飯物
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「立ち食いそば・うどん店」の記事における「飯物」の解説
ご飯物も提供している店舗もある。ご飯・炊き込み類・とろろ飯などの茶碗に盛るだけのもの、カレーライス・かきあげ天丼などの麺類と具が共通のもの、または稲荷寿司・おむすびなどの店舗内での調理が不要か簡単なメニューが多い。その一方で、通常の蕎麦屋のメニューのように親子丼・カツ丼・牛丼・夏季に鰻丼などの丼物を置く店もある。駅弁販売業者が運営する駅内にある店舗では駅弁を扱うところもあるが、あくまでも持ち帰り用である。
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飯物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/16 16:35 UTC 版)
日本と同様に、米飯(コム:Cơm)とおかず、汁物が食卓に並ぶが、朝食は前述のフォーであることが多く、お粥も人気がある。ご飯と汁物は、初めは別に食べていても、最終的に汁かけ飯とすることが多く、これはマナー違反にはならない。なお、ベトナム米は非常に有名であり、ベトナムの米輸出規模は世界でも有数である。飯物を提供するもっとも気軽な食堂である Cơm bình dân(コムビンザン)は、直訳すれば「平民飯」であり、日本の大衆食堂にあたる。 米飯 コムファン(cơm phận):分飯、すなわちお櫃で供された米飯を茶碗に取り分けて食べる。主に多人数向け。スープ、料理数品、お茶(中国と違い冷えたお茶も提供される)が定食として手頃な価格で提供され、ご飯はお代わり自由であることも多い。 コムディア(cơm dĩa):皿飯、すなわち平皿にご飯を盛り、上に直接おかずをのせた安価なもの。スープも供される。お茶はセルフサービスが多い。後述のコムタムであることも多い。 コムホップ(cơm hộp):箱飯、すなわちテイクアウト。スチロール製容器に入れられる。 チャオ(Cháo) 粥。人気のある朝食メニューの一つ。チャオガー(Cháo gà): 鶏粥。クァイ(Quẩy)という細長い揚げパン(中華料理の油条と同じ)をちぎって入れながら食べることもある。 チャオロン(Cháo lòng): ブタの内臓肉の入った粥。 ソーイ(Xôi) 蒸したもち米のおこわ。炒めた肉類やフライドガーリックなどを乗せて供する。軽食のほか、昼食むけにスチロールのパックに盛り付けたテイクアウトも都市部で提供されている。南部ではいろいろな色に着色される。 コムガー(Cơm gà) ベトナム風海南鶏飯。東南アジアの他の中華文化圏同様、チキンライスはベトナムでも人気が高い。ただし、チャーハンにフライドチキンを乗せたようなものも同じ名前で呼ばれるため注意すべきである。 コムタム(Cơm tấm) 砕いた米を調理した米飯。もとは脱穀の際などに出るクズ米の有効活用だったが、粒が小さくねばりが弱くなることで食感が軽くなるため朝食などで好まれる。皿に盛り、各種の具を乗せて供され、南部では主に朝食となり、夜も出す店には cơm tấm đên(夜のコムタム)の看板が出る。
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