裡とフランドルを見つけ、狙うが令裡に捕らえられた上にフランドルに左手を踏み潰され、肥部禍男の複製共々、令裡とフランドルにより倒され死亡した。 生態系の種 「遊星王女」「腐海王女」に登場。自分達の全ての遺伝情報を組み込ませた「種」を他の惑星に発射し、毒ガスを噴出させながらその内部で独自の生態系を進化させ再現することにより繁栄してきた種族。 ギリアムやシャーウッドらをも自らの内部に取り込み、地球の生態系の支配を狙うも、フヒトとキザイアの戦いにより生じた熱エネルギーにより浄化され、再び宇宙へと種を発射し撤退した。 大蛸(おおだこ) 「臨海王女」に登場。地図にない港町を根城にしていた知性を持った大蛸。「謎の巨大赤蛇」が出現するという町の噂を流し、人を模した人形や張りぼてを動かしたテーマパークのような町を作り出して、そこに訪れた人間を大潮の際に町ごと水没させて喰らっていた。 訪れたシャーウッドや姫達も喰らおうとするが、姫の王族の威光の前に文字通り白旗を揚げ、怪物の王国に下った。姫は「なかなかにユニークなやつ」「斃すには惜しい」と評価していた。 鬼の風貌をした男 「怪物王女」に登場。額に般若のような角を生やした男。正式名称は不明。純血の吸血鬼である令裡を剥製にして金を得ようと狙い、笹鳴霊園の蛹田の首を蘇らせてヒロを誘き出させた。最期は炎の戦士であるヒロと知性体の力を得たブッチーにより返り討ちにされる。 幽霊 『ナイトメア』の「宿借王女」に登場。姫の屋敷を気に入り、姫達から生気を奪い乗っ取ろうとしたが、自ら服毒し霊体となった姫達に撃退された。 ジャイアントトロール 『ナイトメア』の「捕食王女」に登場。小柄な個体がアイスクリーム屋に扮して子供達を巣穴付近に誘導し、pepperの音声で誘い出し、巨体なジャイールが捕らえ捕食していた。 ヒロとブッチーを襲ったことで、リザと戦いになるが姫との交渉で王国に転居し活動を自粛することで和解した。 ベルゼブブの一族 『ナイトメア』の「不詳王女」に登場。女王の死期が近付きキニスキーの噂から王族の血を求め姫を狙った。 独自に王族の情報を集めシルヴィアを名乗り姫を屋敷に誘い拘束するが「姫が別の組に入れられた」という情報を告げた瞬間に寿命が尽きた。 ディラン 『ナイトメア』の「叙述王女」に登場。養護施設跡の廃墟を拠点とする下層吸血鬼。 吸血鬼が関わる一家惨殺事件を再現する怪現象に巻き込まれた姫が唯一の生き残りだった彼の元を訪ねたことで本性を現し殺害しようとするが、吸血鬼互助会のルールに反したとして令裡に粛清された。
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その他の敵対者
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「ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド」の記事における「その他の敵対者」の解説
「特撮ヒーローもどき」 アキラを殺すためにローゼンマンが放った刺客。「特撮ヒーローもどき」というのはアキラが仮に呼んだ名前。「仮面の男」と呼ばれることも。 いわゆる特撮番組のヒーローのような姿をしており、両手の装具には高熱を発する能力が備わっている。 ジジ達の助けを借りて逃げるアキラを執拗に追い詰める。アキラを殺すために無関係の第三者をも手にかけたクネクネ女とは異なり、その機会があったにもかかわらずジジ達には一切手を出さなかった。 アニメ版では女性の体型をしている。また、その正体も原作版とは異なっている。 美刃(メイレン) 声 - 小林ゆう アニメ版オリジナルキャラクター。ミナ姫、由紀に続く第三のヒロイン格にして、アニメ版におけるライバルキャラクター。アキラの高校の制服を着ているが、敵とも味方ともつかない思わせぶりな言動でアキラを翻弄する。常時ドロップの缶(クマー式ドロップのロゴ入り)を携帯しており、食用の他に指で弾いて飛び道具として用いることもある。その際の威力は窓ガラスを割ったりヴァンパイアに傷を負わせるほど。 正体は虎の姿に変身する一族(森の一族)の末裔。希少種として監禁されていたところを、ミナ姫や三支族とは異なる陣営の「お姫様」に救われ、ドロップを与えられた。 デスゲームでは、刺客に追われるアキラを助け「京劇男」を倒す。その後アキラに対し、ミナを見捨てデスゲームから離脱するよう説得するが受け入れられず、最終的には彼女自身の秘めた目的のためにアキラと対峙する。 A.S.O.にも名前が逆輸入されている。
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その他の敵対者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/16 15:23 UTC 版)
エミール シーズン1で登場する。グアンタナモ基地に収監されていたアルカイダたちのリーダー。仕掛け爆弾とアメリカ人殺しを趣味としており、基地へ補給にやってきた「ネイサン・ジェームズ」一行を襲撃する。食料の交渉を行っていた隙に「ネイサン・ジェームズ」の砲撃とチャンドラーらの銃撃によって死亡する。 エル・トロ (El Toro) 演 - ホセ・ズニーガ、日本語吹替 - 魚建 シーズン1で登場する。元麻薬王であり、逃亡してきた先にあったニカラグアのジャングルの集落を武力により支配する。非人道的な独裁者で、住民たちを安全を守る代わりに奴隷のように扱い、村長の娘に夜伽を強要し拒否すれば感染者がいる地域に放逐するなど非道な行いを繰り返す。ウイルスの実験のために猿の捕獲にやってきたチャンドラー一行を一時的に捕縛。装備一式を奪って開放するが、非道な行いを見過ごせなかったチャンドラーらによって襲撃を受け部下を壊滅させられる。降伏し、「ネイサン・ジェームズ」の庇護下になって安全を得ようとするが、怒る村長によって直後に刺殺される。 ウィット大佐 (Colonel Witt) 演 - パトリック・エスプリ シーズン2で登場する。ショーに仕える陸軍大佐。「ネイサン・ジェームズ」を無人攻撃機のミサイルで攻撃し、ショーの逃亡を幇助するが、最後には降伏する。 オマール 演 - アンソニー・アズィズィ シーズン4で登場するアルジェリアのテロリスト。種子バンクから疫病に耐性のある種子を盗む。バークがジョルジオ邸に仕掛けた爆薬で爆殺される。
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