音羽館の関係者とは? わかりやすく解説

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音羽館の関係者

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/16 15:46 UTC 版)

クラシカロイド」の記事における「音羽館の関係者」の解説

音羽(おとわ かなえ) 声 - 小松未可子 本作主人公1人。浜音高校に通う女子高校一年生16歳第一期2話時点)。一人称「私」祖母(声 - 定岡小百合)から受け継いだ洋館音羽館」の大家として、館を切り盛りしている。奏助とは幼なじみ一緒に行動することも多い。 唐突にベートーヴェンとモーツァルトが館に入り浸るようになって以来続々現れ好き勝手に振る舞うクラシカロイドたちに困惑しつつも住人として受け入れている。華族血を引くお嬢様のはずが、父である響吾が財産使い果たしたために、慎まやかな生活を強いられており、若くして苦労人部活動水泳部)にも勤しんでいる。 しっかり者真面目な性格であるが、それ故クラシカロイド達の起こす騒動にいつも頭を抱え、「全員出てけー!」と叫ぶ事もしばしばだが本当に追い出す事はしていない家賃払わない上に払う意思すら見せないベトモツにはもはや呼び捨てタメ口である。一方、弟を名乗ったワーグナーには極めて甘くワー君」と呼び慕っている。 第1期14話では逃げ出したチャイコに代わってクラクラ新メンバースカウトされ本人乗り気だったライブ直前尻込みした為にデビューする事はなかった(練習段階でも引き攣った笑顔歌っており、それがショパンの手ネット流された事で一時期「ギレドル(ブチギレアイドル)」として注目された)。 第2期終盤ショック怒り暴走したワーグナーを救う為、クラシカロイド達を説得し彼の元へ向かう。その際ワーグナー生み出した偽物の歌対峙し、戦い繰り広げ勝利の後、背中から翼を出しワーグナーのもとにたどり着き和解する等、家族想い性格見てとれる。 館は未だ入居者募集中のため、音羽館世間体を気にしてチラシ配りをする等し行動することも。 神楽 奏助(かぐら そうすけ) 声 - 島﨑信長 本作のもう1人主人公。浜音高校に通う男子高校一年生16歳一人称「俺」。妹(声 - 高未奈美)と母親(声 - 進藤尚美)がいる。歌と共にクラシカロイド振り回される日々送り、館に住みこんでいる。アイドルユニット「クラスキークラスキー」の大ファンであり、バージョン違い含めすべてのCD集めているほど。特にバダジェフスカ好きなようで、彼女のことを「バダきゅん」と呼んでいる。 あらゆる意味で「普通」の高校生で、かなりのお調子者であるが、幼馴染の歌気遣うなど時折優しい一面見せる。DTM熱中したギター持っており、将来ビッグアーティストなりたいという夢を抱く。しかし実際楽器は殆ど使えず作った曲を流せ周囲騒動起きるほどの音痴で、今のところ才能目覚める様子は無い。しかし誰の力も借りず自分の力で作った楽曲を、学園祭ステージで歌い当初題名は「ぼくは奏助」で、後に「ぼくフツウ」に変更された)、学園人気者になったことがある。但し、その理由は「訳が分からなくて面白い」ということであり、歌自体聴く人間がもがき苦しむほど壊滅的だった(その威力は妹を含む何人も救急車病院送りにするほどで、ベト一種ムジーク表現している)。音羽館にいることが多いが、厳密に音羽館住人ではなく空き部屋自分の部屋として使い機材持ち込むなどして入り浸っているだけである。ムジーク憧れ抱いており、特に初期自分習得するべくベト達にやり方聞いて真似していた。二期最終話ではムジークを出す為に山で修行をしていたが、音羽館誰もなくなり自分思い描いていた『音羽館は奏助の居場所だ』などと言われる事が叶わなくなり、「何か違ー!!」と館中で叫んだ末に音羽館ホールオルガン鍵盤叩きムジーク発動できた、ととれる描写になっていた(本人ムジークなのかは不明)。ベトに「そんなにぬるま湯が好きか」と言われるも「……うん、好き。ぬるま湯好きっ!」と答え、「そんな恥ずかしいことを堂々と……」とクラシカロイド達に引かれていた。 クラクラ2人とは第1期8話で面識持ち第1期12話ではバダメールアドレス交換したその後デート誘ったりしているが特に相手にされておらず、第2期では目に見え辛辣にせられるうになる第1期最終話25話)で、UFOに連れ込まれた際に上記の歌を披露したがそれが宇宙人激怒させ、結果的に地球の危機招いてしまう。しかし彼なりの視点宇宙人達心理見抜き地球の危機を救うべくモツムジークの力で変身し同じく変身したパッド君や歌一緒にUFO内部向かった。 「年末特別編」である第2期13話年忘れ第一回紅白ムジーク合戦ではムジーク使えないにも関わらずトップバッター務め、「ぼくフツウ」を披露会場にいた全員苦しめ、「ある意味ムジーク上の破壊力」と言わしめた。 第2期終盤ではクラクラ2人行動することが多くなったが、二人からはぞんざいな扱い受けており、バダジェフスカからは名前を「ピョン助」などと間違われ続けている。ワーグナーからも「ショウ助」と間違われていた。パッド君 声 - 石田彰 奏助が常時持ち歩く人工知能搭載型情報端末」。よく喋る。一人称「私」。主にムジーク原曲解説クラシカロイド達の元になった楽聖達の説明をしてくれる。明る子供のような喋り方で常に敬語だが、本気で怒ると暴言を吐く事もある。 普段ネットキーワード検索をしたり、動画閲覧動画楽曲内にムジーク検知した場合閲覧中でも解説をする)、ムジーク発動中の様子録画・再生する(ただし、録画した時の状況そのまま記録されているわけではなくムジークの力で踊っている人物だけが写るなど一部分のみ)のに使われている。 人工知能としてはかなり高度なアルゴリズム組まれているらしく、奏助に対して嫌味言ったり、拗ねたり、自ら情報探し出して結果報告することもある。特に機体汚される激怒する。しかし、なんだかんだ持ち主の奏助を慕っており、第2期14話では一時的に距離を取った時も奏助を想った発言ばかりしている。 第1期10話ショパンムジーク失敗して奏助一同ネット世界入り込んだ時には、右目を隠すように伸ばした水色の髪の、人間執事のような出で立ち現れ一同驚愕させた(パッド曰くイケメン敏腕執事」)。その時低く落ち着いた男性の声になり、ジョリー誘き出す為に偽の招待状流したり、ジョリー起きた変化状況推論し説明したその後、奏助達が現実世界戻ったときには通常の声に戻っていた)。第一期11話では、ショパンハッシーに餌をやろうとしてじりじりと近づいていたところをけっこうな時間をかけて励ましていたが、宅配便が来たために、あと一歩というところで最初位置戻ってしまい、「馬鹿野郎タイミング考えろバカ帰れ!」など珍しく暴言吐いた。「年末特別編」として放送され第2期13話の「紅白ムジーク合戦」では番組内紅白歌合戦総合司会として人間の姿で登場し司会進行務めたまた、第2期15話では力士鍛錬を積む音羽館面々対し親方様に貫禄をもってアドバイスするノリ良さ発揮する第1期最終話25話)ではモツムジークの力で変身した奏助が乗る飛行機になり、一瞬だけ画面執事姿のパッド君の表情表示された。 第2期14話では互いパートナー苦労している点でドヴォルザーク意気投合し新幹線大阪新世界や、岡山熊本などを旅した。(パッド自身はあくまで情報端末のため、ドヴォルザーク背中荷物括りつけられる形で乗車している)また、駅弁串カツなどの飲食できない代わりに写真SNS上げることで「食べたつもり」を楽しんでいる。ドヴォルザーク言葉については「カバリンガル」というアプリ起動させることで人間の言語変換することが可能(ネットから拾ってきたのか自身アプリ作り上げたのかは不明)。 第2期最終話25話)でハママツ市鉄道会社からPRマスコットとして活動依頼されドヴォルザーク通訳務めるべく、赤くカラーリングされたボディ接続機器もなしに自身転送したその間、奏助が持っているパッド君のボディ何の反応もなくブラックアウトしたままになっているラストシーンではPRキャンペーン務め終えたドヴォルザークとともに音羽館を再び訪れる形で帰還した。 なお、奏助がパッド君を入手した経緯については一切明かされていない音羽 響吾(おとわ きょうご) 声 - 大川透堀内賢雄代役) 歌父親全てのクラシカロイド生みの親であり、楽しいこと大好きな発明家。「音羽博士」と呼ばれている。歌幼少時の頃から研究資金費やした結果多額借金作り行方不明になる。 大幅に盛った話をして、文末に「ウソだけど」と付けて話すことが多く、その発言の信憑性のほどは定かではない。 かつてアルケー社雇われており、“究極楽器”を作る研究をしていたが、「一番素晴らし音楽作るのものはやはり人間と言い人工知能専門助手三弦と共にクラシカロイド生み出した本人いわく「適当に混ぜた出来ちゃった」。最初に作り出したバッハから、「八音」の計画協力して欲しいと頼まれ前向きに検討するが、少し時間欲しい」と答えるも、ベトモツ連れてアルケー社から逃走してしまう。 クラシカロイドとして生まれたばかりで何も分からないベトモツに餡入りギョウザ振る舞ったり、しばらくの間は3人一緒にいたが突如音羽館への地図残し2人の前から姿を消したその後借金取りアルケー社から逃げるように世界中転々としている。 第1期終盤ではアルケー社単身潜入し、「隠していた千円札回収しきただけ」と見せかけ三弦開発指揮していたオクトヴァにバックドア仕掛けており、オクトヴァ始動の際に遠隔操作機能停止させようとした。しかし電気料金滞納していた所為電気止められ失敗してしまい、歌対処任せた全ての騒動収束した後も世界中転々としているが、以前違いメールやり取りをするようになり良好な関係に戻りつつある。 第2期終盤ではワーグナー暴走状態にあることを知り日本に帰国しようとヒッチハイク続けているが同じく響吾を探し周っている日歌とバッハとはニアミス出会うことなく単独ハママツ市にたどり着いた様子競馬場馬券外れ騒いでいたところ、世界中探し回っていた日歌とバッハ合流話し合いのためにアルケー社出向くワーグナームジーク封印したのは響吾自身であり、以前から暴走兆候があったためワーグナーのためを想って行動ではあったが、全て裏目に出てしまう。 第2期最終話25話)では収束後、日歌とワーグナーとともに新たな深海の生物発見目指し旅に出る。しかし、潜水艇作るための資金不足からまたも巨額借金作ってしまうダメ父親っぷりは相変わらず様子。 響吾の声は大川透担当していたが、病気療養のため第2期終盤からは堀内賢雄代役務めた音羽歌(おとわ ひめか) 声 - 大原さやか 第2期から登場した母親前髪目元が歌によく似ている第1期冒頭置手紙残して行方知れずだったが突如帰国音羽館にいるクラシカロイド達と対面した置き手紙には「もう耐えられません、家を出ますと書かれており、第1期では「響吾に愛想を尽かして出て行った」とされていたが、実際は「響吾が家におらず、歌寂しがっているだろうから、美味しいものを作ってあげたい」という理由からアンデスヒマラヤヨーロッパ歩き渡りハチミツ探していたのが失踪原因であったその間移動費やホテル代などのお金は「足りなくなったカジノとか競馬とかで調達していた」らしく、スーツケース溢れんばかりの札束がぎっしりと詰め込まれていた(それを見たが「借金返済できる位ある」というほど)。しかし、オレオレ詐欺電話騙され有り金全部詐欺師銀行口座振り込んでしまう。モツ仕掛けた廊下イタズラに「掃除が行届いている」と思いこむなどどこかずれており、奏助でさえ「悪い人ではないが、どこか浮世離れしている」と言わしめるほどおっとりした人物少々行き過ぎだが、歌将来を気にして結婚相手探したり、産んだ覚えがないにも関わらずワタルワーグナー)に子供らしい生活の機会与えようとするなど懐の深い母性の持ち主第2期18終盤で、響吾を探すために再び旅に出たその後22話でタブレットワーグナー様子見ていたバッハ出会い2人で響吾を探し各地旅しているがニアミス出会うことなく探し回っている。なお、バッハについては「今度はずいぶん大きな息子ねぇ」とあっけらかんとした様子受け入れている。 第2期最終話25話)では収束後、響吾とワーグナーとともに新たな深海の生物発見目指し旅に出る。 ハッシー 音羽館住みついているハシビロコウ。元々は卵のままで山に捨てられていたところを響吾と日歌に拾われ家族として迎え入れられた。 クラシカロイド達が起こす騒動によく巻き込まれメイド服着せられたりなどしているが、自身も結構それに付き合う。みかんやパイナップル育てている。 第1期21話ではシューベルトが「魔王」のムジーク発動させた時は何故かDJ扮していた。 第1期最終話第25話)ではベトの力で変身した乗る巨大な鳥になり、装飾としていくつかのエンジンがついたスピーカーつけられていた。 新入りドボちゃんとは、あまり仲が良くない模様。しかし第2期1話ではドヴォルザークムジーク現れカバ機関車運転手になっていた。 基本的に音羽館面々行動に対して干渉はしないが、第2期15話では音羽館オルガン裏の秘密厨房焼き鳥(しかも包装紙にはハッシーの姿がプリントされている)を大量に作られる状況辟易し秘密厨房密かに爆破した第2期最終話25話)の最後にムジーク発動した際にタクトを振る姿が描かれ、実はムジーク使えたとも取れ描写になっているが詳しいことは説明されていない旅立つ前の響吾がハッシーの事を何か伝えようとしていたが、その事なのかも不明)。

※この「音羽館の関係者」の解説は、「クラシカロイド」の解説の一部です。
「音羽館の関係者」を含む「クラシカロイド」の記事については、「クラシカロイド」の概要を参照ください。

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