魚肉
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/11 00:48 UTC 版)
上記の魚の身部分と、鶏肉や獣肉を併せた意味もあるが[1]、この記事の対象範囲ではない。
食用海洋哺乳類について
英語
英語では、単にフィッシュ(fish)またはフィッシュミート(英: Fish・Fish meat)と呼ばれる。
- アメリカ合衆国では、魚肉加工製品に対してもフィッシュミートとも呼称される。
種類
赤身(赤身魚)
白身(白身魚)
例外
なお赤身と白身の区別は、100 g当たりのヘモグロビンとミオグロビンの含有量が10 mg以上が赤身とされている[2]。
利用用途
- ヒトへの利用
- 鮮魚 - 刺身、寿司
- 焼き物 - 焼き魚 (塩焼き)
- 煮物 - 煮魚、煮込み料理
- 飯物 - 寿司、炊き込みご飯、釜飯、丼物
- 汁物 - 潮汁、鍋料理
- 揚げ物 - 唐揚げ、天ぷら、竜田揚げ、カツレツ
- 漬物 - 粕漬け、糠漬け、麹漬け、醤油漬け、塩漬け、味噌漬け(西京味噌)
- 水産加工品
部位
※部位の後ろには、その部位名称がよく用いられる魚の名称を記す。
頭部
胴体
内臓
尾鰭
- 尾 - マグロ
その他
人工魚肉
魚肉用の魚は従来、釣りや漁業により捕獲された天然魚か、養殖魚として確保される。アメリカ合衆国では、クロマグロなどを細胞培養する人工魚肉の技術が開発され、実用化されつつある[3]。
- ^ a b 『広辞苑』第5版
- ^ 赤身魚(,白身魚)と青魚の比較
- ^ 「人工魚肉、アジアで攻勢 米フィンレス・フーズが開発/魚の細胞から培養・繁殖/まずマグロ 抵抗感どう払拭」『日経産業新聞』2018年10月25日(グローバル面)2018年10月28日閲覧。
魚肉と同じ種類の言葉
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