その他の文化利用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/30 19:56 UTC 版)
「バタシー発電所のポップ・カルチャー利用」の記事における「その他の文化利用」の解説
1996年に発表されたパソコンゲーム "Command & Conquer: Red Alert" (en) には、発電所によく似た構造の「パワー・プラント」が登場する。また、1999年のビデオゲーム "Grand Theft Auto: London, 1969" (en) にも発電所が登場している。2001年のビデオゲーム『エースコンバット04 シャッタードスカイ』では、ミッション "Invincible Fleet" で発電所が登場する。 近年では、発電所の建物を用いてコンサートやサーカス集団シルク・ドゥ・ソレイユの公演が行われている。2000年には、シルク・ドゥ・ソレイユの運営会社が、建物を恒久的な「都市サーカス」(英: "urban circus")に作り替えてしまう計画を明らかにした。 2004年、写真家のヴェラ・ラター(英: Vera Lutter)が、発電所を舞台にした作品を撮り下ろした。彼女は貨物船用のコンテナを巨大なピンホールカメラに作り替え、それを建物の前に数日置いて撮影を行った。 2006年10月8日から11月5日、サーペンタイン・ギャラリーが発電所を用いて、展覧会 "China Power Station: Part I"(意味:中国の発電所:パート1)を開催した。展覧会では「並外れた出来で活気に満ちた、中国の新世代芸術家や建築家」(英: "an extraordinary and vibrant new generation of Chinese artists and architects")による作品が展示された。 2007年には、ピンク・フロイドのブタを模して、この年公開された映画『ザ・シンプソンズ MOVIE』を宣伝するための、巨大なスパイダーピッグ (SpiderPig) 形風船が発電所上空に浮かべられた。 2008年10月23日・24日、発電所はチャンネル4によるイベント「フリーズ」(英: "Freeze")で使用された。イベントではスノー・ジャンプや音楽演奏が行われた。 2009年発表のビデオゲーム "Colin McRae: Dirt 2" (en) では、使われなくなった発電所を疾走するレースを選択できる。発電所は2011年に発表された続編の "Dirt 3" (en) や、"Dirt: Showdown" (en) にも登場する。 2009年にBBC Radio 4で放送されたラジオドラマ "The Mouse House"(意味:ねずみの家)では、発電所を舞台としたストーリーが展開される。 2009年8月22日から、発電所はRed Bull X-Fightersの会場として使われている。 2010年4月13日には、2010年イギリス総選挙に向けた保守党のマニフェスト発表会場に用いられた。2010年5月6日・7日には、Sky Newsの選挙報道会場として発電所が用いられた。 発電所はイアン・バンクスの小説 "Dead Air" (en) のカバーに用いられている。 2011年2月28日、BBCの子ども向け番組『ブルー・ピーター(英語版)』の司会を務めるヘレン・スケルトン(英語版)が、発電所の煙突2本の間で高所綱渡りに成功した。これは「コミック・リリーフ(英語版)」と呼ばれるチャリティ番組のため行われた企画である。 2012年、携帯電話会社のEEが、発電所へプロジェクション・マッピングを行い、自社の4Gネットワークを宣伝する、英国初の4D映像を配信した。
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