さんしょうとは? わかりやすく解説

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参照

読み方:さんしょう

参照とは、情報整理した考え深めたりするための手がかりとして、他の情報などに接し、元の情報対比した考え合わせたりすること。理解の手助けとして用意され情報源目をやること。

参照という行為は、もっぱら図表書籍といった文書文献)に接す行動指して用いられる。「資料照らし合わせる」という点に焦点あたっており、「資料元に考え深める」というニュアンス希薄といえる資料(や意見)を元に考え深める、という部分焦点当てる場合は「参考」という表現用いられる

「参照」は、英語では文脈に応じて refercompareseeconsult などの語に訳される

refer は「情報拠り所目を向ける」「役に立つ情報差し向ける」という意味の単語である。「引き合いに出す」「言及する」「辞書を引く」といった意味合いも含む。

compare は「比べる」という意味の単語である。並べて見比べる対照する、というニュアンスがある。

see は「見る」という意味の単語で、特に「よく見る」「目で捉える」というニュアンスがある。日本語論文など参考文献示して~を参照。」と述べ箇所英語ではsee」を使って表現される

consult は「(専門家の)助言聞く」「コンサルタント務める」という意味を中心とするが、「辞書参考書調べる」および「考慮に入れる」という意味・用法もある。

参照という表現は、これら「情報目を向ける」「並べて見比べる」「見る」「調べる・顧慮する」という意味合い包含するといえる

さん‐しょう〔‐シヤウ〕【三唱】

読み方:さんしょう

[名](スル)三度となえること。「歳を—する」


さん‐しょう〔‐シヤウ〕【三性】

読み方:さんしょう

仏語

人の性3種。善性、悪性、および善でも悪でもない中性無記(むき)性。

一切存在本性や状態のあり方を、有無・仮実などを基準として3種分けたもの。実体のない存在実体誤認する遍計所執性(へんげしょしゅうしょう)、一切存在は縁によって起こったものとする依他起性(えたきしょう)、真実の体である真如円成実性(えんじょうじっしょう)。


さん‐しょう〔‐セウ〕【三焦/三×膲】

読み方:さんしょう

漢方で、六腑(ろっぷ)の一。三つ熱源の意で、上焦は横隔膜より上部、中焦は上腹部、下焦はへそ以下にあり、体温を保つために絶えず熱を発生している器官とされるみのわた


さん‐しょう〔‐シヤウ〕【三生】

読み方:さんしょう

仏語前生今生後生三つ三世(さんぜ)。


さん‐しょう〔‐シヤウ〕【三省】

読み方:さんしょう

律令制で、太政官置かれ八省のうち、式部省民部省兵部省の称。

中国、唐の官制で、中書省門下省尚書省の称。

さんせい(三省)


さん‐しょう〔‐シヤウ〕【三章】

読み方:さんしょう

三つの章。三つ目の章。

三箇条の法の意から》簡明な規則。→法三章


さんしょう〔サンセウ〕【三笑】

読み方:さんしょう

虎渓三笑(こけいさんしょう)


さん‐しょう〔‐シヤウ〕【三賞】

読み方:さんしょう

大相撲で、殊勲賞・敢闘賞技能賞の三つの賞。その場所を勝ち越し関脇以下幕内力士で、それぞれの賞の内容にふさわしい活躍をした者に授与される


さん‐しょう〔‐シヤウ〕【三障】

読み方:さんしょう

仏語

修行とその前段階善根妨げ三つのさわり。煩悩障貪欲瞋恚(しんい)・愚痴惑い)・業障(ごっしょう)(五逆十悪の業)・報障(地獄餓鬼畜生の苦報)。

煩悩をからだの部位たとえたもの。皮煩悩障現象的な事物とらわれる惑い)・肉煩悩障誤った見解とらわれる惑い)・心煩悩障事象道理理解できないための惑い)。


さん‐しょう〔‐セウ〕【参照】

読み方:さんしょう

[名](スル)照らし合わせて参考にすること。参看。「付図を—する」


さん‐しょう〔‐セウ〕【山×椒】

読み方:さんしょう

ミカン科落葉低木山地自生付け根一対ずつとげがある長卵形小葉からなる羽状複葉雌雄異株で、春、黄緑色小花密生する。実は赤く熟し黒色の種が現れる若芽を「木の芽」といい食用に、実を香辛料に、果皮漢方健胃薬回虫駆除薬にし、材ですりこぎ作るはじかみ。《 春 花=夏 実=秋》「摺鉢(すりばち)は膝でおさへて—の/時彦」


さん‐しょう〔‐シヨウ|‐シヤウ〕【賛称/×讃称/賛賞/×讃賞】

読み方:さんしょう

[名](スル)ほめたたえること。

決断速いのは、清麿君も常に—している」〈蘆花思出の記


さん‐しょう【賛×頌/××頌】

読み方:さんしょう

[名](スル)歌に作りまた、言葉つくしてほめたたえること。


さんしょう (山椒)

ミカンのほかの用語一覧
ゴシュユ:  呉茱萸
サンショウ:  冬山椒  唐山椒  山椒  烏山椒  犬山椒
ヘンルーダ:  ヘンルーダ

さんしょ

読み方:さんしょう

  1. 鋸ノコトヲ云フ。〔第二類 金銭器具物品之部・福島県
  2. 鋸ノコトヲ云フ。〔第二類 金銭器具物品之部・岡山県
  3. 鋸ノコトヲ云フ。〔第二類 金銭器具物品之部・鳥取県
  4. 鋸ノコトヲ云フ。〔第二類 金銭器具物品之部・福岡県
  5. 鋸ノコトヲ云フ。〔第二類 金銭器具物品之部・北海道
  6. 鋸。〔第六類 器具食物
  7. 鋸を云ふ。

分類 北海道山窩岡山県福岡県福島県鳥取県


サンシヨウ

読み方:さんしょ,さんしょう

  1. 隠語ヲ始メルト云フコトナリ。〔第一類 言語及ヒ動作之部・岐阜県
  2. 隠語ノコトヲ云フ。〔第一類 言語及ヒ動作之部・山口県
  3. 囚徒並ニ犯罪常習者間隠語。〔第四類 言語動作
  4. 芝居通の用ふる陰語のことをいふ。もとは操芝居楽屋言葉から発したのである。「せんぽ」ともいふ。〔役者語〕
  5. 隠語の事。「せんぽ」又は「ちょーふ」とも云ふ。
  6. 芝居通の用いる陰語のことをいう。もとはあやつり芝居楽屋言葉から発したのである。「せんぼ」ともいう。〔芸能俳優)〕

分類 俳優囚徒並ニ犯罪常習者、山口県岐阜県役者


サンシヨー

読み方:さんしょ,さんしょう

  1. 窃盗犯ノコトヲ云フ。〔第一類 言語及ヒ動作之部・福岡県
  2. 普通窃盗犯。〔第三類 犯罪行為

分類 福岡県

隠語大辞典は、明治以降の隠語解説文献や辞典、関係記事などをオリジナルのまま収録しているため、不適切な項目が含れていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

サンショウ

(さんしょう から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/18 05:31 UTC 版)

サンショウ(山椒[5]学名: Zanthoxylum piperitum)は、ミカン科サンショウ属落葉低木である。別名はハジカミ。山地の雑木林などに自生し、和食料理に添えられる若葉は食材として木の芽とも呼ばれる。雄株と雌株が別々であり、春に葉のわきに黄緑色の花を咲かせ、雌株のみ実をつける。葉と雄花、球果に独特な香りを有し、香辛料として使われる。


注釈

  1. ^ 直訳すると「日本のコショウ」とか「日本の辛味香辛料」といった意味である。
  2. ^ 中国も原産地だとする説も存在する。香辛料の分類と特徴”. 全日本スパイス協会 (2002年). 2011年2月8日閲覧。
  3. ^ サンショウの病気としては、真菌が原因の「白絹病」と呼ばれる病気などが知られる。
  4. ^ グラインダーとは、粒状のコショウなどを粉末にするための器具である。

出典

  1. ^ a b c 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Zanthoxylum piperitum (L.) DC. サンショウ(標準)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2023年4月25日閲覧。
  2. ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Zanthoxylum piperitum (L.) DC. f. corticosum Kusaka サンショウ(シノニム)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2023年4月25日閲覧。
  3. ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Zanthoxylum piperitum (L.) DC. f. verrucatum Kusaka サンショウ(シノニム)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2023年4月25日閲覧。
  4. ^ a b 講談社編 2013, p. 112.
  5. ^ a b c d e f g h i j k 鈴木庸夫・高橋冬・安延尚文 2014, p. 120.
  6. ^ a b c d e f g h i j k l m n o 田中孝治 1995, p. 148.
  7. ^ a b 大嶋千代美 著、村上志緒 編『日本のハーブ事典 身近なハーブ活用術』東京堂出版、2009年9月、142 - 143頁。ISBN 4490106122 
  8. ^ a b c d e f g h i j k l 猪股慶子監修 成美堂出版編集部編 2012, p. 164.
  9. ^ a b c d 亀田龍吉 2014, p. 98.
  10. ^ a b c d e f 滝戸道夫「薬草百話20:サンショウ」『月刊漢方療法』第2巻第8号、1998年、p.p.638-640。 
  11. ^ a b c d e f g h i j 篠原準八 2008, p. 74.
  12. ^ a b c d e f g h i 金田初代 2010, p. 80.
  13. ^ a b c d e f 平野隆久監修 永岡書店編 1997, p. 126.
  14. ^ a b c d e f 貝津好孝 1995, p. 36.
  15. ^ 小曽戸洋「『日本薬局方』(15改正)収載漢薬の来源」『生薬学雑誌』第61巻第2号、2007年、73頁、ISSN 00374377 
  16. ^ a b c d e f g h i 岡田稔「和漢薬の選品20:山椒の選品」『月刊漢方療法』第2巻第8号、1998年、pp. 641 - 645。 
  17. ^ 佐竹(1989年)、p.280
  18. ^ a b c d e f g 田中潔 2011, p. 89.
  19. ^ a b c d e f g h i j k l m n 馬場篤 1996, p. 60.
  20. ^ 辻井達一『日本の樹木』中央公論社〈中公新書〉、1995年4月25日、106頁。ISBN 4-12-101238-0 
  21. ^ 県民の友8月号|和歌山県ホームページ
  22. ^ ぶどう山椒 の産地育成と需要拡大への取り組み ∼和歌山県有田川町∼
  23. ^ a b c 牧野富太郎「植物研究雑誌」『第五巻』第十号、1928年、p.378-380。  (PDF)
  24. ^ 飛騨農林事務所:高原山椒 (PDF)
  25. ^ サンショウ栽培品種(タカハラサンショウ・アサクラザンショウ・ブドウザンショウ)の成分比較研究 (PDF)
  26. ^ 手島茂晴「コモエの森の宝物:第6回Zanthoxylum zanthoxyloidesRutaceae:ミカン科)」(PDF)『コモエの森からの恋文』第8巻、2010年6月、p.2、2011年2月8日閲覧 
  27. ^ 佐竹(1989年)、p.278
  28. ^ 金田初代 2010, p. 81.
  29. ^ 椿叶花椒 Zanthoxylum ailanthoides Sieb. et Zucc.”. www.iflora.cn. 2018年11月19日閲覧。
  30. ^ 佐竹(1989年)、p.p.278-279
  31. ^ 朝倉さんしょ|香り高くやさしい辛味の山椒|JAたじまの特産品」
  32. ^ 養父市特産「朝倉山椒」
  33. ^ 有田の特産品:山椒”. ありだ農業協同組合. 2011年1月28日閲覧。
  34. ^ 食彩の王国#24:山椒”. テレビ朝日. 2011年1月28日閲覧。
  35. ^ a b 講談社(2007年)、p.42
  36. ^ a b c 講談社(2007年)、p46
  37. ^ a b 宮尾 茂雄. “漬物塩嘉言と小田原屋主人”. 東京家政大学・食品加工学研究室. 2023年1月12日閲覧。
  38. ^ NHK ためしてガッテン(2012年10月11日)
  39. ^ 五平餅の作り方”. とよた五平餅学会. 2011年1月30日閲覧。味噌には「※お好みで、山椒、刻んだくるみやピーナッツなど」と記してある
  40. ^ 農文協『伝承写真館日本の食文化 5 甲信越』農山漁村文化協会、2006年https://books.google.co.jp/books?id=ZxVOAQAAIAAJ ,p.13 「伊那谷の五平もち春はさんしょう味檜 1 秋はゆず味噌をつけて。」
  41. ^ 京山椒あられ”. 小倉山荘. 2011年1月30日閲覧。
  42. ^ 山椒あられ”. 七味家本舗. 2011年1月30日閲覧。
  43. ^ 実生屋の山椒餅”. NPO法人佐川くろがねの会. 2011年1月30日閲覧。
  44. ^ 餅類”. 俵屋吉冨. 2011年1月30日閲覧。
  45. ^ 樹木シリーズ26サンショウ、イヌザンショウ”. 森と水の郷あきた あきた森づくり活動サポートセンター. 2020年6月4日閲覧。
  46. ^ a b 野生植物[民間療法で利用されている種] 奄美群島生物資源Webデータベース
  47. ^ 相原傳、鈴木猛、山椒の成分に就いて (第5報) 殺虫及び魚毒成分 YAKUGAKU ZASSHI., Vol.71 (1951) No.11 P.1323-1324, doi:10.1248/yakushi1947.71.11_1323
  48. ^ 山椒は小粒でもぴりりと辛い”. コトバンク. DIGITALIO. 2023年12月10日閲覧。


「サンショウ」の続きの解説一覧

さんしょう

出典:『Wiktionary』 (2021/12/05 13:35 UTC 版)

同音異義語

さんしょう


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