その他の文化圏における名前
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/10 04:06 UTC 版)
インドについては、インド人の名前を参照。 メソポタミアのシュメールでは記録上最古の個人名としてクシムという人名(組織説も有り)が会計記録の粘土板に登場する。 ユダヤ人の名前については、ユダヤ人の姓名を参照。 エチオピア人は、ベトナムを除くインドシナ半島やマレーシア、インドネシア同様に姓・氏・苗字に当る呼称がなく、「本人名+父親名(+祖父名)」が基本である。イスラム圏の名前に似るが、クンヤ・イサブ・ニスバ・ラカブなどに当たるものはない。「アベベ・ビキラ」はアベベが本人の名、ビキラが父の名である。日本では、1960年代に活躍したアベベやマモ・ウォルデは本人名を略称として報道されていたが、1970年代以降のミルツ・イフター、ベライン・デンシモ、ファツマ・ロバ、ハイレ・ゲブレセラシェらは父親名をファミリーネームのように扱って略することが多い。「本人の特定」という意味ではこれは誤りである。
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